日米閣僚級協議を中断=岡田外相が表明-立ち消えの可能性も 12月8日19時50分配信 時事通信
岡田克也外相は8日午後の記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題に関し、鳩山由紀夫首相が現行計画のキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)以外の候補地も探す意向を示したことを受け、日米の閣僚級作業グループによる協議を「いったん停止する」と表明した。
外相は、作業グループの目的は現行計画に至った経緯の検証だと指摘。「連立(与党)の話、先送り論、新しい場所を探す話が出てきたが、これらは作業グループを超える話だ」と述べ、政府の方針が固まるまで米側との協議を再開するのは困難との認識を示した。さらに「日本政府の議論の結果、作業グループはなくなってしまうかもしれない」とも語った。
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一両日中に略式起訴へ=二階氏秘書、西松偽装献金で-政治資金規正法違反・東京地検 12月9日2時36分配信 時事通信
二階俊博前経済産業相が代表を務める自民党和歌山県第3選挙区支部に、西松建設が社員などの名義で計900万円を献金したとされる問題で、東京地検特捜部が8日、同支部の実質的な会計責任者とされる二階氏の政策秘書について、一両日中にも政治資金規正法違反罪で略式起訴する方針を固めたことが、関係者の話で分かった。
政策秘書は特捜部の事情聴取に、実際は西松からの献金と知っていたと認めたとされ、事実を争わず、略式命令が出れば罰金を納付する方針とみられる。
関係者によると、西松建設は2006~08年、同社が献金した事実を隠すため、社員や家族60人が5万円ずつ献金したように装い、第3支部に3年間で計900万円を他人名義で寄付したとされる。
政策秘書はこの900万円について、3年分の政治資金収支報告書に、寄付者の名前を公表する必要のない5万円以下の献金と偽って記載した疑いが持たれている。
西松OBが社長を務める設計会社は約10年前、西松から融資を受けて大阪市のマンション1室を購入し、二階氏の政治団体「関西新風会」に年間約280万円で事務所として貸し出した。西松から第3支部への献金は関西新風会に流れ、賃料の補てんに使われたとみられている。
政策秘書は西松側との窓口役だったとされる。同支部の会計責任者ではなかったが、特捜部は政治資金を実質管理する立場にあったと判断したもようだ。
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押尾容疑者 複数知人の「早く救急車を」無視 スポニチ
麻薬取締法違反(譲渡)の疑いで7日に逮捕された元俳優の押尾学容疑者(31)が、一緒にマンションの部屋にいて死亡した女性の容体が急変した際、電話などで連絡を取った複数の知人から「早く救急車を呼べ」と忠告されていたことが8日、捜査関係者への取材で分かった。119番通報は急変から3時間後に知人からあり、押尾容疑者は忠告を聞かなかった可能性がある。また、同法違反容疑で逮捕された泉田勇介容疑者(31)と交わした携帯電話のメールの中には薬物譲渡をうかがわせる内容があった。
死亡した飲食店従業員田中香織さん=当時(30)=は8月2日、東京・六本木ヒルズのマンションの部屋で押尾容疑者とMDMAを飲み、同日午後6時半頃に容体が急変。この時、押尾容疑者は119番ではなく、知人らに連絡。捜査1課によると、「早く救急車を呼べ」と忠告されていた。
結局、後に駆けつけた元マネジャー遠藤亮平容疑者(28)=証拠隠滅容疑で逮捕=らが通報したのは同9時19分。同27分に救急隊が到着した時、田中さんは既に死亡していた。
捜査1課は、押尾容疑者がすぐに通報しなかった点を重視。救命措置としての行動が適切だったのかどうか保護責任者遺棄容疑での立件に向け、詳しい経緯などを調べている。
押尾容疑者は10月10日、TBSの直撃取材に「おれは救急車を呼ぶように別のヤツに頼んだ。そいつがちゃんとやっていなかった」と弁明していた。
捜査1課はこの日午後、東京都多摩市の押尾容疑者の実家を家宅捜索。押尾容疑者にMDMAを渡した疑いで逮捕された衣料品販売業泉田容疑者の江東区の自宅、遠藤容疑者の杉並区の自宅も捜索した。
一方、押尾容疑者が泉田容疑者と交わしたメールの中に薬物譲渡をうかがわせる内容があり、泉田容疑者からMDMAを受け取ったのは事件2日前の7月31日とみられるという。同日、事件現場となったマンションに2人で入っていく姿が防犯カメラに写っていた。捜査1課はさらに押収資料を分析、裏付けを急ぐ。
押尾容疑者は8日未明、警視庁麻布署から東京湾岸署に移送された。雑談には応じるが、依然、容疑を否認している。泉田容疑者は三田署、遠藤容疑者は原宿署に移送され、本格的な取り調べが始まった。[ 2009年12月09日 ]
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私は芸能界の薬物汚染なんてあんまり興味がないと言うか、犯罪だということを知った上で、発覚すれば逮捕されることを覚悟してみんなやってることなんだから(!)「どうぞご勝手に」というスタンスなんだけど(はあ?)この男の場合はひど過ぎて薬物云々の次元の話ではないから、バックにどんな大物がついているのか知らないが、世論の大勢も厳しく、警察もやるべき最低限のことはやらないと自分の方に疑惑の目が向けられ兼ねないからついに動いたということだろう。
自民党の利権屋=二階の問題もそうだ。地検の動きは遅すぎておかしいからそれを見越して党も二階本人には処分なしである。
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押尾学容疑者に部屋提供の女性社長「だまされた」
12月10日7時2分配信 スポニチアネックス
事件現場となった六本木ヒルズの部屋を押尾学容疑者に提供していた下着通販会社の女性社長は9日、スポニチ本紙の取材に「彼にだまされたふがいなさを悔やんでいます。彼にはすべての真実を明かしてほしい」と話した。
泉田、遠藤の両容疑者とも会ったことがあり「最初の(押尾容疑者の)逮捕後、知人たちで会った時に泉田さんもいました。その時、マナブに対し怒っていたので、そんな彼まで事件にかかわっていたとするならもう何が本当なのか分からないです」と困惑。年明けに出産予定のため現在、海外に滞在中だ。
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押尾はこの人にペットのように可愛がられていた。そして今回着古された下着のように捨てられた。庇護していた女社長が悪いのか、愛玩動物然としてニャゴニャゴ言っていた押尾が悪いのか知らないが、法が関与するのはあくまで個々人の実行行為だけであって、モラルなどではない。平素から女社長が押尾に対して「ヤバイことがあったらあんただけは真っ先に現場を離れるのよ!」と教唆・煽動していたなどとはまず想定し難いから、法的に責任を問われるのは押尾ら三人だけである。女社長も、噂される黒幕や薬仲間も、この件では刑事責任は問われない。
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自民が民主批判の大号令、問題指摘のメモ作成
12月9日20時2分配信 読売新聞
自民党が鳩山政権の政策を組織的に批判するための体制づくりに乗り出した。
石破政調会長は9日の政権政策委員会で、鳩山政権の行った事業仕分けなどが業界や地域にもたらすマイナス点などを指摘する「論点メモ」を、各部会で来週中に作成するよう指示した。国会議員や落選議員らに論点メモを配布し、年末年始の各種会合でのあいさつや街頭演説で活用させる考えだ。石破氏は「民主党政権がおかしいという不満や不安が広がっているが、具体的事例がないと怒りの声が大きくならない」と語る。
党大会前日の来年1月23日には、党本部で「ここが変だよ、民主党の政策」(仮称)と題した討論会も計画している。学者らにも参加を呼び掛け、外交・安全保障、子育て対策、環境など八つのテーマごとに、政策を徹底検証する。
最終更新:12月9日20時2分 読売新聞
