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本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

民主党の支持率ってか。

2014-06-14 17:40:16 | web・メディア
 今朝のテレビはどこを捻ってもサッカー、サッカー、またサッカーだった。いい加減辛抱強い私も痺れを切らして、テレビは切りラジオにした。テレビは何気なくスイッチを入れてしまうがこれを「切る」となると少なからぬ「勇気」が必要とされるのだ。先日までずっと見ていた小津映画の中にも「一億総白痴化」という言葉が出て来て、ああ、昭和30年代からこの言葉はテレビに対して投げつけられていたんだなと思った。
 それでラジオに切り替えると、NHKはちょうど世論調査の結果を公表しているところだった。これが私には興味深い内容だった。

 ラジオは民主党の支持率を発表していたのだ。これが5.1%と史上最低だったというのである。私も民主党の支持率が総選挙敗戦時3%台だったということは知っていたのだが、これはどこか他局の出した数字だったようだ。
 5%でも3%でも私は一向に構わないのだが、この数字では政権与党の公明党にも及ばないという。自民党は単独で36%の支持を集めている。ついで第二党が公明党だということになる。野党全体でも10.2%の支持しかないのである。NHKの出した数字に大きな過誤が無いとすれば、弱小諸派が醜くもどんぐりの背比べをして『野党第一党』の座を争っていることになる。
 テレビ各局一列横並びの『サッカー狂乱報道』の影で、この国の行く末が決められようとしているのである。
 公明党はついに安倍ポンに屈服し妥協つつあるかのような報道が今為されている。
「内閣から離脱させられるのは嫌だ」と公明幹部は言っているのだそうだが、これについては、メディアが今まさに大政翼賛化しつつあるという証左だという印象を私は持っている。いよいよ「もの言えば唇寒し」の時代の到来なのである。

 ラジオでは民主党は主婦層にも嫌われていると解説していた。4%台の支持率しかないのである。この数字は公明党の5%にも及ばない。公明よりも主婦たちに嫌われているのだ。
 民主党が政権奪取した際の主要な原動力の一つが主婦層だったことは誰もが認めるところだろう。その人たちに愛想をつかされてしまったのであるから救われない。その責任は全て民主党自身にある。

 「若者を戦場に送るな」「亭主・息子を戦場に送るな」という、これが主婦層の暗黙のうちのメイン・スローガンではなかったのか。もはやその声は安倍ポンによって蹴散らされ掻き消されてしまったのか。
 若者たちは「強い日本」を求めているのだという。これは「国威発揚」であり「ナショナリズムの高揚」である。
 何を根拠に言うのか「もう近隣諸国にペコペコするのはコリゴリだ!」とばかものたちが言っているのだそうだ。ではそれら近隣諸国たる「中・韓・北」あるいはロシアは我が国に対して一体どういったスタンスなのか。
 私は、彼らはひょっとして「日本を暴発させたい」のではないかと疑っている。
「20年後には日本なんて国はありませんよ♪」と笑って言っていたのは中国高官ではなかったか。
 安倍ポンは「暴発」させるには相応しい、うってつけのノータリンである。そんなばか者を日本人は支持して已まないのであるから、これはもう、我々は行くべきところまで行くしかないのではないかと私は思う。


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