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本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

喫茶店とカフェ。

2015-02-21 03:07:44 | 社会
 昨日だったか喫茶店とカフェの違いをテレビでやっていた。テレビで流すのは東京の事情ばかりだが、街にはカフェが溢れていて昔ながらの喫茶店を中高年が懐かしんでいると言うのである。それで復古調の喫茶店が復活し始め、これに若い人たちも群がっているというのである。
 私はカフェと喫茶店の違いなど意識したことはなかったが、言われて見れば確かにここ大阪でも、繁華街ではカフェ調の店が殆どのような気がする。席は狭く飲み物等はセルフサービスで、落ち着かないから長居するには不都合である。店側はあくまで客の回転重視なのである。
 今はそんなことはないが、私も若い頃は喫茶店には一杯のcoffeeで長居して店側を困らせるタイプの人間だったから、ゆったりした席でくつろいだ一時を過ごしたいという気持はよくわかるが、かといって昔ながらの喫茶店を熱望するということはなく、今は利益優先の世の中だから仕方ないのだと思っていた。
 対人口比では、名古屋が一番喫茶店が多いのだと以前聞いたことがある。大阪も多い気がするが、昔風の喫茶店は半ば隠居した老人夫婦が場末で細々とやっているだけで、名古屋に限らず、大阪もまた東京を追随する《巨大な田舎》に過ぎないと思えて来るのである。うちの近所にも昔風の喫茶店は一軒あるが、お友達が常連客としてパラパラやって来てヤイノヤイノとはしゃいでいるだけだ。そこはモーニングサービスもトーストと茹で卵だけというシンプルなもので、今の矢鱈めったら豪華なモーニングと比べれば、むしろ新鮮な感じを受けるのである。


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