本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

新世界「国際劇場」上映中♪

2010-06-13 23:14:07 | 
1.エンブレス 運命の戦い

allcinemaによると: ↓ ↓

エンプレス―運命の戦い―(2008)
原題:江山美人 AN EMPRESS AND THE WARRIORS
メディア 映画
上映時間 95分
製作国 香港
公開情報 劇場公開(ツイン)
初公開年月 2009/04/04
ジャンル アクション/歴史劇

監督: チン・シウトン
脚本: ジェームズ・ユエン
チャコール・タン
チン・シウトン
チュン・ティンナム
武術指導: チン・シウトン

出演: ドニー・イェン 雪虎
ケリー・チャン 燕飛児
レオン・ライ 段蘭泉
グオ・シャオドン 胡覇

【解説】
 身分違いの悲恋物語として知られる中国の古い説話“江山美人”をモチーフに、「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」のチン・シウトン監督が映画化した武侠アクション。出演は「インファナル・アフェアIII 終極無間」のケリー・チャンとレオン・ライ、「HERO」のドニー・イェン。
 中国戦国時代。隣国の趙国との長きにわたる泥沼の戦争ですっかり疲弊してしまった燕国。ある時、国王が討たれ、側近の将軍・雪虎に全権を託して絶命する。雪虎は王の甥で王位継承を目論む胡覇将軍を退け、王女・燕飛児を王位継承者に指名し、自ら後見役となり、武術と帝王学を授けていく。しかし、飛児は胡覇が差し向けた刺客に襲われ深手を負ってしまう。瀕死となった飛児を、山奥で隠遁生活を送る元軍人の段蘭泉が救う。蘭泉の献身で次第に回復していく飛児。そんな2人の間にやがて恋心が芽生えていくが…。

・・となっている。
 山奥で隠遁生活を送る段蘭泉というのは「朔月戦士」というかつて最強と言われた武人集団の唯一人の生き残りであり、何故か熱気球を自作して大空を翔ることに執念を燃やしている。
 監督はロープ技を使った特撮が得意な人だそうで、言われてみれば(タイトルは忘れたが)私も彼の作品は見た記憶がある。ああいう曲芸団のような芸当は中国系の人たちの得意技で日本映画ではまずお眼にかかれない。

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2.作戦 THE SCAM

 韓流ドラマにはなぜか私は辟易していて、テレビで始まるとすぐ他のチャンネルに変えてしまう程だが、このところ韓国映画を2本続けて見て、映画の方は「これは相当面白いぜ♪」と感銘を受けているのである。

 goo映画によると: ↓ ↓

5年前、一発逆転人生を狙って手を出した株取引に失敗し、あっという間に全財産を失ったカン・ヒョンス。死んだつもりで再び株を学び直した彼は、デイトレーダーとして腕を磨き、ある株の取引で大金を手にする。しかし、それは暴力団あがりの投資会社代表ファン・ジョングが仕掛けた仕手株だった。仕手戦に失敗したジョングはヒョンスの居場所を突き止め身柄を拘束するが、彼の実力を知って600億ウォン級の仕手戦のメンバーとしてスカウト。テサン土建の大株主パク・チャンジュ、証券会社のエリート社員チョ・ミニョン、在米韓国人のファンドマネージャー、ブライアン・チョイ、そして、資金源であるユ・ソヨンらと共に前代未聞の“作戦”が始まる。(作品資料より)
[ 2010年1月16日公開 ]

・・ということで、私は韓国の株の話など全然わからないのだが映画は面白かったし、役者さんたちはみな芸達者で、とりわけ仕手戦の資金元のユ・ソヨンを演じる女優さんが色っぽくてお気に入りだった。ポッ。

作戦-The Scam - goo 映画作戦-The Scam - goo 映画

cf.パク・ヨンハ インタヴュー

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3.監獄島

goo映画では: ↓ ↓

絶海の孤島に、世界各国から10人の囚人が集められた。彼らは、ある富豪のTVプロデューサーが企画する番組に、参加するために集まった死刑囚たち。その番組とは、30時間以内に最後の1人になるまで殺し合いを繰り広げ、その模様をインターネット上の番組で生中継するというもの。もし、参加者が制限時間内に全員を殺すことができなければ、足に巻きつけられた時限爆弾が爆発する。生き残った一人には自由が保障されている。島の至る所にはり巡らされた TVカメラが、彼らの殺し合いを24時間撮影。そして、カメラの向こうには、世界中からこの生中継を見ている視聴者たちが…。

“史上最凶のタフ野郎”との異名を持ち、挑発的な言動や、ビール片手に我が道を行く荒くれ者のスタイルで、アメリカ・プロレス界屈指の異端児として人気を博し、通算6度のWWE王座を獲得したスーパースター、スティーブ・オースチンが初主演を飾るアクション映画。現役時代に鍛え上げられた強靭な肉体で、格闘技とストリートファイトを融合させた、壮絶なリアルファイトを繰り広げる。監督は、『ハード・トゥ・ダイ』でカルト的な人気を博したスコット・ワイパー。(作品資料より)

