いつもなら日曜朝は報道番組をあちこちよく見ているのだが、今朝は毎日放送(TBS)の時事放談を少し見ただけで終わった。寝過ぎてしまったからだ。
その公式ブログのトップページには以下の導入部があった。 ↓
◆ 8月24日 放送
第五一一回
増田寛也 元総務大臣
浜矩子 同志社大学教授
暑い夏。
不安定な夏の天気のもと、大変なことが起きてしまいました。
広島で夜中に猛烈な雨が降り土砂崩れが発生。 多くの家に土砂が流れ込み、たくさんの方が亡くなってしまいました。
一方、東京では猛暑のもと、病院に運ばれるお年寄りも続出しています。
そして、秋に向けて景気は大丈夫なのでしょうか? 10%に引き上げるという「消費税増税」の行方はどうなるのでしょうか?
============
☆私がテレビをつけたときは「東京が老人ばかりの少子高齢化社会に急転落するのではないか」という話をしていた。老老介護が増え都が総体としてこの窮状をケア出来なくなりつつあるというのである。「東京一極集中」にもいよいよ限界が来たということだろうか。
今やこの時事放談も朝日新聞出身という細川隆元の時代からは遠く離れて、今は政府を「口調は穏やかに、しかしその内容は厳しく論断する」お二人の対談で成り立っている。今ウィキペディアを見たら浜矩子同志社大経済学部教授はアベノミクスを「アホノミクス」と呼ぶ安倍批判の急先鋒だということである。
この人がまあ凄いのである。笑。「東京は仕事をする場であって生活する場ではない」から「解体するしかない」とまで(淡々と)言い切っていた。私は寡聞の上不勉強だから、そこまで言う人は今朝初めて知った。
日本過疎化の「過」の大代表=東京を解体してしまったら後に何が残るのか。私は所詮この国などは極東離れ小島の成金的田舎者に過ぎないのではないかと思っている人間だから、東京解体ということは、それは即日本解体と同義ではないかと考えてしまう。
一方「疎」の方の代表格の一つは昨日取り上げた石破茂の純地元「鳥取県」である。私は一度鳥取砂丘に行ったことがあるのだが、そのとき調べた人口分布によれば、鳥取県の人口は東の鳥取市が20万人、西の米子市に20万人、その他の地域で20万人の、合わせて60万人(←いずれも概算)という日本最小の県ということだったが、今は更に過疎化が進んで人口は58万人台にまで落ち込んでいるらしい。
☆過疎化対策として各地方が打ち出している諸方策に何か有効な施策はあったのだろうか?
私には彼らの方策はみな見当違いで方向違いに見える。金太郎飴よろしく一列横並びでゆるキャラ作りに精を出し、地域振興と称して中高年向けに農林水産漁業・工鉱業・・を興せば「地方」は復活するのか。あっちもこっちも観光客誘致に血眼になっていればそれでいいのか。それで過疎化は止められたのか。・・。
若者たちは「汚れ仕事」を嫌い、工場も土木建築も更には飲食店の店員からトラックの荷積み荷下ろしに至るまで、今や出稼ぎの外国人労働者の手を借りなければ何一つ完遂出来ない「老人国家」が我が日本なのである。
☆何も難しい問題ではない。発想が間違っているのである。日本の若者(←ばか者と呼んでも構わないw)たちが涼しいオフィスでPCを叩いたりする「きれいなお仕事」を望んでいるというのなら、それを与えてやればいいのである。
WEB産業である。WEBは場所を選ばない。電気・ガス・水道・道路網等、何か事業を展開するのに必要な基盤が整っていさえすれば、インターネット関連の企業を誘致することがそんなに困難な仕事だとは私には思われない。彼らは金を稼ぐことには秀でているが、その使い方を知らない。哲学もなければ発想力もないから、金の使い方がわからないアホの集まりなのだ。だからしょうがないから毎日一生懸命に金を集めるしか能が無いのである。私たち年寄りに職その他を与えるのを忘れて貰っては困るが、それだけでは次代を背負う若者たちを呼べないのは決まり切ったことだろう。若者たちを惹きつけることが可能な大企業をまず誘致して、それで若者を呼び込まなければ過疎地に未来は無いのであるってか、あっそ。
その公式ブログのトップページには以下の導入部があった。 ↓
◆ 8月24日 放送
第五一一回
増田寛也 元総務大臣
浜矩子 同志社大学教授
暑い夏。
不安定な夏の天気のもと、大変なことが起きてしまいました。
広島で夜中に猛烈な雨が降り土砂崩れが発生。 多くの家に土砂が流れ込み、たくさんの方が亡くなってしまいました。
一方、東京では猛暑のもと、病院に運ばれるお年寄りも続出しています。
そして、秋に向けて景気は大丈夫なのでしょうか? 10%に引き上げるという「消費税増税」の行方はどうなるのでしょうか?
