本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

安倍の総理談話をNHKで見た。

2015-08-15 01:41:42 | web・メディア
 安倍の『戦後70年談話』の記者会見をNHKで見た。3,500字~4,000字だったそうである。村山談話の3倍の長さだが内容は逆に薄められ三分の一も無かっただろう。ちらちらアンチョコを見ながらの《ちょろまかし》と《言い逃れ》のオンパレードだった。元々の安倍の支持者らを騙くらかすにはあの程度で充分だったろうが、肝心の支持者数は連日減る一方であり、一旦離れた《人心》があんな《ええカッコしい・換骨奪胎》と《美辞麗句》のてんこ盛りで回復するとは私には到底思われない。日本人はそんなに阿呆ではない。
 私が格別頭が悪いわけではないと思うのだが『安倍の長広舌』は意味不明な部分が大半である。長々わけわからない言辞を労した後の「記者団との質疑応答」でも安倍は国会同様一人で喋りまくっていた。しかも質問出来たのは幹事団からの2社と産経・読売その他だけで、朝日・毎日は(⇦まだまだ「忠誠心が足りない!」ということか♪)指名されなかったからお笑いだ。

 テレビでは何処かの局が「反省なんかする必要ないよ😆」という若者の声を拾っていた。
 私も自慢ではないが《戦後生まれ》のはしりであり、「戦前も戦中も知らない人間」である点では彼と同等だが、侵略した過去を『反省』するのは当たり前だと若い頃から何の疑いも持たずずっと考えている。善悪は問わず所謂《戦後民主主義》の下そういう教育を受けたからだろうと思う。
 反省するしないに関して言うなら、これは以前にも指摘したことだが《言う事が逆》なのである。侵略した側が「何時までもあやまって居られないよ」と開き直り、侵略された側が逆に「もっと謝れ」と要求し続ける。これでは未来永劫両者の反目・対立は解決し得ないに決まっている。
 普通の喧嘩でもそうだろう。殴った方が「あんなことして御免な」と繰り返し詫びを入れ、殴られた方は逆に「何時までもそんなに謝らなくてもいいよ♪」と相手を赦す。⇦こうでなければ『両者の和解』など永遠に不可能だ。安倍政権は韓国・中国・北朝鮮と(即ち近隣諸国の悉くと)反目し合い、ならばとこっちの都合だけで今や邦人の殆どが駆逐された『北方領土』を返して貰いたくても、ロシアはロシアで《自国領土》と《不凍港確保》には何処にも負けずにガメツイ国だから、日本など足元を見られて適当にあしらわれるだけだ。

 だいたいが北朝鮮の工作員らが数次に亘って我が国領土に侵入し、我が国民を好きなだけ拉致し続けても何年間も気付かなかったというのだから、この国の《国防意識》というものは一体全体何処にあるのか。(⇦その時自衛隊でも警察でも海上保安庁でもいいが、一体みんな何をしていたのか。)自国領土も自国民も『管理』し得ない、防衛し得ないというこんな国情では『北の金様』に舐められたって至極当然ではないか。それで相手側が「調査する」とか「調査中」とか我が国をせせら笑い「鼻であしらっている」のに何も有効な対応策を講じえない。『制裁措置発動』などと言っても手の内はとっくの昔に出し尽くしているから次の手というものがない。『太陽と北風』のイソップ寓話は既に以前に私は示した。寒がっている貧者のコートを脱がすには北風では無理なのだ。

 アメリカに追随するだけの外務官僚と戦争志向の安倍のノータリンには《外交センス》というものが皆無だと言ってやりたい。我々は極東離れ小島の田舎者に過ぎないのである。全てはこれを自覚してからの話だ。歴代総理談話でも彼らは《天皇制》のての字も触れていない。明治欽定憲法を改訂したのが現憲法であり、あの戦争を始めたのも辞めたのも昭和天皇だったことをメディアも政府もまるで無かったことのように避けて通っている。ドイツの爪の垢でも煎じて飲んだらどうだ?!
 薩長連合が倒幕から明治時代を招聘し、維新の元勲・立役者だった西郷隆盛は下野の後決起を余儀なくさせられて自滅し、以後の明治政府は言ってしまえば長州閥即ち安倍ポン出身の山口県の独裁だった。それが今現在迄続いていると言ってもあながち言い過ぎとも思われない。

 この国は敗戦を終戦と言い換えて羞じない国である。今の学者先生達が使っているかどうかは知らないが《ジャパニーズ・オブスキュランテイズム》という言葉が昔はあった。「日本型蒙昧主義」という意味である。歴史でも何でも独自の立案で理詰めに考察・検証することが出来ないから「感じ」「印象」「類似・類推」「盗用・盗作」・・等々で「その場凌ぎ」ばかりを繰り返すのが我々日本人は大の得意なのである。そこには日本人独自の独創的発想などまず無い。
 その意味で言うならば安倍もあの目つきの悪い某デザイナーも同じ「曖昧模糊万歳!」の蒙昧主義者なのである。🚀🚀🐾🐾😅😅👙。
 


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