西友:チラシ見て「他社より高ければ値引き」 4日から
毎日jp.
西友は3日、他社のチラシに掲載された特売価格が西友よりも安い場合に販売価格を引き下げる「他社チラシ価格照合」制度を全387店で4日に始めると発表した。食料品や家電製品など比較可能なメーカー品が主な対象で、大手スーパーでは異例の取り組み。消費者の節約志向が強まる中、「地域最低価格」をアピールして顧客の取り込みを図る。
値引きが受けられるのは新聞の折り込みチラシを持参した顧客で、店頭の表示価格そのものは変更しない。総菜や酒、数量限定の特売商品などは除外するが、同じ都道府県内なら、家電量販店のチラシも対象となる。
西友は今年6月に米ウォルマート・ストアーズの完全子会社となり、折り込みチラシの削減や物流効率化などのコスト削減を進めてきた。野田亨最高執行責任者は「他社との価格競争に対応する体制が整った。地域で一番安い店を目指す」と話している。【小倉祥徳】
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*カメラ・PC・家電その他の量販店ではこの『他店のチラシご持参の方に限り』というセールは常態化しているが、今度は大手スーパーでもこれを始めるわけである。「1円でも安いものを」という消費者マインドの下ではこういう事態も生じて不思議はない。
私はところで『ヤースケ伝AAA』他で『安いもの探し』というシリーズも展開しているので、お時間のある人は一度寄ってやって頂戴♪
大阪の土地柄ということか、安いもの、安い店は探せばまだまだ幾らでも出て来るような気がする。京都では今の季節土産物の「千枚漬」が840円とかで売られているが、先日近所の商店街で「自家製千枚漬」が200円、別の店では250円で売られていた。グラムは調べていないが、大阪の方が量は多そうだ。あちゃ。
私の食後感を言えば、京都のものは仄かな味付けで優雅だったが、大阪製は甘酢が強烈でカブもやや厚切りだった。もちろんどちらもおいしかった。w
あと、今大手牛丼チェーンでは「吉野家」「すき家」「なか卯」が入れ替わり立代わり各種サービス合戦を繰り広げている。12/03から始まったのが吉野家の「牛丼食いてえ」キャンペーンで、これは一回食べるごとにサービス券が貰えて、券を3枚貯めると次回無料で牛丼1杯食べられるというものである。
つまりサービス期間中は3杯分の料金で4杯食べられるのだから実質25%引で換算すると1杯285円という計算だから激安と言っていいが、ただ最低3度は食べないと権利は発生しないというところがミソで、「吉牛なら毎日でも食べたい」というマニアックな人向きの企画と思う。私は牛丼は別に嫌いではないが「週1回でも多過ぎる」という感覚なのでこのセールはパスしたい。w
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独自の経済・金融法案を決定=「子ども手当」創設が柱-民主
jiji.com
民主党は3日午後の「次の内閣」で、独自の緊急経済・金融危機対策関連7法案を正式に決めた。関連法案は「子ども手当」制度の創設などが柱。高速道路料金を無料化する法案を除く6本について、今国会で、野党が多数を占める参院に順次提出し、2008年度第2次補正予算案を先送りした麻生政権との違いをアピールする考えだ。
同党の直嶋正行政調会長は記者会見で、「これから経済を回復させていくためには、内需拡大策をきちっと継続的に実行する必要がある」と述べ、同党案の必要性を強調した。
緊急対策の骨格となる子ども手当制度は、09年4月からの実施を目指す。子ども1人当たり月額2万6000円を支給する内容で、初年度に限っては1万3000円とする方向。
このほかに提出するのは、(1)道路特定財源の暫定税率廃止(2)フリーターの住宅支援や、雇用保険の給付要件見直し(3)大企業による不当な中小企業いじめ防止-など。高速道路無料化法案についても今国会提出を検討したが、制度設計に時間がかかるため来年の通常国会に先送りした。
民主党はこれとは別に、医療や介護などの分野に関する緊急対策を盛り込んだ法案を社民、国民新両党との間で調整しており、今国会中の共同提出を目指す。(了)(2008/12/03-19:33)
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歳出削減路線を転換=「別枠」財政出動を容認-来年度予算方針
jiji.com
政府は3日夜の臨時閣議で、2009年度予算編成の基本方針を決定した。世界的景気後退を受け、経済対策の拡充を求めた与党に配慮し、「状況に応じて果断な対応を機動的かつ弾力的に行う」との文言を明記。財政出動を容認し、小泉政権以来の財政再建路線を事実上、転換した。
