本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

飛田東映サービスデー。

2011-07-30 10:23:39 | 
1.任侠列伝・男

 私はこの映画の始まる時間にぴったり合わせて入館したが、中が涼しいことにふと一息ついて映画が終わる頃までずっとうとうとしてしまった。だから内容はよくわからない。
 映画は鶴田浩二と高倉健の二大巨頭共演のヤクザものであるが、健さんはあくまで共演者で、タイトルでも名前は一番最後に出て来るし、二人で殴り込みをかけるのだが最後は拳銃で撃たれてあっさり死んでしまう。

任侠列伝・男 - goo 映画任侠列伝・男 - goo 映画

2.戦国自衛隊(1979年角川映画)

 作られたのが1979年というから今から30年以上前の、角川映画全盛期の頃の作品である。時の流れというものは本当に速い。私は当時はSF映画などというものには興味が無かったから見るのはこれが初めてのことだと思う。今回見たかったのは3.の「おくりびと」だけで、これが無かったら飛田へは行かなかったと思う。
 これも半村良の原作を知らないのだが、なぜか毘沙門天の上杉謙信をクローズアップし、そこへ兵器ごとタイムスリップした自衛隊員21名を絡ませて壮大なる戦乱シーンを諸処で展開している。
「くだらねえ!」と言ってしまえばそれまでの映画だが、予期していた以上に私には楽しめた映画だった。主演千葉真一も彼のカラーを良く出していて良かった。

戦国自衛隊 - goo 映画戦国自衛隊 - goo 映画

3.おくりびと

 ウィキペディアにはこうある。 ↓

概要 [編集]

本木雅弘が、1996年に青木新門・著『納棺夫日記』を読んで感銘を受け、青木新門宅を自ら訪れ、映画化の許可を得た[4]。その後、脚本を青木に見せると、舞台・ロケ地が富山ではなく、山形になっていたことや物語の結末の相違、また本人の宗教観などが反映されていないことなどから当初は映画化を拒否される。

本木はその後、何度も青木宅を訪れた[4]が、映画化は許されなかった。「やるなら、全く別の作品としてやってほしい」との青木の意向を受け、『おくりびと』というタイトルで、『納棺夫日記』とは全く別の作品として映画化。映画公開に先立って、小学館でさそうあきらにより漫画化されている。

スタッフロールに表記はないが、映画の完成までには本木と、本木の所属事務所元社長の小口健二の働きは大きい。

地上波での初放送は2009年9月21日。このときの視聴率は21.7%を記録した。

 ↑ ・・ということで、死生観・宗教観の絡んだ込入った経緯があるようである。
 私は原作も映画も知らず、TVのスポットCMなどを見て、これは葬儀屋さんの話だと思っていた。違うのである。葬儀屋から「納棺の儀」を請け負う「納棺師」という職業の人の話なのである。

 私が幼少の頃は「納棺師」などという職業はなかった。納棺は遺族や親類縁者有志による、その場に応じた臨機応変の共同作業だった。それが映画でも簡単に説明されているが、いつしか葬儀全体を仕切る葬儀屋が葬式の流れの一環で納棺をも業務として引き受けるようになり、更にその内の納棺業務だけを特化し切り離して「下請け」(?)の納棺師に回すようになったらしいのである。どういう経緯でそうなり、現状はどうなっているのか、そっち方面は私は疎いのでわからない。

 原作を知らないので原作と映画のどこがどう違うのかは不明ながら、私は映画を見ていて、原作者が脚本に不満を抱いた原因の一端はなんとなくわかる気がした。一言で言えば、人物の挙動がストーリーに沿って便利に作られ過ぎているのである。そのストーリーもいささか煩瑣であった。
 そういう不満はあったが、人は例外なく皆生まれて死ぬ存在だという当り前の事実を改めて考えさせられる映画だった。山崎努演じる納棺師の「社長」は美食家で「生きるものが生きるものを食う。だったら旨い方がいい」と『共食の連鎖』に言及するなど、出演者たちも皆好演していた。

