ひろみの「PM9」

YAZAWAなライブとYAZAWAな言葉
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マジな永ちゃんに、どこまでも付いて行きます♪

キャバレー「ウラシマ」で出来た曲・・

2012年02月27日 19時13分46秒 | 矢沢語録

週末・・札幌は、また吹雪でした

函館では今朝の雪で積雪91cm

これは観測史上最高の記録だそうです

 

春は、まだ遠いですね・・

 

でも、日差しには、ほんの少し・・そう・・ほんの少しだけ

春の気配を感じるようになりました

 

 

私の選んだ矢沢語録

          1998年 「Club News 73」より・・・

 

『まだキャロルがデビューする前、

キャバレー「ウラシマ」ってとこに出てたのよ・・・

いや、今でこそ笑うけど、

今の若者恵まれすぎてるよ。

もう、ロックがアタリマエの世代じゃない。

あの時はロックって言ったら

「何やってんのおまえら」って、物珍しがられて。

市民権ないから我々、場所がないんだよね。

 

ライブハウスは一軒つぶれ、二軒つぶれ、

フォーク全盛の時代が来て、

バンドが、どんどんつぶれるさなか、メンバーなんかも、

もう先細りになっていくんじゃないかって

不安を抱いてる。

 

そんときもまた曲作りの話題になったわけ、楽屋裏で。

で・・

「俺なんか曲なんて空気吸って出しゃ、できるんだ」って

矢沢が威張ってたのよ。

まわりは認めてるよね。

だって矢沢、その頃から200曲くらい曲書いてるんだから。

「矢沢は天才だ、とんでもないメロディ書く」って、思ってたはずよ。

で、威張りながら

「じゃあ例えば、ドレミファソラシドのシンプルな音階で

メロディ作ってやろうか」って言って、

ギター持ってこさせて

「夜中のハイ・ウェイで~」って、やった。

それが「ライフ・イズ・ヴェイン」よ(笑)』

 

 

この「ドレミファソラシド」で作った曲っていうのは

有名な、お話ですね

それにしても・・

「俺なんか曲なんて空気吸って出しゃ、できるんだ」って・・

これはもう・・永ちゃんじゃ、なかったら

ただの「ほらふき!」ですよねぇ。。。

 

今、この話しを読んでみると・・

当時、不安な気持ちを押しのけるように

メンバーに話しかけている永ちゃんの姿が浮かんできます・・

こんなに才能が溢れ出ているのに・・

まだ世間には認められない

そんな・・ちょっと・・ほろ苦い青春の風景

 

あの「ライフ・イズ・ヴェイン」の切ないメロディと、

悲しい詞がピッタリ合って素晴らしい名曲になったのですね

 

 

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