湘南ひらつか七夕まつり 来場者数
は3日間で115万人 平塚市が発
表、5万人増も「コロナ禍前より少
ない」の声
7/8(火) カナロコ
多くの人々が参加した七夕おどり
千人パレード=4日、平塚市の
湘南スターモール
平塚市は7日、第73回湘南ひらつか七夕
まつり(4~6日)の来場者数が3日間で
およそ115万人だったと発表した。昨年
のおよそ110万人からは増加した。
市によると、内訳は4日が27万人、5日
が38万人、6日が50万人。今年は一時
的に降雨もあったが、おおむね天候に恵ま
れたほか、新型コロナウイルス禍以前の
2019年以来、6年ぶりに露店の路上
出店を実施した。
この3年間の来場者数は110万~115
万人を推移。コロナ禍前の水準には達して
いない。
コロナ禍を契機に、近隣住民や環境に配慮
した開催を模索し、夜間も以前より終了時
刻を前倒ししている。また、近年は厳しい
暑さの影響で昼間の来場者がコロナ禍前よ
り少ないとの肌感覚があるという。今後に
ついて市商業観光課は「より良い形を考え
ていく」としている。
次回は来年7月3~5日に開かれる。
安倍元首相銃撃から3年
「こんなに距離が」演説風景は様変わり
神奈川県警「ローンオフェンダー」への警戒強化
7/8(火) カナロコ
石破首相の演説中に周囲を
見張る警察官=6日、横浜市
営地下鉄センター南駅前
(画像の一部を修整してい
ます)
参院選の応援演説中に安倍晋三元首相が
銃撃された事件から、8日で3年が経過し
た。県警は事件以降、要人警護を大幅に強
化。今回の参院選でも石破茂首相の演説会
場を鉄柵で囲んで聴衆と一定の距離を取る
など、演説風景は事件前と比べ様変わりし
ている。ただ、聴衆と握手して支持を呼び
かける政治家も依然として多く、県警の
“悩みの種”ともなっており、県警幹部は
「緊張感を持ち、あらゆる事態に対処する」
と気を引き締めている。
【写真でもっと見る】
演説会場を囲む鉄柵や手荷物検査の様子
7月6日、横浜市都筑区。石破首相が自民党
候補の応援に駆けつけ、市営地下鉄のセンタ
ー南駅前広場に多くの聴衆が集まった。
立候補者らが上る選挙カーと最前列の聴衆と
の距離は数十メートル。不審者の飛び出しに
十分対応できるよう、体制を整えた。銃撃事
件前とは聴衆との距離が広がっており、「こ
んなに距離がありますが、心の距離は変わり
ません」と応援弁士が訴えかける場面も。石
破首相は立候補者の実績をアピールしながら
支持を訴え、約20分間の演説を終えた。
石破首相のスーツの色が後ろのコンクリート
壁と同系色だったこともあり、後方の有権者
からは「少し見にくかった」との声も上がっ
たが、男性会社員(61)=同市在住=は
「人命が第一。距離が遠くても、応援しよう
という気持ちは変わらない」と話した。
3日の公示後初となった石破首相の来県に、
「警戒レベルを最大限に上げて現場に臨んだ」
と県警幹部。警察官があちらこちらに立って
会場を見張ったほか、近くの商業施設の屋上
からも双眼鏡をのぞき込んで周囲に目を光ら
せた。さらに周辺を鉄柵などで囲み、会場へ
の出入りを制限。危険物の持ち込みを防ぐた
め、会場入り口では陣営スタッフが手荷物検
査を行った。
県警幹部は「無事に終わったが、まだ前半戦。
現場では常に『何かあるぞ』という意識を持
ち、最後まで徹底してやっていきたい」と話
し、現場の士気を高める。
銃撃事件以降、警察庁は演説会場の警備体制
を見直し、危険物の持ち込みや警護対象者へ
の接近を防ぐ対策を講じている。単独でテロ
を計画・実行する「ローンオフェンダー」へ
の警戒を強め、情報収集にも力を注ぐ。
小田原城で大輪のハスが見頃
管理事務所「午前中の鑑賞がおすすめ」
7/9(水) カナロコ
見頃を迎えたハスの花
=9日、小田原城址公園
色鮮やかなピンク色のハスの花が小田原
城址公園(小田原市城内)で見頃を迎え
ている。
【写真で見る】
見頃を迎えたハスの花
=9日、小田原城址公園
ハスは天守閣南側の御茶壺(つぼ)橋
(小峯橋)両側の堀に群生しており、
大輪の花は夏の風物詩となっている。8月
中旬ごろまで楽しめるという。
小田原城総合管理事務所の担当者は「ハス
の花は早朝に開き、午後には徐々に閉じる
ので、午前中の観賞がおすすめ」と話して
いる。
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