会社を卒業したのんちおじさん。

人生は知恵と工夫と思いやり!
優しさほど強いものはなく、本当の強さほど優しいものはない -ラルフ・W・ソックマン-

FMでサラウンド

2008-08-31 21:56:11 | いろんなこと
先日8月28日、夜寝ながらいつものようにラジオを聴いていたら・・・たまたまNHK-FMだったのですが

「これから放送するドラマは5.1チャンネルサラウンド放送です。対応機器であれば5.1チャンネルでお楽しみいただけます。」

な、なにー!?と思いつつそのまま放送を聴いていました、普通の10数年も前のいわゆる「ラジカセ」ですが聴いていて驚きました、もちろん対応機器であるはずがないのですがその臨場感たるや非常にリアルでまるで少し離れた階段を本当に人が登ってくるように聞こえ、寝室そのものがそのドラマの一場面であるかのように錯覚すら覚えたのです。

2Ch機器でこのレベルです、対応機器で聴いたらさぞやと思うのです、ちなみにFM放送自体はアナログ電波です、アナログ電波で5.1Ch放送が送れるほど現在は技術が進歩しているんですね、IT技術の進歩、恐るべし。

ちなみにサラウンド技術自体はスピーカーが2つあれば理論的には可能だとどこかで知ったことがあります、「音の臨場感」の正体は主に上下左右の「直接音」と「間接音」の時間差と「位相差」だからそれらを綿密に正確にかつ一瞬で計算して出力することですからアルゴリズムさえちゃんとしていれば比較的容易にできるのじゃないかな・・・・と言えば簡単ですがそのアルゴリズムこそがおそらくは企業秘密で「秘中の秘」なんでしょう・・・違うかな?

でも本当にこの放送には正直度肝を抜かれた感じ、なんせアナログでこんなことができるなんて夢にも思わなかったんですから。