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2009年12月9日 16時43分 共同
小泉議員ツアーに応募殺到 自民、人材不足も露呈
自民党が企画した小泉進次郎衆院議員による地元神奈川県の海自横須賀基地見学ツアーに申し込みが殺到。有権者との距離を縮める広報戦略が当たった形だが、第2弾は未定。ほかに人を呼べる人材が不足する党の現状を図らずも露呈。党広報本部は、議員の地元の有名施設などを見学するツアーを発案。50人の募集に約5200人の応募が殺到し、広報本部はうれしい悲鳴を上げた。
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まあ、自民党も「座して死を待つ」わけには行かないだろうから、何か動きをつけないとあとは消滅が待つのみだ。ただ、自分たちの積年の失政を総括も反省もしないまま新政権のアラ捜しに徹するだけで、いったい今や20%を切ってしまった支持率の大幅な回復が見込めるものだろうか。
新政権だって、自公が残した膨大な限りの「負の遺産」が無かったら(いやせめて半分だったなら)当然もっと遥かに大規模な景気対策は打てたのである。自分らの失政は棚に上げて現政権を攻撃するだけでは、あの人たちはいまだこの夏の「政権交代」の意味がわかっていないと言うしかないのである。
仮に民主党の支持率を30%台半ばを切るくらいにまで下落させることが出来れば文字通り与野党伯仲の「政局」になるだろうけど、果たしてどんなものか、うちらは「高見の見物」お手並み拝見ですな。笑。
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日米首脳会談、要請もできず…米側も消極的
12月9日21時22分配信 読売新聞
鳩山首相は9日、沖縄の米軍普天間飛行場の移設問題を巡る日米首脳会談を米側に申し入れていないことを明らかにした。
首相はコペンハーゲンで17、18日に開かれる国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)首脳級会合の際の首脳会談に意欲を示しているが、調整が進んでいないことが明確になった。米側も消極的で、本格的な会談の実現は難しいという見方が強まっている。
首相は9日午後、首相官邸で記者団に、「(普天間移設に関する)政府の考え方をまとめるのが最初で、必要、機会があれば(会談したい)と思っている。正式に申し入れをしている状況ではない」と述べた。
首相はCOP15までに、普天間問題への政府の対処方針をまとめたい意向を示している。沖縄県名護市のキャンプ・シュワブ沿岸部に移設する現行計画の見直しを模索し、結論を年明け以降に先送りする構えだ。
最終更新:12月9日21時22分 読売新聞
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これでいいのである。いつまでもアメちゃんのご機嫌ばかり窺っていてどうなるというものでもない。逆である。アメリカが我々のご機嫌を窺うべき時代が既に到来しているのだ。アメリカが怒るのではない。沖縄県民を先頭に我々が「ええかげんにせいよ、このボケが!」と怒っているのである。そして我々を怒らせて困るのはオバマでありアメリカである。
元々世界各地に基地を繰り出して折を見て局地戦を仕掛けて行くという「パクス・アメリカーナ」(アメリカの平和)という世界体制こそが異様・異形なものなのである。人の血を吸って延命して来たネオコンの世界戦略を踏襲した時点でオバマは既におかしいのだ。
イランの泥沼化を抱えたままパキスタンへ3万人の増派を決めた「好戦家=オバマ」にノーベル平和賞授与というふざけた時代ではあるが、アメリカも我々をまるで宗主国であるかのように脅しつける暇があったら、少しは湧き上がる「反オバマ」の国内世論の沈静化に努めたらどうだ!?アフガン・パキスタンへの増派反対の世論は80%だと言うではないか。世の中自分の子弟や親類縁者を喜んで海外派兵に人身御供する人間ばかりではないのだ。敵を殺せるだけ殺してから「和平」を訴えるという野蛮がオバマによって見事に実行されている。それで「反核」か!?
