本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

世代交代。

2009-03-15 18:50:22 | 政治
 昨日サタズバッで見たんだけど: ↓

 農家のこせがれネットワークというのが発足した。
 とりあえずは、東京にいながらにして実家の農業を盛り上げようというコンセプトだそうで必ずしも「田舎に戻って来いよ!」という「Uターン奨励」ではないらしい。
 藤沢で養豚場を経営する代表(発起人の一人?)に言わせると、今や農家の後継者は「きつい」「汚い」「カッコ悪い」「稼げない」「結婚出来ない」(・・あと一つ何だったかな?忘れた。あちゃ。)の「6K」なんだそうである。

 養豚・養鶏等の牧畜・畜産はまた別な面もあるだろうが、田畑に種を蒔いてそれを育てて収穫するという、一年中地面や土や天候を相手にする仕事というものは苛酷そのもので、(第一休みは盆正月しか取れないし、牛や豚なんて飼っていたら年中無休だ)近代化の流れの中では放っておいたらどんどん就業人口は減少の一途を辿る運命にある。いつの統計か知らないが、この国では今農業へ就業している人の割合を年齢別に見ると、59歳以下では30%しかないそうだから「爺さん婆さんだけが土いじりをしている」と言ってもあながち言い過ぎではないのだ。

 尤も日本を含む先進諸国の産業別就業人口の比率は、第三次四次の商業ーサービス・通信等の産業が主流であって、一般大衆の大半が農林水産業に従事していた古き良き時代と現代とではどっちがいいか、どっちがより満足度・幸福度が高いかなどという比較は尺度を厳密に設定しないと出来ない。w
 その場限りの行き当たりばったりの行政では農業は育成出来ないとしたものだが、自民党・農水省はここでも農協と組んでこの国の農村と農家を破壊した。

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武部元幹事長、自民離党も検討=首相退陣せねば「重大決意」
3月13日9時48分配信 時事通信

 自民党の武部勤元幹事長は13日午前、麻生太郎首相が次期衆院選前に自発的に退陣するよう重ねて求めた上で、「それができなければ重大な決意をせざるを得ない。自民党や民主党のために国家があるわけではない」と述べ、離党も含め検討する考えを明らかにした。都内で開かれた同党衆院議員のパーティーで語った。

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「離党」とは穏やかでないってか本人は「そんなこと言ってない」とぶら下がりには否定してみせたがじゃあ「重大な決意」って何さ?
 小泉ポチの「たった一人の反乱」が相手にされなかった以上、ポチの右腕だったこの人にはもはや基本的に党内には居場所がないということだ。
 離党ということになれば「果たしてその際チルドレンを何人連れて出られるか」でこの人間の値打ちが自ずと知れるわけだが、まずそんなものは期待出来る筈もなく、むしろ誰一人付いて来ない可能性の方が大である。
 それともこんな話をすること自体が単なる「混ぜっ返し・話題作り」の窮余の一策に過ぎないということか。小沢スキャンダル以前の情勢では北海道の一人区の自民は全滅の可能性もあると指摘されていたところだから、どの道「出るも地獄、留まるも地獄」の状態はほどけないのである。

 ただ「チーズ・森」の清和会で事実上干されてしまった「上げ潮」中川とこの武部が連携を強化して議員グループを立ち上げると先日ぶち上げたばかりだから、中には「ひょっとすると本当に自民は分裂してしまうかも知れない」と密かに期待する向きもあろうかと思われるが、そんなものは所詮は神頼みの「他力本願」に過ぎず、一般に君子たるもの「不確定要素に望みを繋ぐ」などということはあってはならないのである。ぁそ。

 余談ながら、『チーズ・森』は今や引退を表明して党内の求心力をすっかり喪失してしまった小泉・ポチとその一派・残党を本当に見限ってパージしてしまったのだろうか? そうだとしたらいったい何のために?!
 今でこそ「麻生、麻生」と声高に呼ばわっているが、いよいよ「麻生では保たない」となったら、またぞや「干からびたチーズとひしゃげたビール缶」を持ち出して「小泉さん、あんたしかいないよ」と担ぎ出すことも「奥の手」の秘策としてとってあるのではないだろうか。マスコミの築き上げた虚像ではあるが「小泉人気」はまだ麻生を遥かに超えている。

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石川議員「有権者におわび」=小沢氏秘書の容疑否定-西松事件
3月14日13時21分配信 時事通信

