本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

弱者受難の時代?!

2006-05-24 19:33:17 | 政治
*「子供が受難の時代」ということで、TVワイドショーでは昨年末来とみに子供が襲われるニュースが目立つようになって来ている。
 学校に行けば授業中に襲われる。下校途中に襲われる。付き添いの父兄に襲われる。友人に新しいオモチャを見せに行けば不審死。自宅マンションの廊下を歩いていれば不意に見知らぬ人に投げ落とされる。・・・。

 社会学者や歴史学者は言うかも知れない。いや、これは今に始まったことではない。いつの時代にもどんな社会にも病理に侵された異常者はいたのだと。或いは大脳生理学者とかが出て来て「我々の脳幹近くにはワニの脳」などと言い出すかも知れない。それはそれでいい(?)のだし「早急に改善したい」などと言える問題ではないのだが、だからと言ってかかる事態を放置していて構わないという理屈はない。子供たちが「普通に(!)」街中や田舎道を歩けない社会が住み良い社会である筈がない。彼らは本来が「寄り道・道草の達人」であった筈だが、今やそんな「遊び」が許容され得る社会ではなくなりつつある。

*受難は子供たちだけに止まらない。つい先日は寝たきりの老夫が妻に焼き殺された。生まれたばかりの乳幼児が押入れやネット喫茶に放置され、そのまま死を迎えたケースもあった。・・とにかくTVワイドショーは連日、これでもかこれでもかと弱者受難の報道に奔走しているので、流石の私も「もうテレビなんか見たくない」と思ったりする。そう言えば最近Book-Offの社長さんに抜擢された「普通のおばさん」のあの一言もやけに耳に残っている。曰く(面接に応募したきっかけに触れて)「ワイドショー見ていても仕方ないし・・」と。

 やれ小泉劇場だ、景気回復だ、勝ち組だと浮かれている状況ではないと私は感じている。ひどい時代だ。今更落ち込んでみても仕方ないから?敢て「明るい話題」を上げてみれば、阪神の好調と日本マクドナルドが定年廃止したことくらいだろうか。w

*というわけで、DVDも貯まっていることでもあるし、テレビは野球を見るくらいにして置きたい気分の今の私だが、TBSで今夜8時からやる「黒柳徹子+安住アナ」のなんたらいう番組は先週見て面白いと思ったので今夜も見るかもね。w


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