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2009年12月8日 20時02分 毎日jp
<民主党>小沢幹事長が中国訪問へ 同行者は600人以上
民主党の小沢一郎幹事長は10日から4日間の日程で、中国と韓国を訪問する。中国訪問は党所属国会議員143人と支持者ら計約630人という大所帯で、胡錦濤国家主席との会談も予定している。個人で11日に訪れる韓国でも、李明博大統領との夕食会が予定されており、政権交代を内外に印象づける外遊となる。
今回の訪中は、中国共産党と民主党間の定期的交流組織「日中交流協議機構」と、小沢氏が自民党時代から取り組む民間交流「長城計画」の合同事業。小沢氏は党代表就任直後の06年7月に訪中し、胡主席との会談で日中交流協議機構の発足を決めるなど、野党時代から中国とのパイプづくりを進めてきた。
小沢氏は胡主席との会談について「私は政府の人間でもなく、政府が取り上げるような問題を議論するつもりはない。基本的に草の根交流だ」(7日の記者会見)とし、東シナ海ガス田の開発問題など個別の外交案件には踏み込まない意向を明らかにしている。
ただ、訪中団結成にあたり、先の衆院選で初当選した新人議員約140人に参加を要請。半数以上にあたる約80人が同行するなど、大規模な訪中団を結成することで、小沢氏の政治力をアピールする狙いがありそうだ。党幹部は「対中関係で強いパイプを持つことで、米国への発言力を高める環境ができてくる」と指摘した。【近藤大介】
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600人とはすげえなあ!(笑)まるで大名行列・参勤交代みたいだ。
「井戸の水を飲む人はそれを掘った人の苦労を忘れない」という日中友好に関する中国側の基本スタンスは一環していて、その田中角栄の流れを汲む小沢さんには元々非常に好意的なのであるが、今回「草の根交流に徹する」として海底油田開発等日中間の懸案事項には敢て触れないという小沢流の外交に気を良くして、随行した国会議員全員との「2ショット記念撮影」に胡錦濤国家主席自らが応じるという破格の厚遇ぶりで迎えたわけである。かつての小泉ポチのように中国の横っ面を引っ叩くような「靖国参拝」を強行していたのではとてもじゃないがこうはならない。
信長じゃないけど「是非にあらず」ってかぁ~んじ♪てか、この人もよくもまあ次から次へと多岐に亘って新手を打ち出して来るものである。それで思い出したのが先日の亀ちゃんとイラ管の壮絶な(?)バトルである。
これについては私は、(何の根拠もないが)「亀ちゃんの独走・ごり押し」と言っても最低限小沢さんと鳩ちゃんには事前に話は通してあり了解は得てあったと踏んでいる。
ということはどういうことか?・・これは管さんと亀ちゃんが「一芝居打った」という線が濃厚になって来るのである。(笑)二人は携帯で(かどうか)前もって「乱闘の打合せ」がしてあったのだ。民主党としては「亀に振り回されているだけじゃあありませんよ」というところをアピールしておく必要があったのだ。
驚いたのはこれが「寝耳に水」だった人たちだけである。そうでないと管さんだけが今度もまた奇妙に浮いてしまうのである。だから恐らくあれは亀&イラ管の「裏芸」なのである。いやはや人間誰が信用出来ないと言って、政治家たちほど信用出来ない人種はいないのではあ~りませんか。笑。
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岡田克也外相は8日午後の記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題に関し、鳩山由紀夫首相が現行計画のキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)以外の候補地も探す意向を示したことを受け、日米の閣僚級作業グループによる協議を「いったん停止する」と表明した。
外相は、作業グループの目的は現行計画に至った経緯の検証だと指摘。「連立(与党)の話、先送り論、新しい場所を探す話が出てきたが、これらは作業グループを超える話だ」と述べ、政府の方針が固まるまで米側との協議を再開するのは困難との認識を示した。さらに「日本政府の議論の結果、作業グループはなくなってしまうかもしれない」とも語った。
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一両日中に略式起訴へ=二階氏秘書、西松偽装献金で-政治資金規正法違反・東京地検 12月9日2時36分配信 時事通信
二階俊博前経済産業相が代表を務める自民党和歌山県第3選挙区支部に、西松建設が社員などの名義で計900万円を献金したとされる問題で、東京地検特捜部が8日、同支部の実質的な会計責任者とされる二階氏の政策秘書について、一両日中にも政治資金規正法違反罪で略式起訴する方針を固めたことが、関係者の話で分かった。
政策秘書は特捜部の事情聴取に、実際は西松からの献金と知っていたと認めたとされ、事実を争わず、略式命令が出れば罰金を納付する方針とみられる。
関係者によると、西松建設は2006~08年、同社が献金した事実を隠すため、社員や家族60人が5万円ずつ献金したように装い、第3支部に3年間で計900万円を他人名義で寄付したとされる。
