昔は大好きだった読書・・
老眼をきっかけに疲れ目がひどく
いつの間にか細かい字を追うのが億劫になっていました
でも・・
いつもコメント頂いている読書家のくろうさぎさんの影響をうけまして
今年から、また少しづつ読み始めましたので
ここで、まとめておきたいと思います
自分でも、まるでまとまりのない本ばかりで笑っちゃうのですが・・
イチロー好きの私としては・・
「イチローの言葉に秘められた真のメッセージとは?」と、いう
キャッチコピーに惹かれまして
その中で印象的だったのは、この言葉
WBCのチームメイトについての言葉から・・
「野手に関しては、僕以外のみんながカバーして、
折れかけた心を支えてくれました。
その中でも存在が大きかったのはムネ(川崎宗則)青木(宣親)
ナカジ(中島裕之)の3人と、稲葉(篤紀)さん。
結果が出ない選手に近寄っていくことは難しいものです。
でも彼らは意識的に声をかけてくれて、
結果に対するネガティブな意識を持っていることを
感じさせないようにしてくれた。」
あの孤高のイチローが素直に仲間の優しさに感謝している
考えられない程、苦しそうだった第二回WBCのイチローを思い出し
改めて感動した言葉でした
旅の途中で、軽く読むのに良いかなぁ~って
ついつい買ってしまった本です
道民にしてみれば
全然不思議じゃない事が全国的には「エ?!」って思う事だなんて
全編、ニヤニヤ笑っちゃう楽しい本でした
たとえば・・
「通夜や葬式で香典を出すと領収書を渡される」
これって普通と思っていましたが・・北海道だけの風習だったとは
この本はベストセラーになっていたようですね。
本屋さんに寄った時、ドーンと平積みしてありました
この頃、家族間での殺人とか・・そんな悲しい事件が余りにも多く
「家族という病」という本の題名に興味が湧いて
これも、つい手に取ってしまったのでした。
桜木紫乃さん・・美人です
直木賞を取られた時から、同じ道民としても嬉しかったし
人間的にも、すごく興味があったのですが・・
今回、映画化されたのでミーハーの私としては
まずはコレでしょって事で
思った通り紫乃さんの文章はとても魅力的
この本は短編集ですが・・
登場人物は、とても孤独な人ばかり。
でも・・
人と関わる事で小さな心の交流が暖かく胸を打ちます
釧路や函館など道内の街が舞台ですので
そんな所も、興味が湧く一因かもしれません
「起終点駅」より・・
「釧路の街にやってきてから三十年のあいだ、
待つともなく夏を待ち、
結局出会えないまま秋を迎えることを繰り返していた。」
まさに、釧路の夏の印象なので・・
私は読んでいて思わず、うなずいてしまったのでしたぁ~