
プレゼント
DeNA、県下の幼稚園児、小学生約72万人に帽子をプレゼント 5周年企画で
デイリースポーツ 12月1日(火)
DeNAは1日、横浜市内で「5周年企画第1弾発表会」を開催した。球団創設
5周年を記念して、神奈川県下の幼稚園児、小学生約72万人にDeNAの帽子
をプレゼントすることを発表した。

横浜DeNAベイスターズは、2015年12月1日に球団創設5周年目を迎えるにあたって、
神奈川県の小学校、幼稚園・保育園などに通う約72万人の子どもたちに、ベース
ボールキャップをプレゼントいたします。
本取り組みは、より「横浜に根づき、横浜と共に歩む」という横浜DeNAベイスタ
ーズの5周年目に込めた想いに、神奈川県と神奈川県教育委員会がご賛同していた
だき実現しました。
12月1日から冬休みまでの間に、各学校等を通じて神奈川の子どもたちに届けられます。

『5周年ロゴ入り ベースボールキャップ プレゼント』概要
主旨
横浜DeNAベイスターズは、サッカーでも、テニスでも、どんなスポーツでもいい
ので、子どもたちが成長過程で、何かスポーツに触れてもらいたい、そしてもち
ろん、野球もその選択肢のひとつであり続けたく、その野球が子どもたち同士や、
保護者と子どもなど世代を超えて人と人を繋ぐきっかけであり続けて欲しいと願
っています。
このたびの、未来を担う子どもたちへのベースボールキャップをプレゼントさせ
ていただく取り組みは、神奈川の子どもたちの心身ともに健全な未来に、野球が
貢献していきたい、という思いから行うものです。
プレゼント対象
以下、全て神奈川県内施設
幼稚園 683園、小学校 897校、特別支援学校(※幼稚部および小学部)45校、
保育所、認定こども園、私設施設保育施設など2,105箇所
県内施設総数 3,730箇所
対象人数 約72万人
※2015年11月現在
配布日程
12月中旬を目途に、各学校のスケジュールによって配布されます。
年内にすべての学校・施設で配布が完了する予定です。
※配送状況により多少前後する可能性もございます
--------------------------------------------------------------------
ベイスターズが「ハマスタ買収」に込める意志
2015年12月02日東洋経済 村瀬 秀信 :ライター