 ところでギャル曽根という過食症で摂食障害のタレントがいるが、彼女は一日に5~6回の大便をするのだと昨夜自身がテレビで告白していた。
 普通人は食べたものを胃で消化し腸でその養分を吸収しているが、彼女は(何という病か聞き漏らしたが)そのどちらの機能にも障害があって十全な消化吸収作用が働かない人なのだそうである。食べたものが殆ど素通りで肛門まで直通してしまうため幾ら食べても満腹感は得られないのだと言っていた。
 世界には日々食べるものにも不自由している人々が溢れ返っているというのに、随分無駄なことを売りにするタレントがいるものだなと、私はこれまで彼女を冷ややかに見て来たが、病気では仕方が無い・・とは言ってもこれは飽食した一部先進国固有でのみ発生し得る病であることは違いないだろう。







おくりびと - goo 映画おくりびと - goo 映画

============

新潟40万人に避難指示・勧告 1人死亡 川氾濫、崩れる堤防
産経新聞 7月30日(土)10時1分配信

 記録的豪雨となっている新潟県では各地で断続的な豪雨が続き、30日までに三条市を流れる五十嵐川や大平川、大面川で相次いで堤防が決壊、魚沼市の破間川も堤防が崩れ、長岡市を流れる魚野川が氾濫するなど被害が広がっている。

 このため、すでに市内全域に避難勧告が出ていた三条市で下田地区全域の約3000世帯約1万人▽魚沼市の約750世帯約2600人▽長岡市の約2200世帯約7400人▽新潟市南区の約400世帯約1400人-にそれぞれ避難指示が出た。

 避難勧告も新潟市の約2万2000世帯約7万2000人のほか、五泉市、魚沼市、南魚沼市、十日町市、加茂市、阿賀町などで出ており、13市町の40万人近くに避難指示または勧告が出された。

 新潟県内では人的被害も相次ぎ、1人が死亡、3人が行方不明となっている。

 十日町市では車ごと川に転落したとみられる男性(67)が死亡して見つかり、女性(93)が川に流されて行方不明となっている。田上町の農家の男性(64)が田んぼの様子を見に行ったまま戻っていない。小千谷市でも自主防災会員の男性(63)が活動中に川に流され、警察などが捜索している。このほか、三条市の五十嵐川に軽乗用車が転落したとの通報もあった。

 新潟県は三条市など11市町に災害救助法の適用を決めた。

============

九電に「再稼働求める声必要」=やらせメール問題で-佐賀県知事

 玄海原発(佐賀県玄海町)の運転再開をめぐり九州電力が住民説明会へ再開賛成の「やらせメール」を投稿するよう指示した問題をめぐり、佐賀県の古川康知事は30日、臨時記者会見を開き、説明会前の先月21日に知事公舎で段上守副社長と会い、「経済界から再稼働を求める声があるならば、そういう声を出すことも必要だ」と働き掛けたことを明らかにした。「その時はこうなるとは思わなかった。当事者の九電に対し、軽率であった」と釈明した。(2011/07/30-17:38)時事通信

============

「国からお金、泥はかぶらず」 安住氏、被災首長を批判
(朝日新聞) 2011年07月30日 19時51分

 民主党の安住淳国会対策委員長は30日のテレビ東京の番組で、東日本大震災で被災した自治体の首長について「国からお金をもらって自分は言いたいことを言い、できなかったら国のせいにすればいい」などと批判した。今月上旬には被災地での言動をめぐって松本龍復興担当相(当時)が辞任したばかりで、安住氏の発言は被災自治体の反発を招きそうだ。

 安住氏は「『知事は頑張っている』と言うが、仕組みが違う。自治体の首長は都合がいい。増税しないんですから。国からお金をもらって自分は言いたいことを言い、できなかったら国のせいにすればいい。『増税も無駄の削減も国会議員がやれ』と、立派なことは言うけど泥はかぶらないという仕組みを何とかしないといけない」と語った。

 安住氏は被災地の有権者に対しても「家、財産、家族がなくなった人は不満は持っているが、だからといって『全部国会議員が悪い』というのは感情的な話だ」と述べた。

============

*『全部国会議員が悪い』のではなく、全部安住と管と岡田と仙谷と枝野が悪いのである。

============


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。