麻生太郎首相は同日、記者団に対し、「いろいろなやり方は考えられる。与党と協議したい」と述べ、概算要求基準(シーリング)とは別枠で大型の財政出動を検討する考えを表明した。首相官邸を訪れた自民、公明両党の政調会長に対し、「経済状況の変動をかんがみて、何らかの措置を取らないといけない点がいくつかある」と語った。
基本方針は、小泉政権が「骨太の方針2006」で定めた財政再建路線に基づき7月に決定したシーリングの「維持」を打ち出したが、当初案の「堅持する」の表現を弱めた。
さらに、これまで堅持してきた社会保障費の伸びを毎年2200億円抑制する方針は、たばこ増税など新たな安定財源を確保した上で、見直す方向で調整する。河村建夫官房長官は、記者会見で「圧縮幅を狭めるのか」との質問に、「そういうことになる」と明言した。(2008/12/03-22:07)
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「年収960万円」「都バスで出勤」 西松社長「倹約動画」アクセス急増
12月3日19時55分配信 J-CASTニュース
JALの経営再建の取り組みが注目されている
経営再建中の日本航空(JAL)が、思わぬ形で海外からの注目を集めている。米CNNがJALの西松遙社長兼CEOの「倹約ぶり」を取材、その様子が放送されて、反響を呼んでいる。レポートでは、西松社長が報酬をパイロット以下にカットしたことや、都営バスで通勤している様子が紹介され、「ユーチューブ」に転載された動画のコメント欄に「米国のCEOはJALを見習うべきだ」との声が相次いでいるのだ。
■社員食堂の列に並んで会計し、昼食
CNNが東京発でJALについてのレポートを放送したのは2008年11月。西松社長が都バスで出勤したり、社員食堂の列に並んで会計し、昼食をとったりする様子が映し出されている。さらに、ナレーションでは、人件費削減の取り組みを説明する際に、「07年には、西松社長は自分の年収を9万ドルまで減らした。これは、パイロットの稼ぎよりも少ない額だ」などと紹介。
これは、JALが07年2月、07年度から4年間の中期経営計画を発表したのと同時に「社長の年収は960万円(08年3月まで)」「社長室の廃止」「社長は電車通勤」といった取り組みが始まったのを受けてのもの。JAL広報部によると、スケジュール上無理がある時や来客時以外は、原則「電車通勤と社食での昼食」なのだという。
この取り組みに対して、CNNの記者が
「世界でトップ10に入る航空会社のCEOの生活としては奇妙なのでは」
と疑問を投げかけると、西松社長は
「そんなおかしいですかね? I don't think so strange.(そんなにおかしいとは思わない) だと思うんですけど」
と、「至って当然」という様子。
さらに、レポートでは「米国のCEOは、これとは対照的だ」と続く。記者が、米議会で財政支援を求めている企業のCEOの年収が2億『ドル』 (約186億円) にのぼるケースがあることを伝えると、西松社長は
「ドル? In terms of US dollar? (米ドルで?) はぁー。ハハハ」
と、あきれた様子だった。
■「この人はすごい」といった西松社長を賞賛する声が多い
レポートが、いわば「米国の高給CEOと日本の質素なCEO」という視点で作られていたということもあり、この動画は11月23日には「JALのCEO は給料をパイロットの給料以下に減らした。他のCEOも彼から学ぶべき!」とのタイトルでユーチューブに転載され、注目を集めているのだ。12月3日19 時現在で6万9000回以上が再生され、120以上のコメントが付いている。内容はというと、
「この人はすごい」
「米国では、このような強欲と富にまみれていないCEOは珍しい」
といった、西松社長を賞賛する声が多い一方、
「日本ではCEOは、それほど価値あるものだとは認識されていないので、今回の件も、それほど驚かない」
と、冷ややかな声も散見される。
経営再建に向けての取り組みが思わぬ形で海外で注目された形だが、JALは11月7日に、09年3月期の業績予想(連結)を下方修正したばかり。営業利益は前期比69%減の280億円になりそうだとみられており、「再建は道半ば」といったところ。当分は、この「倹約ぶり」は続くことになりそうだ。
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毎日jp.