政策秘書はこの900万円について、3年分の政治資金収支報告書に、寄付者の名前を公表する必要のない5万円以下の献金と偽って記載した疑いが持たれている。
西松OBが社長を務める設計会社は約10年前、西松から融資を受けて大阪市のマンション1室を購入し、二階氏の政治団体「関西新風会」に年間約280万円で事務所として貸し出した。西松から第3支部への献金は関西新風会に流れ、賃料の補てんに使われたとみられている。
政策秘書は西松側との窓口役だったとされる。同支部の会計責任者ではなかったが、特捜部は政治資金を実質管理する立場にあったと判断したもようだ。
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押尾容疑者 複数知人の「早く救急車を」無視 スポニチ
麻薬取締法違反(譲渡)の疑いで7日に逮捕された元俳優の押尾学容疑者(31)が、一緒にマンションの部屋にいて死亡した女性の容体が急変した際、電話などで連絡を取った複数の知人から「早く救急車を呼べ」と忠告されていたことが8日、捜査関係者への取材で分かった。119番通報は急変から3時間後に知人からあり、押尾容疑者は忠告を聞かなかった可能性がある。また、同法違反容疑で逮捕された泉田勇介容疑者(31)と交わした携帯電話のメールの中には薬物譲渡をうかがわせる内容があった。
死亡した飲食店従業員田中香織さん=当時(30)=は8月2日、東京・六本木ヒルズのマンションの部屋で押尾容疑者とMDMAを飲み、同日午後6時半頃に容体が急変。この時、押尾容疑者は119番ではなく、知人らに連絡。捜査1課によると、「早く救急車を呼べ」と忠告されていた。
結局、後に駆けつけた元マネジャー遠藤亮平容疑者(28)=証拠隠滅容疑で逮捕=らが通報したのは同9時19分。同27分に救急隊が到着した時、田中さんは既に死亡していた。
捜査1課は、押尾容疑者がすぐに通報しなかった点を重視。救命措置としての行動が適切だったのかどうか保護責任者遺棄容疑での立件に向け、詳しい経緯などを調べている。
押尾容疑者は10月10日、TBSの直撃取材に「おれは救急車を呼ぶように別のヤツに頼んだ。そいつがちゃんとやっていなかった」と弁明していた。
捜査1課はこの日午後、東京都多摩市の押尾容疑者の実家を家宅捜索。押尾容疑者にMDMAを渡した疑いで逮捕された衣料品販売業泉田容疑者の江東区の自宅、遠藤容疑者の杉並区の自宅も捜索した。
一方、押尾容疑者が泉田容疑者と交わしたメールの中に薬物譲渡をうかがわせる内容があり、泉田容疑者からMDMAを受け取ったのは事件2日前の7月31日とみられるという。同日、事件現場となったマンションに2人で入っていく姿が防犯カメラに写っていた。捜査1課はさらに押収資料を分析、裏付けを急ぐ。
押尾容疑者は8日未明、警視庁麻布署から東京湾岸署に移送された。雑談には応じるが、依然、容疑を否認している。泉田容疑者は三田署、遠藤容疑者は原宿署に移送され、本格的な取り調べが始まった。[ 2009年12月09日 ]
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私は芸能界の薬物汚染なんてあんまり興味がないと言うか、犯罪だということを知った上で、発覚すれば逮捕されることを覚悟してみんなやってることなんだから(!)「どうぞご勝手に」というスタンスなんだけど(はあ?)この男の場合はひど過ぎて薬物云々の次元の話ではないから、バックにどんな大物がついているのか知らないが、世論の大勢も厳しく、警察もやるべき最低限のことはやらないと自分の方に疑惑の目が向けられ兼ねないからついに動いたということだろう。
自民党の利権屋=二階の問題もそうだ。地検の動きは遅すぎておかしいからそれを見越して党も二階本人には処分なしである。
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押尾学容疑者に部屋提供の女性社長「だまされた」
12月10日7時2分配信 スポニチアネックス
事件現場となった六本木ヒルズの部屋を押尾学容疑者に提供していた下着通販会社の女性社長は9日、スポニチ本紙の取材に「彼にだまされたふがいなさを悔やんでいます。彼にはすべての真実を明かしてほしい」と話した。
泉田、遠藤の両容疑者とも会ったことがあり「最初の(押尾容疑者の)逮捕後、知人たちで会った時に泉田さんもいました。その時、マナブに対し怒っていたので、そんな彼まで事件にかかわっていたとするならもう何が本当なのか分からないです」と困惑。年明けに出産予定のため現在、海外に滞在中だ。
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押尾はこの人にペットのように可愛がられていた。そして今回着古された下着のように捨てられた。庇護していた女社長が悪いのか、愛玩動物然としてニャゴニャゴ言っていた押尾が悪いのか知らないが、法が関与するのはあくまで個々人の実行行為だけであって、モラルなどではない。平素から女社長が押尾に対して「ヤバイことがあったらあんただけは真っ先に現場を離れるのよ!」と教唆・煽動していたなどとはまず想定し難いから、法的に責任を問われるのは押尾ら三人だけである。女社長も、噂される黒幕や薬仲間も、この件では刑事責任は問われない。
