1.武闘派黒社会
この映画には例の押尾学が出ている。しかも、主演の的場浩司(リュウ「=本名は張飛」役)と双璧を成す最も重要な役どころ・成島ユウジとしてである。押尾が主演級で出演している映画など今はそうそう映画館で見られるものではないだろう。w
(以下ねたばれ)
リュウは幼い頃文化大革命の渦中で母親に自殺され、「生き延びるため」日本にやって来る。父親はリュウら母子を見捨てた日本人・笠井六郎(根岸徹)であるが、日本で中国人マフィア「黒社会」の殺し屋をしているうち二人は偶然再会を果たす。今は新宿南署で仲間からは無能呼ばわりされながら刑事をしているその笠井(根岸)は実は重度のシャブ中毒患者でユウジ(押尾)の部屋で注射を打っている。自分を実の息子のように可愛がってくれる彼を気遣い、何かと注意するのが、小さなポルノショップをやっているユウジであるから、十年後刑事事件にまで発展した押尾の実生活と重ね合わせるとこちらは人生の皮肉を感じさせられ、笑わされる。
未成年だったユウジが組長の命令で自分の親同然だった兄貴分の組幹部・藤沢(哀川翔)を射殺し服役している間に、同じ兄弟分だった赤井イサオ(川本淳一)は組のトップに成り上がっており、イサオは藤沢を殺したユウジを許せないでいた。組はアヘンの代金支払いを巡って中国人黒社会と対立する。
そういった人間関係の中へ割り込んでくるのがデリヘル嬢・菅野鳴海(中園りお)で、彼女は組から大量のアヘンを持ち逃げした実の父親の元へ偶然派遣され、彼と禁断の情を交えながらビール瓶で撲殺し、アヘンを奪って逃げる・・。
まあそれなりに楽しめる映画だったが、役者層が薄く本も稚拙で重厚感に乏しく、私には出来栄えが今一つという印象だった。
スタッフ - 〈実録外伝〉武闘派黒社会 GOKUDO STREET
監督 那須博之
製作 土川勉
プロデューサー 小野克己 横山和幸
脚本 那須真知子
企画 武内健 佐々木志郎
撮影 森勝
音楽 埜邑紀見男
音楽プロデューサー 石川光
主題曲 jeanne ジャンヌ
選曲 薄井洋明
〈実録外伝〉武闘派黒社会 GOKUDO STREET(1999) - goo 映画
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2.港祭りに来た男
マキノ雅弘監督作品であるが、これはまた古い映画である。この映画が公開された1961年というとほぼ半世紀前の話で、私はまだ小学校六年生だった。当時はまだ映画が一般庶民の娯楽の王様で、隔世の感がある。w
物語は七夕の「織姫・彦星」の伝承になぞらえた恋愛もの仕立てになっていて、殿様に恋仲の女性を召抱えられ町を捨てた漁師・彦一(大友)が、十年の時を経て旅の一座の居合抜きの達人・大力大五郎として戻って来て以降の波乱の顛末を描く。
藩主役は沢村宗之助と言って、笑顔に愛嬌がある時代劇悪役の常連である。
女優陣では丘さとみ(お夕)、 千原しのぶ(お陽)、花園ひろみ(お光)と、当時美貌の懐かしい顔ぶれが並んでいる。
出色だったのは一座の口上師仙六役の堺駿二で、息子のマチャアキも口も芸も達者な人だが、見ていて総合的にまだ先代の芸域には達していないような気がした。
港祭りに来た男(1961) - goo 映画
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3.新網走番外地 大森林の決斗
BIGLOBE VIDEOSTOREによると:(ネタばれあり) ↓ ↓
ダンプ運転手の末広勝治は、些細な道交法違反がもとで起こした公務執行妨害等で網走刑務所に送られこととなった。そこで、勝治はその男気から人気者となる。そんな中、受刑者のボス的存在の嵐田産業の次男・源二とその一味は、勝治の囚人仲間・庄司富士夫を痛めつけようとつけ狙っていた。何故なら、富士夫の死んだ父親が、嵐田の両親を自殺に追い込んでいたからだった。そして、娑婆にいる嵐田兄弟は富士夫の実家の庄司木材にも圧力をかけていた。勝治が富士夫を助けるため、源二一派との争いが絶えない状況となる。この争いに所長以下の看守たちは、住吉農場と呼ばれる郊外作業場へ送ることを決める。
夏の北海道が"番外地の健"を呼んだ!空前のヒットシリーズ第14作目。北海道の雄大な大森林とお馴染みの網走刑務所内部。網走男・末広勝治と懲役囚たちの素っ裸の友情や、獄中と大自然を背景とした争いを描きながら、ラストには山火事の真っ只中で悪徳暴力団との凄絶な血みどろの斗いを繰り広げる。
・・となっている。
昔人気があったこのシリーズは能でいうところの「序破急」の構造を持っていて、最初は緩慢で牧歌的なまでの流れの中で、受刑者らが服役するに至った経緯や所内の生活の一端を紹介して行くのだが、その中で刑務官や彼らとつるんで利権を漁る外部の人間、同じ受刑者のうちで牢名主・頭のような役割を果たしてこれを補佐する男とその一党・・の悪事が次々と露わになり、最後に受刑者仲間を殺された主人公が単独で悪の巣窟に殴り込みをかけて大団円を迎えるという、おおまかに言ってそういうストーリー展開であり、爛熟した「古典的東映やくざ映画」の一つのバリエーションなのである。
東映は昭和30年代「時代劇」で一世風靡し、次に40年代には健さん・鶴田浩二・お竜さんらの「やくざ映画」をヒットさせ、この「勧善懲悪」的やくざ映画がマンネリに陥ると今度はそのアンチとして「仁義なき・・」のシリーズで「悪と悪が血で血を洗う抗争」を描いてこれもヒットさせ、やがて松竹の「男はつらいよ」のシリーズに人気を攫われるとこれに対抗して、同じ文太さんで「トラック野郎」のシリーズを立ち上げるが、これは脚本(構想)そのものが貧困であまり面白いシリーズとはなり得なかったように思う。
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疑惑も「世襲」 小泉進次郎事務所費「三重計上」
【政治・経済】
2010年6月11日 『日刊ゲンダイ』掲載
自民党は民主党を批判できるのか
いきなり菅新政権の閣僚たちを襲った「事務所費疑惑」噴出に、自民党が調子づいている。石破政調会長は「当然辞任に値する。首相の任命責任も問われるべき」と鼻息が荒いが、思い上がらない方がいい。今や党内きっての“人気者”小泉進次郎が親父から事務所費疑惑まで「継承」していたのを知っているのか。
横須賀市中心部にあるテナントビルの一室。表札には「自民党神奈川県第11選挙区支部」の名はあるが、「あるべきはずの政治団体」の名はない。支部にいた女性スタッフは「分かる人が出払っていて何も答えられない」と繰り返すのみ。事務所内はとても、2つの政治団体が同居しているようには見えなかった。
あまり知られていないが、国会で事務所費疑惑を追及された政治家の元祖は、進次郎の父・小泉元首相だ。03年3月、参院予算委で民主党の桜井充議員が質問した。
「総理の自宅の敷地内で、なぜ家賃が発生するのか」
疑惑の舞台は、横須賀の小泉の実家にあるプレハブ小屋。実弟が代表の政治団体「小泉純一郎同志会」が、プレハブに「主たる事務所」を置きながら、家賃などの「事務所費」を計上していた。金額は毎年、約500万円に上った。
この時、小泉は「政治には、目に見えない部分がある」とはぐらかしたが、質問の13日後に異変が起きた。同志会が「主たる事務所」を前出のテナントビル内に変更。小泉が支部長を務めた自民党第11支部と同じ場所だった。
「約110平方メートルの事務所の家賃は、月約40万円。管理費や駐車場代を含め、多めに見積もっても年間600万円程度です」(地元不動産業者)
自民党第11支部は事務所費として約700万円を計上、新たに同居した同志会も移転前と変わらず約500万円を計上した。ビルのオーナーは当時、一部報道に「家賃は変えていない。2団体分は受け取っていない」と証言した。
民主党議員は国会で再三、「家賃の二重計上ではないか」と追及したが、小泉は「政治活動は、議員それぞれ」と、またもやゴマカシ答弁で逃げ切った。その後も、二重家賃計上の状態は変わることなく、小泉は詳細な説明を拒んだまま、政界を離れてしまった。
●親父の代からの“使途不明”6億円はどこに消えた
「同志会は事務所費以外の支出も使途不明で、収入の大半は小泉元首相の資金管理団体からの寄付で賄っていました。元首相の引退に伴って昨年に解散するまでの約30年間で、寄付総額は6億円を突破します。同志会をトンネルにして巨額の政治資金を流用してきた疑いがあるのです」(民主党関係者)
疑惑の構図は、進次郎にも引き継がれた。進次郎が後継指名された08年の政治資金収支報告書によれば、解散前の同志会と自民党支部に加え、新たに進次郎の資金管理団体「泉進会」と政治団体「小泉進次郎同志会」が、同じ前出のテナントビルの事務所に“同居”。泉進会を除く3団体が、別々に家賃などの事務所費を計上していた。
内訳は政党支部が約609万円、同志会が約379万円、進次郎同志会が32万円。総額約1020万円という“疑惑の三重計上”である。
日刊ゲンダイ本紙は進次郎の事務所に文書で質問したが、10日までに回答はなかった。
自民党が菅政権を攻撃するなら、小泉親子の事務所費疑惑を解明してから出直した方がいい。
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この映画には例の押尾学が出ている。しかも、主演の的場浩司(リュウ「=本名は張飛」役)と双璧を成す最も重要な役どころ・成島ユウジとしてである。押尾が主演級で出演している映画など今はそうそう映画館で見られるものではないだろう。w
(以下ねたばれ)
リュウは幼い頃文化大革命の渦中で母親に自殺され、「生き延びるため」日本にやって来る。父親はリュウら母子を見捨てた日本人・笠井六郎(根岸徹)であるが、日本で中国人マフィア「黒社会」の殺し屋をしているうち二人は偶然再会を果たす。今は新宿南署で仲間からは無能呼ばわりされながら刑事をしているその笠井(根岸)は実は重度のシャブ中毒患者でユウジ(押尾)の部屋で注射を打っている。自分を実の息子のように可愛がってくれる彼を気遣い、何かと注意するのが、小さなポルノショップをやっているユウジであるから、十年後刑事事件にまで発展した押尾の実生活と重ね合わせるとこちらは人生の皮肉を感じさせられ、笑わされる。
未成年だったユウジが組長の命令で自分の親同然だった兄貴分の組幹部・藤沢(哀川翔)を射殺し服役している間に、同じ兄弟分だった赤井イサオ(川本淳一)は組のトップに成り上がっており、イサオは藤沢を殺したユウジを許せないでいた。組はアヘンの代金支払いを巡って中国人黒社会と対立する。
そういった人間関係の中へ割り込んでくるのがデリヘル嬢・菅野鳴海(中園りお)で、彼女は組から大量のアヘンを持ち逃げした実の父親の元へ偶然派遣され、彼と禁断の情を交えながらビール瓶で撲殺し、アヘンを奪って逃げる・・。
まあそれなりに楽しめる映画だったが、役者層が薄く本も稚拙で重厚感に乏しく、私には出来栄えが今一つという印象だった。
スタッフ - 〈実録外伝〉武闘派黒社会 GOKUDO STREET
監督 那須博之
製作 土川勉
プロデューサー 小野克己 横山和幸