西友は3日、他社のチラシに掲載された特売価格が西友よりも安い場合に販売価格を引き下げる「他社チラシ価格照合」制度を全387店で4日に始めると発表した。食料品や家電製品など比較可能なメーカー品が主な対象で、大手スーパーでは異例の取り組み。消費者の節約志向が強まる中、「地域最低価格」をアピールして顧客の取り込みを図る。
値引きが受けられるのは新聞の折り込みチラシを持参した顧客で、店頭の表示価格そのものは変更しない。総菜や酒、数量限定の特売商品などは除外するが、同じ都道府県内なら、家電量販店のチラシも対象となる。
西友は今年6月に米ウォルマート・ストアーズの完全子会社となり、折り込みチラシの削減や物流効率化などのコスト削減を進めてきた。野田亨最高執行責任者は「他社との価格競争に対応する体制が整った。地域で一番安い店を目指す」と話している。【小倉祥徳】
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*カメラ・PC・家電その他の量販店ではこの『他店のチラシご持参の方に限り』というセールは常態化しているが、今度は大手スーパーでもこれを始めるわけである。「1円でも安いものを」という消費者マインドの下ではこういう事態も生じて不思議はない。
私はところで『ヤースケ伝AAA』他で『安いもの探し』というシリーズも展開しているので、お時間のある人は一度寄ってやって頂戴♪
大阪の土地柄ということか、安いもの、安い店は探せばまだまだ幾らでも出て来るような気がする。京都では今の季節土産物の「千枚漬」が840円とかで売られているが、先日近所の商店街で「自家製千枚漬」が200円、別の店では250円で売られていた。グラムは調べていないが、大阪の方が量は多そうだ。あちゃ。
私の食後感を言えば、京都のものは仄かな味付けで優雅だったが、大阪製は甘酢が強烈でカブもやや厚切りだった。もちろんどちらもおいしかった。w
あと、今大手牛丼チェーンでは「吉野家」「すき家」「なか卯」が入れ替わり立代わり各種サービス合戦を繰り広げている。12/03から始まったのが吉野家の「牛丼食いてえ」キャンペーンで、これは一回食べるごとにサービス券が貰えて、券を3枚貯めると次回無料で牛丼1杯食べられるというものである。
つまりサービス期間中は3杯分の料金で4杯食べられるのだから実質25%引で換算すると1杯285円という計算だから激安と言っていいが、ただ最低3度は食べないと権利は発生しないというところがミソで、「吉牛なら毎日でも食べたい」というマニアックな人向きの企画と思う。私は牛丼は別に嫌いではないが「週1回でも多過ぎる」という感覚なのでこのセールはパスしたい。w
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独自の経済・金融法案を決定=「子ども手当」創設が柱-民主
jiji.com
民主党は3日午後の「次の内閣」で、独自の緊急経済・金融危機対策関連7法案を正式に決めた。関連法案は「子ども手当」制度の創設などが柱。高速道路料金を無料化する法案を除く6本について、今国会で、野党が多数を占める参院に順次提出し、2008年度第2次補正予算案を先送りした麻生政権との違いをアピールする考えだ。
同党の直嶋正行政調会長は記者会見で、「これから経済を回復させていくためには、内需拡大策をきちっと継続的に実行する必要がある」と述べ、同党案の必要性を強調した。
緊急対策の骨格となる子ども手当制度は、09年4月からの実施を目指す。子ども1人当たり月額2万6000円を支給する内容で、初年度に限っては1万3000円とする方向。
このほかに提出するのは、(1)道路特定財源の暫定税率廃止(2)フリーターの住宅支援や、雇用保険の給付要件見直し(3)大企業による不当な中小企業いじめ防止-など。高速道路無料化法案についても今国会提出を検討したが、制度設計に時間がかかるため来年の通常国会に先送りした。
民主党はこれとは別に、医療や介護などの分野に関する緊急対策を盛り込んだ法案を社民、国民新両党との間で調整しており、今国会中の共同提出を目指す。(了)(2008/12/03-19:33)
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歳出削減路線を転換=「別枠」財政出動を容認-来年度予算方針
jiji.com
政府は3日夜の臨時閣議で、2009年度予算編成の基本方針を決定した。世界的景気後退を受け、経済対策の拡充を求めた与党に配慮し、「状況に応じて果断な対応を機動的かつ弾力的に行う」との文言を明記。財政出動を容認し、小泉政権以来の財政再建路線を事実上、転換した。
