テレビ番組は私はニュース主体である。ニュース以外では見たい番組は限りがある。ニュースはこのタブレットでも知ることが出来るから、今テレビは私には殆ど不要になっているのかも知れない。
どうしても見たい番組があったら、それもこのタブレットで見ればいい。
テレビ番組は今殆ど全ての番組がバラエティと化していて、どの局もどの局も、ゲハゲハギャーギャーの高笑いを振りまいて羞じない。NHKとて例外ではない。馬鹿笑い連発のお馬鹿さん番組か、2時間ドラマの安っぽいご当地巡りの殺人行脚か、さもなくば暴力シーン連発のアニメかであるから、これで頭がおかしくならない人がいたら、その方が寧ろ例外である。
例えば人気キャラクターとセットで各局に売られる駆け出しの芸人などは、自分に与えられた数秒間に何が何でも《笑い》を取らなくては次の出番はない。彼らがまともな芸を披露するのはある程度売れてからの話だ。
そんなに笑い続けなければならない程今の世の中は楽しい好ましいことばかりが氾濫しているのかというと、事実は全く逆で、馬鹿笑いでもしていなくてはやってられないだろうと、各局はお節介にもサービス精神をもろに発揮しているのである。これは世論誘導であり、安倍ポンの望むところである。安倍にとっては我が国民は馬鹿であればある程有難いのだ。
原発、核のゴミ、邦人殺害、自衛隊派兵、沖縄のサンゴ礁破壊、老後の生活、年金問題、金塗れの安倍内閣、東京一極集中、過疎化、etc.etc.そんな小難しい問題を考えたって、お前らにはわからないだろう。アホ面してテレビでも見てせいぜい笑い転げていろ!と安倍は言っているのである。《愚民政治》である。
☆今数日前に付いたコメントを読んだら、中国との比較で《安倍は戦争大好き人間だ!》という私の指摘に反論しているアホがいたので早速これを削除した。私は中国が《平和国家》だなどと言ったことは一度もない。私に反論したいのなら、よく読んでからにしろ。
アメリカか中国かの選択しかない人間など選択肢が狭すぎて話にならない。だからロシアだなどと言っているのではない。そういった愚劣極まりない《親分探し》など止めろと言っているのだ。また昔の話になるが、40年以上前《反帝・反スタ》をスローガンとしているセクトが幾つかあった。これは帝国主義にも反対、スターリン主義にも反対という意味だったが、互いに殺し合いまで演じた革共同両派と、あと、この両派とも距離を置いた《4トロ》即ち第4インターナショナル=武装蜂起準備委員会というセクトもあった。《準備ばかりしている》と、他の党派から揶揄されていた面白いグループだった。一種遊び心もなしに《革命運動》などするものではないと、今の私は思うのだが・・・。