【新型コロナ】
平塚・小田原・厚木保健所管内で9人感染
10歳未満児も
4/5(日) カナロコ
新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、神奈川県は
5日、平塚、小田原、厚木の各保健所管内で新たに
10歳未満~60代の男女9人の感染が判明したと
発表した。
いずれも軽症または無症状だという。
秦野市
宅配サービスを一括紹介
高齢者・買い物弱者の見守りに
タウンニュース
秦野市は4月1日から秦野市内の宅配サービス店を
紹介する「招(商)福連携”ハダ恋にぎわい商店街”
はだの商人(あきんど)宅配サービス店紹介事業」を
開始した。
この事業は、事業者が市内の高齢者や買い物弱者を
対象に商品の配達や出張販売を行うことで、訪問の
際の声掛けなど見守りを行ってもらおうというもの。
当初は4月中旬頃から募集を開始する予定だったが、
「新型コロナウイルス感染症の影響もあり、事業の
本来の主旨に加え、商業者支援にも繋がればと予定
より前倒しで開始することにしました」と市産業振
興課では話す。
登録ができるのは、秦野市内の商店会または秦野商
工会議所に加盟している中小企業で、市内の高齢者
や買い物弱者を対象に商品の配達や出張販売ができ
る店舗。市では惣菜や弁当の配達、雑貨の販売や配
達、訪問散髪など利用者の自宅に直接提供できる様々
なサービスを想定しており、宅配エリアを指定する
ことも可能となっている。
この事業に登録した事業者は、市が提供する公開中
の「ハダ恋にぎわい商店街」
(https://rarea.events/summary/hadano-nigiwai)に
情報がまとめられ、市民はこのページから利用したい
サービスを選ぶことができる。同事業のスタートにあ
たり、商店会として最初に取り組み、申請した桜町商
店会の柏木真一会長は「個店としても来店を待つだけ
でなく、工夫を凝らすことが重要な時期。その良いき
っかけになった」と話している。申込書や詳細は同課
【電話】0463・82・9646へ。
「みっけもんの旅」が受賞
審査員特別賞に
タウンニュース
落花生の掘り取りをする参加者
秦野市内の魅力的な観光スポットや体験、名産品の
試食や購買などを盛り込んだ日帰りツアー「ハダ恋
みっけもんの旅」が3月26日、「第10回かながわ観
光大賞」審査員特別賞を受賞した。
同賞は、県を訪れる観光客の増加や地域活性化等に
大きく寄与し、他の観光振興の取り組みの励みとな
った事業者等を表彰するもの。県観光協会内かなが
わ観光大賞事務局が主催している。
審査員特別賞を受賞した同ツアーは、はだのブラン
ド推進協議会(佐野友保会長)が企画し、(株)小田
急トラベルが実施する着地型日帰りツアー。生産者・
商業者・交通事業者・行政などが連携して実施して
いるもので、現在ある地域資源を生かしたものとな
っている。ツアー内容は同協議会が決めており、
「地域経済の好循環を生む仕組み」として事業を
継続しているという。
初回は2018年8月に行われ、以来、毎月実施。
天候や新型コロナウイルス感染症の影響でツアーが
中止になった回があるものの、これまでに18回開催し、
参加人数はのべ400人。市外の参加者も多く、秦
野市の魅力を市内外に発信するとともに、「ツアー
参加者のさらなる来訪や、消費の増加が図られてい
ます」と同協議会事務局では話している。
北條五代祭り 中止
コロナ影響 56年目で初
タウンニュース
小田原市最大の観光イベント「第56回小田原北條
五代祭り」の開催中止が3月30日、発表された。
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、来場者
や参加者の健康被害などを考慮した判断。56年目
で中止は初。
開催中止の発表は、加藤憲一小田原市長と石田武
小田原市観光協会会長の連名で出された。中止す
るのは5月3日、小田原城址公園や中心市街で予定
されていた出陣式やパレード。例年2日に箱根湯本
の早雲寺で行う北條五代歴代城主墓前供養も取り
やめる。
同協会では、地域経済への影響と参加者・来場者の
感染リスクなどを踏まえ、関係団体や行政などに
意見を聞き、判断材料を集めていた。当初は4月
7日に開く協会正副会長会議で判断する方針だっ
たが、「各方面の影響を鑑みて早い判断が妥当」
(同協会)として前倒しした。
同祭りの昨年来場者は約22万人(主催者発表)。
六斎市、名物市も中止に二の丸広場イベント
例年、ゴールデンウィークの小田原北條五代祭り
とほぼ同時期に小田原城址公園二の丸広場と銅門
広場で開催される、小田原城北條六斎市(3日〜
5日)と北條ジャズフェスタ(4日、5日)、小田
原城名物市(3日、4日)の中止が決まった。
六斎市とジャズフェスタを主催する小田原市商店
街連合会の丸田茂晴会長は3月31日、加盟商店街
の会員に書面で中止を通知した。
丸田会長は当初「屋外のイベントであること、また
(中止による)経済への影響」などを考え開催の
可能性を模索していたという。しかし新型コロナ
ウイルスの感染拡大が続き、消費者に心配する声
が増えていることも踏まえ判断したという。「出
店者ご来場者の方々の健康と安全面を考慮して開
催を中止することといたしました。ご理解のほど
宜しくお願い申し上げます」と話している。六斎