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☆私がテレビをつけたときは「東京が老人ばかりの少子高齢化社会に急転落するのではないか」という話をしていた。老老介護が増え都が総体としてこの窮状をケア出来なくなりつつあるというのである。「東京一極集中」にもいよいよ限界が来たということだろうか。
今やこの時事放談も朝日新聞出身という細川隆元の時代からは遠く離れて、今は政府を「口調は穏やかに、しかしその内容は厳しく論断する」お二人の対談で成り立っている。今ウィキペディアを見たら浜矩子同志社大経済学部教授はアベノミクスを「アホノミクス」と呼ぶ安倍批判の急先鋒だということである。
この人がまあ凄いのである。笑。「東京は仕事をする場であって生活する場ではない」から「解体するしかない」とまで(淡々と)言い切っていた。私は寡聞の上不勉強だから、そこまで言う人は今朝初めて知った。
日本過疎化の「過」の大代表=東京を解体してしまったら後に何が残るのか。私は所詮この国などは極東離れ小島の成金的田舎者に過ぎないのではないかと思っている人間だから、東京解体ということは、それは即日本解体と同義ではないかと考えてしまう。
一方「疎」の方の代表格の一つは昨日取り上げた石破茂の純地元「鳥取県」である。私は一度鳥取砂丘に行ったことがあるのだが、そのとき調べた人口分布によれば、鳥取県の人口は東の鳥取市が20万人、西の米子市に20万人、その他の地域で20万人の、合わせて60万人(←いずれも概算)という日本最小の県ということだったが、今は更に過疎化が進んで人口は58万人台にまで落ち込んでいるらしい。
☆過疎化対策として各地方が打ち出している諸方策に何か有効な施策はあったのだろうか?
私には彼らの方策はみな見当違いで方向違いに見える。金太郎飴よろしく一列横並びでゆるキャラ作りに精を出し、地域振興と称して中高年向けに農林水産漁業・工鉱業・・を興せば「地方」は復活するのか。あっちもこっちも観光客誘致に血眼になっていればそれでいいのか。それで過疎化は止められたのか。・・。
若者たちは「汚れ仕事」を嫌い、工場も土木建築も更には飲食店の店員からトラックの荷積み荷下ろしに至るまで、今や出稼ぎの外国人労働者の手を借りなければ何一つ完遂出来ない「老人国家」が我が日本なのである。
☆何も難しい問題ではない。発想が間違っているのである。日本の若者(←ばか者と呼んでも構わないw)たちが涼しいオフィスでPCを叩いたりする「きれいなお仕事」を望んでいるというのなら、それを与えてやればいいのである。
WEB産業である。WEBは場所を選ばない。電気・ガス・水道・道路網等、何か事業を展開するのに必要な基盤が整っていさえすれば、インターネット関連の企業を誘致することがそんなに困難な仕事だとは私には思われない。彼らは金を稼ぐことには秀でているが、その使い方を知らない。哲学もなければ発想力もないから、金の使い方がわからないアホの集まりなのだ。だからしょうがないから毎日一生懸命に金を集めるしか能が無いのである。私たち年寄りに職その他を与えるのを忘れて貰っては困るが、それだけでは次代を背負う若者たちを呼べないのは決まり切ったことだろう。若者たちを惹きつけることが可能な大企業をまず誘致して、それで若者を呼び込まなければ過疎地に未来は無いのであるってか、あっそ。