本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

飛田東映3本立。

2009-09-18 07:33:04 | 
1.男はつらいよ(第44作)寅次郎の告白(1991年)

 この映画は既に何回も見ている。マドンナ・吉田日出子は未亡人の料亭のおかみ役で好演しているが、後半まで出て来ない。この44回と次回45回あたりは満男の就活に先行して、高卒で就職する泉ちゃん(ゴクミ)の就活シリーズになっていて、今回は東京銀座の山野楽器への就職の夢破れた泉が母(夏木マリ)の再婚に反発、「海を見たい」と鳥取へ家出して、たまらずそれを追いかけた満男が、既に合流していた寅&泉に鳥取砂丘で合流するという展開になっている。この三人+マドンナの四人の絡みが「男はつらいよ」シリーズの後半の定番で、如何に映画とは言え毎回偶然に偶然が重なって都合よく四人が旅先で出会うことになるのである。
「そんなにうまく行くかよ」ったって、映画だからご都合主義の連続でもしょうがない。嫌なら見なければいいわけである。ぁそ。
 高校の先輩後輩の間柄の満男(大学生)と泉(高3)とは目下東京と名古屋を新幹線で行き来する遠距離恋愛(?)が進行中である。
 私も鳥取砂丘へは数年前に行ったけれど、鳥取県全体で60万人という人口のうち県庁のある鳥取市と米子市にはそれぞれ20万人という人口比になっていて、鳥取市駅前も地味と言うよりは閑散とした佇まいだったが、映画に出てくる「しゃんしゃん祭」では市街地の大通りを埋め尽くす大変な演舞者(←伝統「傘踊り」と新作を踊る)の数だった。

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2.軍鶏(シャモ)⇒オフィシャルサイト

 これは人気漫画の映画化ということで、格闘技には大して興味のない私にも結構楽しめる娯楽作品だった。最後は意外と言えば意外な結末だった。ぁそ。

【エンタメニュース】2007/12/08(土) 10:08によれば: ↓ ↓

『軍鶏』映画化でショーン・ユー、白髪・眉剃りのスゴ演技
 日本の格闘漫画『軍鶏(しゃも)』が香港で映画化され、若手人気俳優の余文楽(ショーン・ユー)、劉心悠(アニー・リウ)、郭品超(ディラン・クォ)が主演を務めた。香港では2008年3月に上映が予定されている。
 公開を前に、アメリカでは先日、予告編が先行公開された。眉を剃り髪を真っ白にしたショーンのすごみあるビジュアルと迫力ある演技が、話題になったという。
 12月8日に台北で行われる金馬賞授賞式では、この作品は撮影賞、アクション設計賞、脚色賞の3部門でノミネートされている。主演のショーンは「撮影中は毎日闘っていたので、演じていて本当に大変でした。俳優賞にノミネートされなかったのは残念ですが、授賞式でプレゼンテーターを務めます。それだけでとても光栄です!」と嬉しそうに語り、晴れの舞台を楽しみにしているそうだ。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)

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3.博徒一家(1970年)

 この映画も以前飛田で見ている。描かれているのは浅草の博徒一家が明治期「賭博禁止令」の施行を受けて崩壊して行く過程で、前回見たときは気づかなかったが、初代荒政(志村喬)と三羽烏の一人・桜井(主演・高倉健)はかなりドジな役回りであって、彼らが度々「情勢判断」を誤ったため組が時代の波に乗るチャンスを失ったとも見てとれるのである。ネタばれになるのでこれ以上の詳述は控える。 あと、スチール写真では加代(藤純子)が刀を持って身構えている絵があるが、本編では彼女は単なるおしとやかな押しかけ女房に過ぎない。あちゃ。

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