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自民が民主批判の大号令、問題指摘のメモ作成
12月9日20時2分配信 読売新聞
自民党が鳩山政権の政策を組織的に批判するための体制づくりに乗り出した。
石破政調会長は9日の政権政策委員会で、鳩山政権の行った事業仕分けなどが業界や地域にもたらすマイナス点などを指摘する「論点メモ」を、各部会で来週中に作成するよう指示した。国会議員や落選議員らに論点メモを配布し、年末年始の各種会合でのあいさつや街頭演説で活用させる考えだ。石破氏は「民主党政権がおかしいという不満や不安が広がっているが、具体的事例がないと怒りの声が大きくならない」と語る。
党大会前日の来年1月23日には、党本部で「ここが変だよ、民主党の政策」(仮称)と題した討論会も計画している。学者らにも参加を呼び掛け、外交・安全保障、子育て対策、環境など八つのテーマごとに、政策を徹底検証する。
最終更新:12月9日20時2分 読売新聞
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2009年12月9日 16時43分 共同
小泉議員ツアーに応募殺到 自民、人材不足も露呈
自民党が企画した小泉進次郎衆院議員による地元神奈川県の海自横須賀基地見学ツアーに申し込みが殺到。有権者との距離を縮める広報戦略が当たった形だが、第2弾は未定。ほかに人を呼べる人材が不足する党の現状を図らずも露呈。党広報本部は、議員の地元の有名施設などを見学するツアーを発案。50人の募集に約5200人の応募が殺到し、広報本部はうれしい悲鳴を上げた。
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まあ、自民党も「座して死を待つ」わけには行かないだろうから、何か動きをつけないとあとは消滅が待つのみだ。ただ、自分たちの積年の失政を総括も反省もしないまま新政権のアラ捜しに徹するだけで、いったい今や20%を切ってしまった支持率の大幅な回復が見込めるものだろうか。
新政権だって、自公が残した膨大な限りの「負の遺産」が無かったら(いやせめて半分だったなら)当然もっと遥かに大規模な景気対策は打てたのである。自分らの失政は棚に上げて現政権を攻撃するだけでは、あの人たちはいまだこの夏の「政権交代」の意味がわかっていないと言うしかないのである。
仮に民主党の支持率を30%台半ばを切るくらいにまで下落させることが出来れば文字通り与野党伯仲の「政局」になるだろうけど、果たしてどんなものか、うちらは「高見の見物」お手並み拝見ですな。笑。
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日米首脳会談、要請もできず…米側も消極的
12月9日21時22分配信 読売新聞
鳩山首相は9日、沖縄の米軍普天間飛行場の移設問題を巡る日米首脳会談を米側に申し入れていないことを明らかにした。
首相はコペンハーゲンで17、18日に開かれる国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)首脳級会合の際の首脳会談に意欲を示しているが、調整が進んでいないことが明確になった。米側も消極的で、本格的な会談の実現は難しいという見方が強まっている。
首相は9日午後、首相官邸で記者団に、「(普天間移設に関する)政府の考え方をまとめるのが最初で、必要、機会があれば(会談したい)と思っている。正式に申し入れをしている状況ではない」と述べた。
首相はCOP15までに、普天間問題への政府の対処方針をまとめたい意向を示している。沖縄県名護市のキャンプ・シュワブ沿岸部に移設する現行計画の見直しを模索し、結論を年明け以降に先送りする構えだ。
最終更新:12月9日21時22分 読売新聞
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これでいいのである。いつまでもアメちゃんのご機嫌ばかり窺っていてどうなるというものでもない。逆である。アメリカが我々のご機嫌を窺うべき時代が既に到来しているのだ。アメリカが怒るのではない。沖縄県民を先頭に我々が「ええかげんにせいよ、このボケが!」と怒っているのである。そして我々を怒らせて困るのはオバマでありアメリカである。
元々世界各地に基地を繰り出して折を見て局地戦を仕掛けて行くという「パクス・アメリカーナ」(アメリカの平和)という世界体制こそが異様・異形なものなのである。人の血を吸って延命して来たネオコンの世界戦略を踏襲した時点でオバマは既におかしいのだ。
イランの泥沼化を抱えたままパキスタンへ3万人の増派を決めた「好戦家=オバマ」にノーベル平和賞授与というふざけた時代ではあるが、アメリカも我々をまるで宗主国であるかのように脅しつける暇があったら、少しは湧き上がる「反オバマ」の国内世論の沈静化に努めたらどうだ!?アフガン・パキスタンへの増派反対の世論は80%だと言うではないか。世の中自分の子弟や親類縁者を喜んで海外派兵に人身御供する人間ばかりではないのだ。敵を殺せるだけ殺してから「和平」を訴えるという野蛮がオバマによって見事に実行されている。それで「反核」か!?