プロ野球球団・横浜DeNAベイスターズが、横浜スタジアムの子会社化を目指した
株式公開買い付け(TOB)に乗り出した。過半の取得を目指し、2016年1月20日ま
でに普通株1株を1500円で買い付ける。友好的買収という位置づけだ。
これは今シーズン、前半戦首位から後半戦最下位という球界始まって以来の転落
劇に沈んだDeNAベイスターズにとって、シーズンで鬱積したモヤモヤのすべてを
挽回して余りある大ファインプレー……といっても過言ではないほどの大ニュー
スであるといえるだろう。
友好的。重ねてきた歴史を思えば、なんてすてきな響きだろうか。
~ 中略 ~
横浜スタジアムの運営を担ってきたのは、球団とは別の「株式会社横浜スタジア
ム」。横浜スタジアムを建てた後、横浜公園が国の土地の上にあるため、すぐに
横浜市へ横浜スタジアムを寄付し、その反対寄付として横浜スタジアムの運営管
理権を取得した民間株式会社である。
前親会社時代の契約ではスタジアムの管理保全を条件に、入場料収入の25%を球
場へ支払い、さらには球場内における看板広告収入や、売店における飲食・グッズ
の販売収入のすべてを球場に取られていた。その影響で横浜スタジアムは、球団
側からすれば「使用料ばかり高く、入場料も12球団イチ高いのに、サービスの質
も悪い」。球場側としても「おいおい、客の入らない、経営もやる気のない万年
最下位チームが商品じゃどうにもならないよ」……という、お互いにどうしよう
もないルーズルーズの関係であり、負のスパイラルに陥っていたように見える。
そんな横浜スタジアムではあるが、幸か不幸か、球場自体は関内という横浜の中
心地で駅から横断歩道を渡るだけという場所にあり、近隣には中華街やみなとみ
らい地区など、立地的にも申し分のない土地。ベイスターズだけでなく、神奈川
高校野球の聖地として、横浜市民、神奈川県民に特別な思い入れを持って愛され
てきていた。
しかし、ベイスターズの本拠地としてその存在を考えたとき、つねにこの契約問
題が覆い被さり、解消できないままに暗い影を落としていた。
DeNAが買収後、どうなった?
2011年のオフにディーエヌエー(DeNA)が横浜ベイスターズを買収。球団経営に
乗り出して最初に仕掛けたのが、株式会社横浜スタジアムとの契約の見直しだった。
7年間という長期の使用契約を結ぶことで、入場料収入に対する支払いを13%に引
き下げるほか、球団に収入が入る広告枠の新設など、それまでの契約に歩み寄り
が見られ、球団と球場による新しいパートナーシップを結んだ。
これにより、1978年の開場以来、ほとんど手が入れられてこなかった“ハマス
タ”が、センター大型スコアボードやコンコース、選手ロッカーの改修、フィール
ドシートやボックスシートなどの新設、外野フェンス上部に広告スペースにもなる
“リボンビジョン”の設置、常設の大型グッズショップの開店に、ナイター照明の
LED化など、スタジアムの負担で段階的に大幅な改修工事を進めるなど、お互いに
とって新たな展開を見せ始めていた。
~ 中略 ~
買収で生まれるメリットとは
買収金額は最大で98億円であり、回収までに10~15年はかかる見通しといわれて
いるが、それでもDeNAが横浜スタジアムを買収することで生まれるメリットは計
り知れない。
これまでどれだけ人が入ろうと、入ってこなかった飲食収入、広告収入、販売
収入が安定して得られることで、長期的なスパンで安定した経営が行える。その
体制が整えば、チーム強化に使える補強額もどんどん増え、恒常的に強いチーム
を運営していける。そうなれば、中心選手に高い年俸も払えるし、「優勝できる
チームでプレーしたい」とFA(フリーエージェント)で去っていくこともない。
ドラフトで指名拒否を恐れ、誰も指名しない選手ばかりを獲りにいかなくてもいい。
そして、よりお客さんを増やし、グッズや飲食を買ってもらうために、さまざま
なアイデアとホスピタリティが発展していく。球場でイベントを行う際には、横
浜スタジアム経由で市と交渉しなければならなかったものが、球団が主体的に交
渉できるようになり、よりスムーズかつアクティブに進められる好循環が起こる。
~ 中略 ~
地元“横浜”と共に生きていくという決意
今回のDeNAによる横浜スタジアム買収で、何よりも大きな意味を持つのが、ベイ
スターズという球団が、今もこれからも“横浜”と共に生きていくという意志を
これ以上ない形で明確にしたいうことではないだろうか。
TBS時代から抱えていた横浜スタジアム問題から、幾度となく本拠地の移転が取
り沙汰されてきたベイスターズ。DeNAが親会社になった当時も、その本拠地横浜
からの移転、とりわけ南場智子オーナーの出身地でもある新潟への本拠地移転の
噂は、ファンの間でも耐えることはなかった。
参入当初から、正直な話、「よくわからない携帯ベンチャー」とみられがちな
DeNAに対する偏見は強く、その球団の指針が、いくら地元密着を強く打ち出し、
昨年からは「I☆(LOVE)YOKOHAMA」をスローガンに据え毎試合選手と共に声高
に叫んでいたとしても、どこかで“スタジアム問題”が暗い影を落とし、ファン
心理としては頭から信用することは懐疑的だった。
しかし、今回ある意味で失敗してしまえば会社が傾きかけない大勝負に打って出
たことで、はじめて横浜DeNAベイスターズが、喧伝してきた“野球が人と人をつ
なぎ“、”人と街をつなぐ“存在になるという言葉の数々を素直に聞けたような
気がする。そして、5年先、10年先、あるいは30年先の横浜とベイスターズのビジ
ョンが、建前の話ではなく現実的な未来像として見えてくる。
そんな折に球団関係者から「もしかしたら来季からビジターユニフォームの胸
マークから“DeNA”が外れるかもしれない」という話を聞いた。これは参入して
5年が経ち、親会社がある程度世間に認知されたという表れでもあり、その先の
球団の在り方を示すものと考えてしまうのは些か早計か。
現在のベイスターズは親会社であるDeNAに介助して貰いながら、よちよち歩きで
なんとか歩き始めたばかりの状態であるものの、やがて目指すところは一人で歩
ける、独立採算を目指していくことだろう。そうなれば、現在の日本の球団の存
在意義である“企業の広告宣伝費”という名目を飛び越え、横浜DeNAベイスター
ズが、再び12球団で唯一企業名のつかない市民のための球団、“横浜ベイスター
ズ”へと、存在の定義自体がなっていく可能性は高い。
そしてこの球場買収から、横浜と野球の新しい関係が始まっていくことは間違い
ない。買収金額は最大で約98億円。過半数以上の取得を目指すが、逆に5割に満た
なければ買い付け自体をやめて撤退する。“友好的”だということから、大丈夫
だとは思いつつも、前半戦首位でもどんでん返しが起こりうるチームだ。最後ま
で予断を許さない。ポイントは株式の約6割を握る個人株主約600人の賛同が得ら
れるかどうかだ。来年1月20日の買い付け終了の時まで、その推移を見守っていき
たい。
-----------------------------------------------------
神奈川の子供達に帽子を配るとか、徹底的に神奈川横浜にこだわり抜く姿勢が
何より素晴らしいです。ベイスターズにはなにより応援して誇りに思える素敵
なチームになって欲しい。その上で強かったら尚うれしい!

来年はラミちゃん監督 わぁぁぁぁぁ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます