本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

爆弾低気圧。

2015-10-02 02:27:01 | 社会


⇧写真は10/02(木)夕方の《ジャンジャン横丁》(⇦地下鉄動物園前から新世界へ抜ける道の愛称)である。天候のせいか人通りはいつもより少なかった。私は部屋に戻ってニュースを見るまで知らなかったのだが我が日本列島は10/02からまたもや暴風雨に(今度は大型台風並みの《爆弾低気圧》に)襲われている。大阪は10/03午前3時には暴風雨の圏内から抜けるらしいが、関東から東北地方にかけては朝の通勤ラッシュの時間帯に暴風雨が吹き荒れるらしい。北海道地方は10/05(月)まで爆弾低気圧の影響下に置かれるというのである。

 ☆一気圧は通常1,013hPa(⇦ヘクトパスカルと読む)でそれを上回れば高気圧、下回れば低気圧であるが、今回は10/01昼時点の966hPaから更に下回り944hPaになって列島を縦断するというのだから尋常では無い。我々は再び突風や竜巻の心配をしなければならないし、大災害発生も起こり得る情況だが、これを知ってか知らずか、我が安倍晋三はチャラチャラ浮かれて外遊し、「難民は3人受け容れる。後は金を出すから宜しくね♪」と国辱的な発言を繰り返している。ゲンダイに拠れば安倍はこの三年間で実に30兆円のばらまき外交に打って出ている。国債の累積残高が一千兆円に及ぶ国のする事とは到底思えない。金を手土産の外交だから、紐付きだろうと何だろうと受け入れ側の新興諸国は大歓迎するが、彼らが歓迎しているのは金であって安倍ではない。中国の鉄道計画が資金的に有利となれば日本の鉄道売り込みなどは即刻見捨て去られる。株価が下落しようがGDP、鉱工業生産指数が落ち込もうが「我が日本は新たな黄金時代の入り口に立っている」と「口から出任せ」を言って羞じない安倍ポンノスケ晋三である。安倍のお気に入りのノータリンな女政調会長は留任会見で「経済、経済、経済です♪」と笑って締め括った。この何も解らぬ阿呆女が《女性が輝く社会》の目玉商品・看板スターなのだ。女性労働者の六割は非正規雇用である。輝くのは男も女も一握りのエリートたちだけである。介護保険制度は後退したし、年金生活高齢者の暮らしは今後益々苦しくなる。「若者たちに待っているのは茨の道だけだ」から《世代間の対立》は深まる一方だ。「十八歳迄に死にたい。大人になりたくない」という若者は増えて当然ではないか。小泉進次郎は本気でやる気があるのならば、先ずは安倍グループと分派・分党しなければ信用出来かねる。

 昨夕帰途ローソンで『日刊ゲンダイ』を買った。1面見出しに『小泉進次郎安倍批判、入閣拒否!』という文字が踊っていたからだが、私は日頃『日刊ゲンダイ』をwebから無料で引用するだけなので、せめての罪滅ぼしという意味合いもある。w

 但し、私は小泉進次郎にも先の石破茂にも露ほどの期待もしていない。彼らと安倍政権との間にどういう密約があったのか(或いは無かったのか)知らないが、我々の大原則は「安保法案成立に手を貸した連中が何を言い出そうと、全員丸ごと国会山から放逐すべきだ!」ということなのである。「反原発はいい。が、違憲の安保法案は如何してくれるんだ?!」というわけだ。
 父親小泉純一郎と何処まで話が進んでいるのか、である。安保法案は親子共々合憲だという判断だとしたら、今回の離反は計算通りなのか。それで安保法案成立までは大人しくしていて安倍に恩を売ったのか。それとも安倍の締め付けが厳し過ぎて心底身動きが取れなかったのか。
 石破の派閥は本人も入れて二十人参加だと言うから、これでは推薦人は一人足りないことになるが、じゃあ、自民党の青年部長を務めていた進次郎は如何なのか。《派閥》を標榜出来る程彼のグループの結束は固いのか。そして安倍派ではない進次郎派の実数は何人いるのか・・・。
 というわけで、10/07の内閣改造の結果を見てからでないと判らない不確定要素が多過ぎると思われる。

 ☆ところで《選挙の事前運動》は「投票依頼をしたら違法行為だが、落選運動なら幾らやっても法的にはOKだ」ということで、そこに目を付けたSEALDsのメンバーは「安倍の選挙区=山口4区に十万人の住民票を移して、それで衆院選小選挙区で安倍を落選させよう♪」と呼び掛けている。安倍は8万の固定票?を持っているが10万票あったら充分落選させ得るという計算である。事の成否は不明ながら、その企画と志は良しとしなければならない。拍手喝采である。🚀🐳👻🙌🙆🙌🙆😍👙😄。

 SEALDsは他にも大物議員らの落選運動を企画しているようだから、面白いと言うか頼もしいと言うか、やることは愉しいし無益に終わることは無い。安倍の番頭役・すが官房長官などは例の芸能人結婚報道のドサクサに紛れて「女は家庭に入って子作りに専念しろ♪」とほざいた。まるで戦前の《生めよ殖やせよ》と瓜二つではないか。戦前回帰である。
 
 四十年も昔の話になるが、自民党政府の「もう戦後は終わった」キャンペーンに対してベ平連は「戦後は終わった。戦前が始まった」という逆キャンペーンを張った。現在の我々も同じ台詞を繰り返さなければならない。

 仮に大物を喰うのが難しかったとしても、当落線上の小者たちにはこの落選運動は大打撃を与えるだろう。何故なら「党派・宗派は弱い環から崩れる」からである。そして《外濠を失った大本営》が瓦解するのもそれから遠くない将来である。支持母体たる創価学会から見放された公明党にも未来はない。深夜私の所では数次に亘って雷鳴が轟いていた。🌀🌀🌀⚡⚡⚡👙😍😄😠🚀🐳👻💀👽👎。


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