本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

自称“道徳議員連盟”の恥ずかしい面々。

2014-07-20 19:29:44 | 社会
公約無視、不倫、接待…“道徳議員連盟”の恥ずかしい面々
日刊ゲンダイ: 2014年7月19日

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野田前首相、下村文科相、山田事務局長/(C)日刊ゲンダイ

 これも安倍政権による道徳の教科化の流れだろう。先月、自民党、民主党、日本維新の会など超党派の有志議員が「人格教養教育推進議連」を発足させた。メンバーには保守系議員を中心に70人が名を連ね、最高顧問は安倍首相と野田前首相。議連会長は下村博文・文科相だ。

 道徳教育は、「集団的自衛権」と同様、安倍にとって肝いりの政策のひとつで、第1次安倍政権時の06年10月に、「教育再生会議」を設置。“愛国心”を植え付けようと、徳育の教科化を打ち出した。この時は、中央教育審議会が「(教科化して)教科書検定や成績をつけることは道徳教育になじまない」と見送った経緯がある。

 そのため、今度は超党派の議連からからめ手でいくつもりなのだろうが、この議連は“お笑い”だ。マニフェストにない消費増税を断行した大ウソツキの野田が、「道徳」なんてブラックジョークだし、事務局長は「次世代の党」に行く山田宏衆院議員。そう、杉並区長時代に、不倫メール問題で裁判沙汰になった人である。会長代理には、所轄する人材派遣会社の接待施設に出入りしていた田村憲久厚労相。「道徳を語る資格なし」の議連なのだが、議連会長の下村は、「人として求道的な思いを持たなければならない」なんて話していた。道徳を「教科化」し、愛国心を植え付ける狙いはミエミエだ。

■「戦争できる心」の育成

 元法大教授の五十嵐仁氏(政治学)が言う。
「安倍政権は集団的自衛権の行使容認で、自衛隊を海外に派遣できるようにし、戦争に参加できる体制をつくった。今度は、それを支える社会と、戦争できる心を養う必要がある。マスコミや世論を統制する特定秘密保護法と併せて取り組んでいるのが教育改革。戦争に志願し、命を投げ出せる子どもを教育したいのでしょう。まじめに学ぶためには、点数をつける『教科化』にする必要があるのです。こうすれば、学生は点数欲しさで政府の望ましい人間像になってしまう。それが狙いとしか思えません」

 笑ってばかりはいられない。

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 以上引用終わり。
 後輩を自殺に追い込んでおいてどこが「道徳」だ?!
 野田だけは私は許せない。野田を選んだ民主党の幹部連中も同罪だ!
 それは置いといて、とんでもない話だが「徳育」即ち「道徳教育」を「教科」の一つとして安倍ポンはやりたいのだ。
これは「岸回帰」どころか「戦前回帰」の姿勢だ。この内閣はもう「狂乱内閣」と呼んだ方が正しいのかも知れない。
 安倍は今「中東へ行ってお国のために死んで来い」と自衛隊の諸君に命じているが、これを末代の子供たちにも継続させようとしているのがこの “道徳議員連盟”の恥ずかしい面々なのである。いよいよ「終わりの始まり」が開始されたのだ。

 道徳だのモラルだのは点数に差をつけ「目の前に人参をぶら下げて」学ばせるものではない。お爺ちゃん子の安倍はそういう教育を岸に受けたのだろうか?だとすればとんでもない「隔世遺伝」だったと言うしかないだろう。


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