 小沢一郎民主党代表の資金管理団体「陸山会」が西松建設から違法献金を受けたとされる政治資金規正法違反事件で、同氏の元私設秘書で東京地検特捜部の参考人聴取を受けた同党の石川知裕衆院議員(35)=比例北海道=が14日午後、札幌市で記者会見し、「有権者、後援者には本当にご心配をお掛けしたことをおわびする」と謝罪した。
 石川氏は、2000年10月から05年の衆院選立候補まで陸山会の経理担当として、同会の政治資金収支報告書の作成に携わったことを認めた。同会会計責任者で小沢氏の公設第一秘書大久保隆規容疑者(47)については、「疑いは晴れると信じている」と語った。
 石川氏は「一生懸命、まじめに誠実に仕事をしているので、進退について考えることはない」と述べた。 

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政権取れば密約公開=沖縄返還めぐり-民主・岡田氏
jiji.com

 民主党の岡田克也副代表は14日、1972年の沖縄返還をめぐり日米両政府が事前に結んだとされる密約について、同党が政権を取った場合は関連情報を公開する考えを明らかにした。
 返還に伴う日本側の財政負担や、返還後の核兵器持ち込みなどを日本政府が認めたとされる沖縄密約に関し、日本政府は一貫して存在を否定している。岡田氏は取材に対し、米国で既に密約を裏付ける公文書が見つかっていることを指摘した上で、「日本でも情報を出せるはずだ」と強調。
 さらに、「日本ほど情報を公開しない国はない」とし、民主党が政権を獲得すれば、沖縄密約に限らず、情報公開に積極的に取り組む考えを示した。(了)
(2009/03/14-22:59)

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農水省142人ヤミ専従…組合に再調査告げ事実上いんぺい
3月15日3時13分配信 読売新聞

 農林水産省が昨年4月、国家公務員法で禁じられている労働組合のヤミ専従調査を行い、全国の地方農政局などから職員計142人に疑いがあるとの報告を受けていたことが分かった。

 その後、同省は組合側に確認調査の日付を教えるなどし、当日、無許可で組合活動をする職員が「ゼロ」になるまで調査を繰り返した。省を挙げた事実上のヤミ専従隠しとみられ、石破農相は読売新聞の取材に「確認作業に問題があった」と認め、142人の調査をやり直すよう関係部局に指示した。

 調査は昨年3月に匿名の通報があったことがきっかけで、秘書課が全国46の地方農政局・事務所などに対し、組合幹部全1395人について4月1日の勤務実態を照会。その結果、通常の業務をしていた職員は1人もおらず、全員が同日中に何らかの組合活動をしていたことが判明した。

 このうち事前に許可を得ていた職員は17人だけ。1236人は「事前の許可がなくても認められる範囲の内容」などと見なされたが、142人はヤミ専従の疑いがあると報告された。

 報告がまとまった直後の同月4日、松島浩道秘書課長が、同省職員で作る全農林労働組合(組合員数約1万9000人)の書記長に会い、確認調査を行うと伝えた。それを踏まえ、秘書課は9日付で142人の勤務状況を報告するよう求めた。この調査でも、17農政事務所から計48人がヤミ専従であるとの報告があった。このため秘書課は21日、全農林に23日に再度の調査を行うことを伝えるとともに、対象者の氏名や具体的な調査方法までも明かした。その結果、48人は調査日に全員が自席で勤務していたり、「短期専従許可」を取ったりしていたという。

 読売新聞の取材に、複数の農政事務所幹部が「正直に回答したが、本省の調査はヤミ専従の隠匿が目的だったと思う」と語った。社会保険庁でのヤミ専従発覚を受け、総務省が昨年5月に全省庁に報告を求めた際、農水省は1人もいなかったと回答していた。

 松島秘書課長の話「事実関係を詰めなかったことはおかしいかもしれないが、調査の狙いは問題を是正させること。調査前に組合に連絡したのは現場の混乱を避けるためだった」

 福田精一・全農林中央執行委員長の話「ヤミ専従はないと思っている」

 ◆ヤミ専従=公務員が勤務時間帯に無許可で組合活動を行うこと。所属長の許可があれば組合活動が認められるが、その間の給与は支払われない。社会保険庁では、ヤミ専従をしていた30人に給与約8億3000万円を返還させ、40人を背任容疑で告発。東京地検は今年2月、全員を不起訴(起訴猶予)とした。
最終更新:3月15日3時13分 読売新聞

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<違法献金>「合法でも問題ある」前原氏、小沢代表に苦言
3月14日22時39分配信 毎日新聞

