会社を卒業したのんちおじさん。

人生は知恵と工夫と思いやり!
優しさほど強いものはなく、本当の強さほど優しいものはない -ラルフ・W・ソックマン-

SkyDrive

2010-04-29 10:27:41 | いろんなこと
Dropboxを普段使っていますが無料では容量の上限が2Gバイトまで、SkyDriveは25Gバイトまで使えるというので昨年登録して少し使ってみましたがはっきり言ってDropboxを使い慣れた身にとって使い勝手が非常に悪いですね、とは言っても数多あるストレージ・サービスと似たような使い勝手だからそれらと比べたらごくありふれた使い勝手だと思います。

Excelファイルをアップ・ロードしそれをクリックすると大きなアイコンになります、それを再びクリックするとWeb版のExcel2010が起動してそれを読み込み表示します、その前に「編集」をクリックするか一度クリックした後で「ブラウザで編集」をクリックしてもOKです。

Web版Excel2010、はっきり言って使い勝手は非常に悪いですね、まず職場では作業を効率的に行うために私が作ったExcelの帳票はそのほとんどにVBA(マクロ)を含んでいるのです、だがWeb版Excel2010はVBAを含んだファイルは開くこともできないのですから。

まあ、VBAを含んだマクロはとても危険な場合があるので仕方ないかもしれません、でもなんと「入力規則」を設定したファイルも開けないのですよ、それはないんじゃない?使い勝手向上あるいは入力ミスを防いだり入力を補助するには非常に貢献してくれる機能で場合によっては下手なマクロを組み込むよりも有用なのに使えないのです、結局Excelの初心者が使うに困らない程度でしかないのです。

単なるOffice2010を宣伝するための「無料ソフト」にしか見えません、Excel2010のベータ版を使ってみてExcel2007に較べると軽くて使いやすくとても魅力があります、でも私の場合Web版を使う気にはとてもなれないのです、結局SkyDriveはファイル・ストレージの域を出ません、ファイル置場、お化けファイルの受け渡し場所でしかありません、ちょっとだけ中身を見たいという場合もあるでしょうがそれさえ叶わぬ場合が多いんじゃないでしょうか。

でもちょっとだけメリットがあるかも、これはSkyDriveだけのことではなくファイルの受け渡し全般に言えることです、Excelの場合ですが同じファイル内容の場合旧来の「.xls」と比べると下記のようにかなり小さくなるのです、Excel2007以降のファイルの正体は「ZIP」ファイルだからですがExcel2007からはバイナリ形式でも保存できるので大きなファイルの受け渡しは「.xlsb」で保存して渡せばいいのです、旧来のExcelでも「Microsoft Update」が自動になっていればおそらくファイル・コンバーターがインストールされているはずで問題なく読み書きできるはずです。

.xls :2.6MB
.xlsx:0.9MB
.xlsm:0.9MB
.xlsb:218.1KB