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2009年12月8日 20時02分 毎日jp
<民主党>小沢幹事長が中国訪問へ 同行者は600人以上
民主党の小沢一郎幹事長は10日から4日間の日程で、中国と韓国を訪問する。中国訪問は党所属国会議員143人と支持者ら計約630人という大所帯で、胡錦濤国家主席との会談も予定している。個人で11日に訪れる韓国でも、李明博大統領との夕食会が予定されており、政権交代を内外に印象づける外遊となる。
今回の訪中は、中国共産党と民主党間の定期的交流組織「日中交流協議機構」と、小沢氏が自民党時代から取り組む民間交流「長城計画」の合同事業。小沢氏は党代表就任直後の06年7月に訪中し、胡主席との会談で日中交流協議機構の発足を決めるなど、野党時代から中国とのパイプづくりを進めてきた。
小沢氏は胡主席との会談について「私は政府の人間でもなく、政府が取り上げるような問題を議論するつもりはない。基本的に草の根交流だ」(7日の記者会見)とし、東シナ海ガス田の開発問題など個別の外交案件には踏み込まない意向を明らかにしている。
ただ、訪中団結成にあたり、先の衆院選で初当選した新人議員約140人に参加を要請。半数以上にあたる約80人が同行するなど、大規模な訪中団を結成することで、小沢氏の政治力をアピールする狙いがありそうだ。党幹部は「対中関係で強いパイプを持つことで、米国への発言力を高める環境ができてくる」と指摘した。【近藤大介】
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600人とはすげえなあ!(笑)まるで大名行列・参勤交代みたいだ。
「井戸の水を飲む人はそれを掘った人の苦労を忘れない」という日中友好に関する中国側の基本スタンスは一環していて、その田中角栄の流れを汲む小沢さんには元々非常に好意的なのであるが、今回「草の根交流に徹する」として海底油田開発等日中間の懸案事項には敢て触れないという小沢流の外交に気を良くして、随行した国会議員全員との「2ショット記念撮影」に胡錦濤国家主席自らが応じるという破格の厚遇ぶりで迎えたわけである。かつての小泉ポチのように中国の横っ面を引っ叩くような「靖国参拝」を強行していたのではとてもじゃないがこうはならない。
信長じゃないけど「是非にあらず」ってかぁ~んじ♪てか、この人もよくもまあ次から次へと多岐に亘って新手を打ち出して来るものである。それで思い出したのが先日の亀ちゃんとイラ管の壮絶な(?)バトルである。
これについては私は、(何の根拠もないが)「亀ちゃんの独走・ごり押し」と言っても最低限小沢さんと鳩ちゃんには事前に話は通してあり了解は得てあったと踏んでいる。
ということはどういうことか?・・これは管さんと亀ちゃんが「一芝居打った」という線が濃厚になって来るのである。(笑)二人は携帯で(かどうか)前もって「乱闘の打合せ」がしてあったのだ。民主党としては「亀に振り回されているだけじゃあありませんよ」というところをアピールしておく必要があったのだ。
驚いたのはこれが「寝耳に水」だった人たちだけである。そうでないと管さんだけが今度もまた奇妙に浮いてしまうのである。だから恐らくあれは亀&イラ管の「裏芸」なのである。いやはや人間誰が信用出来ないと言って、政治家たちほど信用出来ない人種はいないのではあ~りませんか。笑。
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