麻生太郎首相は同日、記者団に対し、「いろいろなやり方は考えられる。与党と協議したい」と述べ、概算要求基準(シーリング)とは別枠で大型の財政出動を検討する考えを表明した。首相官邸を訪れた自民、公明両党の政調会長に対し、「経済状況の変動をかんがみて、何らかの措置を取らないといけない点がいくつかある」と語った。
基本方針は、小泉政権が「骨太の方針2006」で定めた財政再建路線に基づき7月に決定したシーリングの「維持」を打ち出したが、当初案の「堅持する」の表現を弱めた。
さらに、これまで堅持してきた社会保障費の伸びを毎年2200億円抑制する方針は、たばこ増税など新たな安定財源を確保した上で、見直す方向で調整する。河村建夫官房長官は、記者会見で「圧縮幅を狭めるのか」との質問に、「そういうことになる」と明言した。(2008/12/03-22:07)
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「年収960万円」「都バスで出勤」 西松社長「倹約動画」アクセス急増
12月3日19時55分配信 J-CASTニュース
JALの経営再建の取り組みが注目されている
経営再建中の日本航空(JAL)が、思わぬ形で海外からの注目を集めている。米CNNがJALの西松遙社長兼CEOの「倹約ぶり」を取材、その様子が放送されて、反響を呼んでいる。レポートでは、西松社長が報酬をパイロット以下にカットしたことや、都営バスで通勤している様子が紹介され、「ユーチューブ」に転載された動画のコメント欄に「米国のCEOはJALを見習うべきだ」との声が相次いでいるのだ。
■社員食堂の列に並んで会計し、昼食
CNNが東京発でJALについてのレポートを放送したのは2008年11月。西松社長が都バスで出勤したり、社員食堂の列に並んで会計し、昼食をとったりする様子が映し出されている。さらに、ナレーションでは、人件費削減の取り組みを説明する際に、「07年には、西松社長は自分の年収を9万ドルまで減らした。これは、パイロットの稼ぎよりも少ない額だ」などと紹介。
これは、JALが07年2月、07年度から4年間の中期経営計画を発表したのと同時に「社長の年収は960万円(08年3月まで)」「社長室の廃止」「社長は電車通勤」といった取り組みが始まったのを受けてのもの。JAL広報部によると、スケジュール上無理がある時や来客時以外は、原則「電車通勤と社食での昼食」なのだという。
この取り組みに対して、CNNの記者が
「世界でトップ10に入る航空会社のCEOの生活としては奇妙なのでは」
と疑問を投げかけると、西松社長は
「そんなおかしいですかね? I don't think so strange.(そんなにおかしいとは思わない) だと思うんですけど」
と、「至って当然」という様子。
さらに、レポートでは「米国のCEOは、これとは対照的だ」と続く。記者が、米議会で財政支援を求めている企業のCEOの年収が2億『ドル』 (約186億円) にのぼるケースがあることを伝えると、西松社長は
「ドル? In terms of US dollar? (米ドルで?) はぁー。ハハハ」
と、あきれた様子だった。
■「この人はすごい」といった西松社長を賞賛する声が多い
レポートが、いわば「米国の高給CEOと日本の質素なCEO」という視点で作られていたということもあり、この動画は11月23日には「JALのCEO は給料をパイロットの給料以下に減らした。他のCEOも彼から学ぶべき!」とのタイトルでユーチューブに転載され、注目を集めているのだ。12月3日19 時現在で6万9000回以上が再生され、120以上のコメントが付いている。内容はというと、
「この人はすごい」
「米国では、このような強欲と富にまみれていないCEOは珍しい」
といった、西松社長を賞賛する声が多い一方、
「日本ではCEOは、それほど価値あるものだとは認識されていないので、今回の件も、それほど驚かない」
と、冷ややかな声も散見される。
経営再建に向けての取り組みが思わぬ形で海外で注目された形だが、JALは11月7日に、09年3月期の業績予想(連結)を下方修正したばかり。営業利益は前期比69%減の280億円になりそうだとみられており、「再建は道半ば」といったところ。当分は、この「倹約ぶり」は続くことになりそうだ。
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