脚本 那須真知子
企画 武内健 佐々木志郎
撮影 森勝
音楽 埜邑紀見男
音楽プロデューサー 石川光
主題曲 jeanne ジャンヌ
選曲 薄井洋明
〈実録外伝〉武闘派黒社会 GOKUDO STREET(1999) - goo 映画
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2.港祭りに来た男
マキノ雅弘監督作品であるが、これはまた古い映画である。この映画が公開された1961年というとほぼ半世紀前の話で、私はまだ小学校六年生だった。当時はまだ映画が一般庶民の娯楽の王様で、隔世の感がある。w
物語は七夕の「織姫・彦星」の伝承になぞらえた恋愛もの仕立てになっていて、殿様に恋仲の女性を召抱えられ町を捨てた漁師・彦一(大友)が、十年の時を経て旅の一座の居合抜きの達人・大力大五郎として戻って来て以降の波乱の顛末を描く。
藩主役は沢村宗之助と言って、笑顔に愛嬌がある時代劇悪役の常連である。
女優陣では丘さとみ(お夕)、 千原しのぶ(お陽)、花園ひろみ(お光)と、当時美貌の懐かしい顔ぶれが並んでいる。
出色だったのは一座の口上師仙六役の堺駿二で、息子のマチャアキも口も芸も達者な人だが、見ていて総合的にまだ先代の芸域には達していないような気がした。
港祭りに来た男(1961) - goo 映画
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3.新網走番外地 大森林の決斗
BIGLOBE VIDEOSTOREによると:(ネタばれあり) ↓ ↓
ダンプ運転手の末広勝治は、些細な道交法違反がもとで起こした公務執行妨害等で網走刑務所に送られこととなった。そこで、勝治はその男気から人気者となる。そんな中、受刑者のボス的存在の嵐田産業の次男・源二とその一味は、勝治の囚人仲間・庄司富士夫を痛めつけようとつけ狙っていた。何故なら、富士夫の死んだ父親が、嵐田の両親を自殺に追い込んでいたからだった。そして、娑婆にいる嵐田兄弟は富士夫の実家の庄司木材にも圧力をかけていた。勝治が富士夫を助けるため、源二一派との争いが絶えない状況となる。この争いに所長以下の看守たちは、住吉農場と呼ばれる郊外作業場へ送ることを決める。
夏の北海道が"番外地の健"を呼んだ!空前のヒットシリーズ第14作目。北海道の雄大な大森林とお馴染みの網走刑務所内部。網走男・末広勝治と懲役囚たちの素っ裸の友情や、獄中と大自然を背景とした争いを描きながら、ラストには山火事の真っ只中で悪徳暴力団との凄絶な血みどろの斗いを繰り広げる。
・・となっている。
昔人気があったこのシリーズは能でいうところの「序破急」の構造を持っていて、最初は緩慢で牧歌的なまでの流れの中で、受刑者らが服役するに至った経緯や所内の生活の一端を紹介して行くのだが、その中で刑務官や彼らとつるんで利権を漁る外部の人間、同じ受刑者のうちで牢名主・頭のような役割を果たしてこれを補佐する男とその一党・・の悪事が次々と露わになり、最後に受刑者仲間を殺された主人公が単独で悪の巣窟に殴り込みをかけて大団円を迎えるという、おおまかに言ってそういうストーリー展開であり、爛熟した「古典的東映やくざ映画」の一つのバリエーションなのである。
東映は昭和30年代「時代劇」で一世風靡し、次に40年代には健さん・鶴田浩二・お竜さんらの「やくざ映画」をヒットさせ、この「勧善懲悪」的やくざ映画がマンネリに陥ると今度はそのアンチとして「仁義なき・・」のシリーズで「悪と悪が血で血を洗う抗争」を描いてこれもヒットさせ、やがて松竹の「男はつらいよ」のシリーズに人気を攫われるとこれに対抗して、同じ文太さんで「トラック野郎」のシリーズを立ち上げるが、これは脚本(構想)そのものが貧困であまり面白いシリーズとはなり得なかったように思う。
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疑惑も「世襲」 小泉進次郎事務所費「三重計上」
【政治・経済】
2010年6月11日 『日刊ゲンダイ』掲載
自民党は民主党を批判できるのか
いきなり菅新政権の閣僚たちを襲った「事務所費疑惑」噴出に、自民党が調子づいている。石破政調会長は「当然辞任に値する。首相の任命責任も問われるべき」と鼻息が荒いが、思い上がらない方がいい。今や党内きっての“人気者”小泉進次郎が親父から事務所費疑惑まで「継承」していたのを知っているのか。
横須賀市中心部にあるテナントビルの一室。表札には「自民党神奈川県第11選挙区支部」の名はあるが、「あるべきはずの政治団体」の名はない。支部にいた女性スタッフは「分かる人が出払っていて何も答えられない」と繰り返すのみ。事務所内はとても、2つの政治団体が同居しているようには見えなかった。
あまり知られていないが、国会で事務所費疑惑を追及された政治家の元祖は、進次郎の父・小泉元首相だ。03年3月、参院予算委で民主党の桜井充議員が質問した。
「総理の自宅の敷地内で、なぜ家賃が発生するのか」
疑惑の舞台は、横須賀の小泉の実家にあるプレハブ小屋。実弟が代表の政治団体「小泉純一郎同志会」が、プレハブに「主たる事務所」を置きながら、家賃などの「事務所費」を計上していた。金額は毎年、約500万円に上った。
この時、小泉は「政治には、目に見えない部分がある」とはぐらかしたが、質問の13日後に異変が起きた。同志会が「主たる事務所」を前出のテナントビル内に変更。小泉が支部長を務めた自民党第11支部と同じ場所だった。
「約110平方メートルの事務所の家賃は、月約40万円。管理費や駐車場代を含め、多めに見積もっても年間600万円程度です」(地元不動産業者)
自民党第11支部は事務所費として約700万円を計上、新たに同居した同志会も移転前と変わらず約500万円を計上した。ビルのオーナーは当時、一部報道に「家賃は変えていない。2団体分は受け取っていない」と証言した。
民主党議員は国会で再三、「家賃の二重計上ではないか」と追及したが、小泉は「政治活動は、議員それぞれ」と、またもやゴマカシ答弁で逃げ切った。その後も、二重家賃計上の状態は変わることなく、小泉は詳細な説明を拒んだまま、政界を離れてしまった。
●親父の代からの“使途不明”6億円はどこに消えた
「同志会は事務所費以外の支出も使途不明で、収入の大半は小泉元首相の資金管理団体からの寄付で賄っていました。元首相の引退に伴って昨年に解散するまでの約30年間で、寄付総額は6億円を突破します。同志会をトンネルにして巨額の政治資金を流用してきた疑いがあるのです」(民主党関係者)
疑惑の構図は、進次郎にも引き継がれた。進次郎が後継指名された08年の政治資金収支報告書によれば、解散前の同志会と自民党支部に加え、新たに進次郎の資金管理団体「泉進会」と政治団体「小泉進次郎同志会」が、同じ前出のテナントビルの事務所に“同居”。泉進会を除く3団体が、別々に家賃などの事務所費を計上していた。
内訳は政党支部が約609万円、同志会が約379万円、進次郎同志会が32万円。総額約1020万円という“疑惑の三重計上”である。
日刊ゲンダイ本紙は進次郎の事務所に文書で質問したが、10日までに回答はなかった。
自民党が菅政権を攻撃するなら、小泉親子の事務所費疑惑を解明してから出直した方がいい。
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