 民主党の前原誠司副代表は14日、京都市内での国政報告会で、小沢一郎代表の資金管理団体をめぐる違法献金事件について「あれだけの献金を(西松建設から)もらうと、『それが合法であったらいいのか』という問題がある。私からすると考えられない数字」と述べ、疑問を呈した。ただ、小沢氏の進退については「私もメール問題で代表を辞任したが、辞める辞めないは外野が言うことではない」と述べるにとどめた。

 前原氏はまた、民主党のマニフェスト(政権公約)から「公共事業受注企業からの献金全面禁止」の文言が、小沢氏が代表就任後の07年参院選から無くなったことについて「復活させてしっかり書き込む。国民に疑念を持たれないようにするのが大事」と、次期衆院選のマニフェストに明記すべきだとの考えを示した。
【野口武則】

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企業献金、限定付き禁止を=公共事業受注額基準に-民主・仙谷氏
3月15日16時57分配信 時事通信

 民主党の仙谷由人元政調会長は15日、テレビ朝日の番組に出演し、西松建設の違法献金事件で浮上した公共事業受注企業からの献金禁止について「全面禁止が一番すっきりする」としながらも、「公共事業は調達も含めると大変ぼう洋としてくる。いくら以上受けているところは禁止するとか限定を付ければ、できる可能性は強い」と述べ、一定額以上の事業を請け負っている企業に限定して禁止すべきだとの考えを示した。
 仙谷氏はこの後、記者団に対し、土木建設業界から政治家への献金に国民が不信感を抱いていると指摘した上で、「わが党としては選挙前にこの問題についての姿勢をビシッと出すことが必要だ」と強調した。 

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岩永元農水相の3男、出馬断念=衆院滋賀4区
3月15日17時44分配信 時事通信

 今期で引退する自民党の岩永峯一元農水相(衆院滋賀4区選出)の後継候補だった岩永氏の3男、裕貴氏は15日、滋賀県草津市で開かれた同党滋賀県連第4支部の役員会で、次期衆院選への出馬断念を表明し、了承された。
 峯一氏が代表を務めていた滋賀県第4支部は2003年と05年に、宗教法人「神滋秀明会」(同県甲賀市)から、計6000万円の献金を受けながら、政治資金収支報告書に記載していなかったと指摘された。同氏は、事務所担当者個人への借入金として適正に処理したと説明している。ただ、裕貴氏は、同日の記者会見で出馬断念に関し「(峯一氏の政治資金の)報道が論点になる選挙戦はすべきでないと判断した」と語った。 

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「ポスト麻生」へ足場固め=全国行脚重ねる小池氏
jiji.com

 昨年9月の自民党総裁選以来、目立った動きを控えてきた小池百合子元防衛相が「ポスト麻生」をにらみ、全国行脚を重ねている。遊説先は総裁選で応援を受けた議員の地元が中心。党内の「麻生降ろし」の動きにはくみせず、最近は麻生太郎首相を支える姿勢を強調する。今は足場を固め、じっくり「次のチャンス」を待とうと考えているようだ。
 「何が何でも政権交代さえすれば、あすはばら色と言っている代表の秘書が、政治資金規正法違反の疑いがあるということで逮捕されている」。小池氏は15日、訪問先の奈良県大和高田市の街頭でマイクを握り、西松建設の違法献金事件で公設秘書が逮捕された民主党の小沢一郎代表をこう批判した。
 小池氏はこれまで、セメント会社社長の経験がある首相のことを「もともとセメント屋さん。ぶれずにコンクリート(具体的)な案を示してほしい」と皮肉ることもあった。しかし、この日は首相への注文を口にすることなく、「民主党の安全保障政策はバラバラ。だから安保論議は後回しにしている。そんなんでいいんですか」と民主党攻撃に終始した。
 政権批判を封印する理由について、小池氏に近い若手議員は「麻生支持派の反発を買わないため」と解説する。小沢氏への対決姿勢を前面に打ち出すことで、次期衆院選に向けた「党の顔」をアピールする思惑も見え隠れする。
 小池氏はこれまで愛知、山梨、千葉などを訪れ、精力的に遊説をこなしている。次期衆院選に向け、総裁選で応援してくれた議員への「恩返し」が重要との判断からで、今後も全国に足を運ぶ予定だ。
 ただ、小池氏の「ポスト麻生」の前途は厳しい。自民党の武部勤元幹事長は小池氏にエールを送るが、中川秀直元幹事長や小泉純一郎元首相ら小池氏を支援した実力者は影響力に陰りが見える。「もっと党務をこなし、仲間のために汗をかくべきだ」。閣僚経験者の一人は、小池氏に対する党内の冷めた視線を代弁するかのようにこう語った。(了)(2009/03/15-14:34)

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cf.民主党

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