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ソーラー発電はいまや逆風 どうする

2016-12-02 14:56:50 | 日記


ミカン畑を減反した跡地、20年以上かかってメガソーラーに再生



1980~90年代にオレンジの輸入自由化に伴って、全国でミカン畑の
減反政策が実施された。神奈川県の南西部では減反した跡地を工業
団地に開発する計画を進めたものの失敗に終わっていた。20年以上
も放置されたままの跡地にメガソーラーが完成して、2900世帯分の
電力の供給を開始する。[石田雅也,スマートジャパン]
2015年04月27日

神奈川県の南西部に位置する中井町に、ミカン畑を減反した跡地が
20万平方メートルの広さで残っていた。20年以上にわたって用途が
なく放置されてきた場所だが、県内で3番目に大きいメガソーラー
が完成して、本日4月27日に運転を開始する。



「SGET中井メガソーラー発電所」の全景。出典:神奈川県住宅供給公社

発電能力は9.8MW(メガワット)で、設置した太陽光パネルの枚数は
約4万枚にのぼる。年間の発電量は1035万kWh(キロワット時)
を見込んでいる。一般家庭の使用量(年間3600kWh)の2900世帯分に
相当する。中井町の総世帯数(3400世帯)の8割以上をカバーできる
規模になる。



太陽光パネルの設置状況。遠くに富士山が見える。
出典:スパークス・グループ

メガソーラーの中央には展望施設の「太陽の公園」を整備した。一般に
公開して環境教育にも利用する予定だ。さらに敷地に隣接した場所に
トイレを造り、災害時の非常用電源として太陽光発電設備と蓄電池も
設置した。

このプロジェクトは震災後の2011年10月に開始した「かながわスマー
トエネルギー構想」の一環で、神奈川県が中心になって推進してきた。
発電事業者のスパークス・グリーンエナジー&テクノロジー(SGET)
が神奈川県から用地を借り受けて建設・運営する。発電した電力は
固定価格買取制度を通じて全量を東京電力に売電する方針だ。





県と地元の中井町、住宅供給公社、SGETの4者が基本協定を締結した
うえで、地域経済の活性化と防災対策の強化、再生可能エネルギーの
普及を図る。土地の所有者である住宅供給公社などが神奈川県に土地
を貸与して、事業者のSGETが利用できる形をとった。SGETは事業資産
にかかる固定資産税を20年間にわたって減免される。

土地の造成費や発電設備の建設費を含めて総事業費は約40億円かかった。
メガソーラーを建設する以前には樹木が生えている場所も多く残っていて、
造成のために伐採した木は住宅供給公社の団地再生事業などに生かした。



富士山を望むメガソーラーが47億円で完成、東京都も出資して神奈川県
内に神奈川県で最大級のメガソーラーが県西部の広大な空き地に完成した。
発電能力は12.5MWに達して、一般家庭で3500世帯分の電力を供給すること
ができる。総事業費は47億円かかり、東京都が出資する官民連携による
再生可能エネルギー事業の投資ファンドが一部を負担した。
[石田雅也,スマートジャパン] 2015年04月23日



神奈川県の西部に広がる足柄上郡(あしがらかみぐん)大井町の山中に、
建設機械メーカーのコマツがブルドーザーなどの走行試験に使っていた
土地がある。広さは14万平方メートルにのぼり、西側には富士山を望む
ことができる。2007年から空き地になっていたところに、県内で最大級
の「足柄大井ソーラーウェイ」が3月31日に完成して運転を開始した。








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