・・となっているが、「監獄島」という邦題は(意図してのものかも知れないが)「意訳」というよりは誤訳であり、私はこの誤訳は良くないと思う。「殺人ゲーム」の舞台となった「島」と「監獄」とはプロデューサーが連結しただけの話で直接的な関係はない。
 ともあれ絶海の孤島へ死刑囚を集めて殺し合いをさせ、その実況中継を全世界にインターネット配信するという狂気の試みが実行に移されたわけで番組は瞬間1,200万のヒットにまで上り詰めるのであるが、最後は「需要があって供給がある。クレジットカードで料金を支払ってまで暴力や殺人の現場を見たがる我々視聴者にこそ責任がある」というTVレポーターのやけに分別臭いお利口さん発言で締めくくっていた。まるでこの映画を喜んで(かどうか)見ている我々に主要な責任があるかのような口ぶりだが、「だったらこんな映画作るなよ!」とこちらは言いたくなり「それを言っちゃあおしまいよ」となるわけだが、一般に映画の最後で能書きを垂れるなど「愚の骨頂」であり、どっちにしたって我が人類史と人間同士の殺し合い=相互殺戮とは切っても切れない関係にあるのである。

監獄島 - goo 映画監獄島 - goo 映画

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世論に翻弄される民主党政治の行方
【政治・経済】
2010年6月12日 『日刊ゲンダイ』掲載
世論調査を濫用するマスコミの罪

 イヤハヤ、驚くばかりのはしゃぎようだ。民主党から威勢のいい声が飛んでいる。「参院選は負けない」「改選議席の54は堅い」「いやいや単独過半数の60も夢じゃない」――。
「郵政法案を成立させる」という国民新党との約束を反古(ほご)にしてまで、7月11日に参院選を行うことを決めたのも、いま選挙をやれば負けないという自信の裏返しである。
 民主党が強気になっているのは、もちろん期待以上に支持率が上昇しているからだ。
 菅内閣の支持率は、鳩山内閣の17%から60%に急伸。参院比例区の投票先も、10日前まで「民主20%、自民20%」と並ばれていたのに、「民主39%、自民13%」と3倍の差をつけている。3年前、小沢民主党が参院選で60議席の圧勝を果たした時以上の数字である。
 しかし、こんなおかしな話はないのではないか。菅内閣は「脱小沢」を掲げただけで、まだなにも仕事をしていない。鳩山政権の継承を公言し、大臣もほとんどが再任だ。なのに、支持率が急回復するなんてバカげている。いったい、日本の世論はどうなっているのか。
「政治家に対する評価は、本来、実績や理念に対して下されるものです。ところが、最近の有権者は政治家の『キャラ』や、その時の『気分』で判断している。舛添要一を『総理にふさわしい政治家』のトップに選んでいたのが典型です。菅内閣が誕生した途端、あっという間に順位を下げている。本気で舛添総理を望んでいたわけではなかったということです。いかに世論がいい加減かを証明している。残念ながら、まだ日本の民主政治は成熟していないということです」(政治評論家・本澤二郎氏)
 ちなみに、内閣支持率のトップ5は、すべて平成に入ってからの内閣だ。1位小泉純一郎、2位鳩山由紀夫、3位安倍晋三、4位細川護煕、5位福田康夫。
 60年前、日本の民主主義の成熟度について、マッカーサーは「日本は12歳の少年だ」と語っていた。あの頃から、国民の政治レベルは上がっていない。むしろ、劣化しているのではないか。

●メディアが巧妙に作り出す国民世論
 恐ろしいのは、日本の大手メディアが、いい加減な世論調査の結果を「錦の御旗」にし始めていることだ。
 もちろん、国民の声を尊重するのは当然だ。しかし、ここまで世論調査に乗っかって報道するメディアは先進諸国ではあり得ない。
 本来、ジャーナリズムは「政治はこうあるべきだ」と自分たちの考えを国民に提示するもの。たとえ国民世論とぶつかっても、正しいと信じる論調を掲げ、国民に呼びかけるものだ。欧米のメディアはそうしている。世論調査の結果を基に報道しているようでは、メディアの意味がない。
 そもそも、毎月のように世論調査を実施しているのは、日本くらいのものだ。欧米のマスコミは、これほど頻繁に世論調査などやらない。やる場合も、第三者の調査機関と協力して実施している。メディア自身が行えば、客観性が損なわれるからだ。
 最大の問題は、世論調査を濫用(らんよう)することで自分たちの都合のいいように世論を誘導していることである。
「たしかに世論調査を見る限り、国民世論はいい加減です。深く考えているとは思えない。しかし、責任は大手メディアにあります。国民の判断材料はマスコミ報道しかないからです。たとえば、小沢一郎に対する報道です。あれだけ連日連夜、『小沢=悪』という印象を振りまけば、普通の国民は世論調査で『小沢ノー』と答えますよ。もし、新聞・テレビが、検察の暴走を批判していたら世論は違っていたでしょう。ひどいのは、自分たちで小沢一郎をワル者にしておきながら、世論調査の結果が小沢一郎に批判的に出ると、第三者を装って『小沢辞めるべき 80%』などと報じていることです。マッチポンプもいいところです」(政治評論家・山口朝雄氏)
 世論調査を基にメディアが小沢一郎の批判をすると、また世論調査の数字が小沢に厳しくなるの繰り返し。日本の世論はこうして作り上げられていく。こんな世論調査にどんな意味があるのか。

●民主党はいますぐ「世論調査政治」をやめろ
 こんないい加減な世論に乗っかって、民主党は大丈夫なのか。世論調査の結果をうのみにして「参院選は負けない」「単独過半数も可能だ」と浮かれているが、調子に乗っていたら足をすくわれるだけだ。
 小沢一郎を排除したことで、政権交代への期待と熱気が戻ったなどと解説されているが、本当なのか。民主党議員は「脱小沢」を打ち出せば、なんでもかんでも国民が喝采すると思っているらしいが、大間違いだ。
「菅内閣になってから、民主党は『大学のサークルだ』と揶揄(やゆ)された昔の民主党に戻りはじめています。小沢前幹事長が実権を握ってから、民主党は『体育会』に生まれ変わったはずだった。3年前の参院選、昨年の衆院選と、2回つづけて選挙で勝利したのも、小沢前幹事長が、それまでの『風頼み』の民主党の体質を一変させたからです。新人候補には1日50回の辻立ちを命じた。ところが、支持率が急回復したことで、また『風頼み』に戻りつつある。しかし、選挙の基本は小沢前幹事長が指摘するように、地べたを這いずり回り、ひとりでも多くの有権者に直接訴えることです。小沢路線を否定することで本当に参院選に勝てるのか。分かりませんよ」(政治評論家・有馬晴海氏)
 これまで小沢前幹事長は、労組と二人三脚で選挙戦を戦い、勝利してきた。しかし、菅内閣は「組織票は要らない」「浮動票を集めればいい」という態度だ。国民新党との約束を破って郵政法案の成立を見送ったのも、50万票という郵政票はもう必要ないと判断したからだ。
「脱小沢」を鮮明にするために、「子ども手当」や「高速道路の無料化」といった小鳩時代のマニフェストも片っ端から修正するつもりらしい。小沢前幹事長が反対していた消費税アップも打ち出すという。
 民主党は「脱小沢」を強硬に進めているが、世論に迎合することが政治なのか。果たして、気まぐれな世論がどう答えを出すか。

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 私自身は幸か不幸か、これまで世論調査や街頭インタヴューの対象となったことは一度もないが、多い人は5回も10回もサンプリングされているという話だ。一般に、メディアの調理した(恣意的)特製ごたまぜスープを日々飲まされ続けている人たちが、果たして彼らが想定~用意した枠組みを大きく凌駕・逸脱した回答をすることが可能かどうか、私には大いに疑問が残る。
 仮にこの先私が何か訊かれることがあったとしても、「この60過ぎ大阪在住の男性は政府の沖縄政策に不満を抱いている無党派層だ」と分類・仕分けされておしまいだろう。それで間違いではないから別に構わないんだけど(笑)言うまでもなく私は政府だけじゃなくて、マスコミの腐り切った「談合・利権体質」にも平素から少なからぬ不満を抱いている者の一人なのである。
 いったいかつてどこか一社でも「あなたはマスコミの報道を信用していますか?」とか「記者クラブについてどう思いますか?」とかいった、自分たちの存立の基本に関わる「世論調査」をしたことがあるのか!?
 ありゃしない。彼らは何よりもまず自分たち自身を絶対不可侵の「聖域」においているのだ。こんなふざけた話はない。
 いや「一社だけ」なんて言ってみても、彼らの基本は何をするにも裏で「談合~辻褄合わせ」をしてから「一列横並び」で「報道」するのだから、言うだけ無駄というものである。
 彼らの「内部告発」など霞ヶ関のそれ以上に期待出来ないのだから、「第四の権力」=マスコミの腐敗・堕落を日々チェックするのは(可能かどうかは別にして)我々「普通の」おっちゃん、おばちゃん以外ではあり得ないのである。

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参院選沖縄選挙区、民主が公認候補の擁立断念
6月14日0時29分配信 読売新聞

 民主党は13日、参院選沖縄選挙区(改選定数1)で公認候補の擁立を断念した。

 党沖縄県連は、米軍普天間飛行場の国外・県外移設を訴える那覇市議の擁立を党本部に打診したが、党本部は「沖縄県名護市辺野古への移設を決めた日米合意」を理由に、これを認めなかった。最終更新:6月14日0時29分 読売新聞

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 沖縄県の民主党員はこの際集団離党して社民党か共産党へでも入党したらどうか。それが按配悪かったら「社会大衆党」あたりを再結成したらいい。
 戦後65年も立って再度沖縄をアメリカに売り渡そうとしている政権を県民が許す道理はない。

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