市は骨董品や飲食が販売され、多くの家族連れな
どでにぎわう。
過去の六斎市の様子 =市観光協会提供
箱根登山鉄道
7月下旬に全線復旧へ
当初計画から前倒し
タウンニュース
工事が進む蛇骨陸橋付近
(箱根登山鉄道(株)提供)
箱根登山鉄道(株)は3月26日、運休・復旧工事中
の箱根湯本─強羅間について、運転再開が当初計画
の秋頃から7月下旬になる見通しを発表した。観光
客が減少する中、運転再開が早まることに地元商店
は歓迎を示した。
強羅駅近くの上総屋商店の川久保一浩さんは「この
知らせが全国各地に伝わってほしい」、スイーツな
どを販売する花詩の坂本瑞穂さんは「復旧前倒しの
発表はうれしい」、田むら銀かつ亭の田村洋一さん
は「具体的な再開時期が発表され良かった」と、鉄
道の運転再開に期待を寄せた。
同鉄道は昨年の台風19号の影響で、線路を含む陸橋
が流出した蛇骨陸橋付近や大量の岩石で線路を覆わ
れた大沢橋梁など各所に甚大な被害を受けた。急傾
斜地などでの作業もあるため、長期にわたる復旧工
事が予想されていた。時期が早まったことに関して
同社の担当者は、暖冬で降雪や凍結など冬季工事特
有の支障が少なかったこと、沿線に住む住民の理解
で通常の工事時間を延長して行ったことを挙げた。
現在、蛇骨陸橋付近は線路の土台となる構台が完成。
大沢橋梁では線路を覆っていた岩石は撤去され、周辺
の作業が進められている。担当者は「登山鉄道の不通
でお客さま、地域の方々にはご不便をおかけしてい
ます。1日でも早い復旧を目指し取り組んでいます」
と話している。
かながわ観光大賞
「Let's夜箱根」が大賞に
地域の活性化に貢献
タウンニュース
箱根強羅公園スプリングナイト
ガーデンの様子
(小田急箱根ホールディングス(株)提供)
(公社)神奈川県観光協会が主催する「第10回かな
がわ観光大賞」の大賞に、小田急箱根ホールディン
グス(株)のナイトエコノミーの推進に向けた取り
組み「Let's夜箱根」が選ばれた。
同観光大賞は、神奈川県を訪れる観光客増加や地域
活性化等に寄与し、他の観光振興の取り組みの励み
となった事業者を表彰するもの。実施内容の新規性
や戦略性、実施方法の創意工夫、地域との密着度、
将来性など8項目を審査し各賞が決まる。今回は、
県内から31団体の応募があった。
「Let's夜箱根」は、地域と連携し箱根エリアの
夜を「明るく、楽しく、想い出に残るもの」となるよう、
エンターテインメント要素や体験を付加した多彩な
プログラムを箱根の各所会場で開催する取り組み。
2019年は、音と光で演出された夜の公園散策が
楽しめる「箱根強羅公園スプリングナイトガーデン〜
不思議な夜の演奏会〜」、幻想的な明かりや音ととも
に味わう料理と地元店舗をスタンプラリーをしながら
楽しむはしご酒、箱根登山電車の夜間特別ライトアッ
プの「箱根湯本Summer Night Vil
lage」、芦ノ湖を運航する海賊船内で海賊ショー
や料理を楽しむ「箱根芦ノ湖Pirates of
Sunset Cruise」が評価につながった。
小田急箱根ホールディングス(株)の担当者は「ナイト
エコノミーの推進により地域の活性化につなげていき
たいという思いで取り組んだ。地域皆さまとともに箱
根の魅力向上に努めていきたい」と話した。
また、朝のイメージが強い「魚市場」という空間の新
たな可能性を引き出すために夜の漁港と地魚に着目した、
小田原の漁港をPRするためのイベント「港の夜市
大作戦」(小田原地魚大作戦協議会)が、優秀賞に
選ばれた。
自宅で過ごす小学生を応援 小田急電鉄
ロマンスカーをつくろう
抽選で箱根フリーパス
タウンニュース
ロマンスカーは全部で5種類
小田急電鉄(株)は4月23日(木)まで、小学生を
対象に「オリジナルロマンスカーをつくって応募!」
キャンペーンを実施している。このキャンペーンは、
自宅で過ごす時間が多いこどもたちに家で楽しい時間
を過ごしてほしいとの思いから緊急で企画。同社ホー
ムページ内のキッズサイト「おだきゅうキッズ」の
「電車デザイン〜自分だけの電車を作る〜」からペー
パークラフトのロマンスカーをつくり、写真画像を応
募すると抽選で小学生500人に「箱根フリーパス
2日間用(こども・小田原駅発)」の引換券が当たる。
応募資格は新小学1年生から6年生。詳細は「おだ
きゅうキッズ」で検索を。
「吉野の桜は変わらず美しい」
見頃迎えるも客まばら
4/3(金) 共同通信
シロヤマザクラが見頃を迎え、淡いピンク色に
彩られた吉野山=3日、奈良県吉野町(共同通信社
ヘリから)
山肌が桜で埋め尽くされ、「一目千本」とたたえら
れる吉野山(奈良県吉野町)で3日、シロヤマザクラ
が見頃を迎えた。例年は約30万人が訪れるが、今年は
新型コロナウイルス感染拡大の影響で花見客はまばらだ。
約千年前からご神木として植えられてきたという桜は
約3万本。今年は開花が早く、山頂付近の「奥千本」
は11日ごろ満開になる見込み。
吉野山観光協会によると、2月上旬には約2千台分予定
されていた観光バスツアーは、大半がキャンセルにな
った。「無理に来てとは言えないが、桜は変わらず美
しい」と東利明会長。各店舗や案内所では観光客のた
めに消毒液やマスクを用意しているという。
二宮・葛川沿いの花
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