昨日の暖かさは何処へ・・・
又、寒さが、ぶり返して来ました・・・
とは言っても・・・
歩道に残っていた雪も、ほとんど消えましたから・・
とても、歩きやすくなりましたぁーー
私の選んだ矢沢語録
1997年 「R&R News Maker」11月号より
歌を通して、ロッドとの間に芽生えたもの。
いい思い出、いっぱいできたよ。
『ハートブレイク・ホテル』を
5人のミュージシャンで一緒に歌ったときに、
それまで一回も口をきいてなかった
ロッド・スチュワートが僕に合図を送ってきたのよ。
「矢沢、カモン、レッツ・ゴー」みたいな感じで、
前に来いって。
それまで僕は彼に対して、
はっきり言うと、いい印象を持ってなかったんだよね。
リハーサルの時も、彼は2、3回、
大幅に遅刻してきて、
みんなを待たせたし。
バンドのメンバーからも、
またかよって、かなりブーイングの声があがっていたし。
逆にジョン・ボン・ジョヴィなんかは、
「ハーイ、ナイス・トゥー・ミート・ユー、矢沢のこと、聞いてるよ」って、
えらくフレンドリーなわけ。
マスコミの前とかではブスッとしてるけど、
彼はなかなかいいヤツなんだよね。
ミュージシャン同士の関係としては、
みんな、普通なの。
ところがロッド・スチュワートだけは妙につっけんどんだった。
それが本番のステージで、
「矢沢、カモン」だからね。
多分、『ハートブレイク・ホテル』をやる前に、
彼は僕が『DON’T BE CRUEL』をやるのを見ていたはずだよね。
それできっと、これが矢沢かって、わかったんじゃないかな。
もちろん僕に関する情報は、彼にも入っていたと思う。
ロッドと僕がデュエットするって話も出てたくらいだから、
リサーチはしてたと思う。
でも僕が1曲、歌ったとこで、
何か感じたんじゃないのかな。
あれから、反応が違ったもんね。
ロッドだけじゃない。
みんな、見てるんだよね。
『DON’T BE CRUEL』が終わって、引っ込むとき、
クルーが握手を求めてきた。
「グレート!」って。
向こうの人間って、はっきりしてるからね、
反応が。クソならクソって、はっきり言うよね。
ステージでロッドに呼ばれて、
前に出たら、ロッドが俺の腰にバーンと手を回してきた。
その時、俺は熱いモノを感じたんだよ。
で、最後にみんなで歌う
『ヘイ・ジュード』までちょっと間があったから、
バックステージでロッドに挨拶した。
おもしろいもので、この2週間、
何度も会ってるのに、これが初めての挨拶。
ロッドのとこに行って、「グレート・トゥー・ミート・ユー」って。
「今回、一緒にやれて、光栄だった」って。
そしたら、彼の反応がすごかった。
「いや、俺の方こそ、会えてうれしい」って、
抱きしめてきた。
で、「ユー、グレート・シンガー」って言う。
社交辞令かもしれないけど、
「今度、一緒にやろうよ」とも言ってた。
一瞬にして、互いに理解し合えた気がした。
音楽の力は大きいなって実感したね。
この記事は先日の続きです・・・
この「ウエンブリー・スタイジアム」
凄く大きなイベントで・・・
ロッド・スチュワートは、総合司会というか・・・出ずっぱり・・
リハーサルの時から
かなりナーバスになっていたらしい・・という事です
後日、NHK・で、ドキュメンタリー番組が有りまして・・・
リハーサルの時、永ちゃんが中庭で一人待たされたり・・・
本番前日のゲネプロの時には・・
イアー・モニターがトンで聴こえない・・
マイクまで変になり・・
ボン・ジョビィにマイクを貸してもらったりして・・
なにしろ、さんざんでした
さすがの永ちゃんも、かなりイライラし
TVカメラに出て行ってくれって・・・
番組では、そんな永ちゃんの姿も、しっかり映し出していたのでした・・・
このステージを成功させる為
永ちゃんが、どんな思いで
世界のスター達の中で頑張ったか・・・
この時・・改めて、永ちゃんのロック魂に火が付いたのを
はっきりと感じたのでした・・・
又、寒さが、ぶり返して来ました・・・
とは言っても・・・
歩道に残っていた雪も、ほとんど消えましたから・・
とても、歩きやすくなりましたぁーー
私の選んだ矢沢語録
1997年 「R&R News Maker」11月号より
歌を通して、ロッドとの間に芽生えたもの。
いい思い出、いっぱいできたよ。
『ハートブレイク・ホテル』を
5人のミュージシャンで一緒に歌ったときに、
それまで一回も口をきいてなかった
ロッド・スチュワートが僕に合図を送ってきたのよ。
「矢沢、カモン、レッツ・ゴー」みたいな感じで、
前に来いって。
それまで僕は彼に対して、
はっきり言うと、いい印象を持ってなかったんだよね。
リハーサルの時も、彼は2、3回、
大幅に遅刻してきて、
みんなを待たせたし。
バンドのメンバーからも、
またかよって、かなりブーイングの声があがっていたし。
逆にジョン・ボン・ジョヴィなんかは、
「ハーイ、ナイス・トゥー・ミート・ユー、矢沢のこと、聞いてるよ」って、
えらくフレンドリーなわけ。
マスコミの前とかではブスッとしてるけど、
彼はなかなかいいヤツなんだよね。
ミュージシャン同士の関係としては、
みんな、普通なの。
ところがロッド・スチュワートだけは妙につっけんどんだった。
それが本番のステージで、
「矢沢、カモン」だからね。
多分、『ハートブレイク・ホテル』をやる前に、
彼は僕が『DON’T BE CRUEL』をやるのを見ていたはずだよね。
それできっと、これが矢沢かって、わかったんじゃないかな。
もちろん僕に関する情報は、彼にも入っていたと思う。
ロッドと僕がデュエットするって話も出てたくらいだから、
リサーチはしてたと思う。
でも僕が1曲、歌ったとこで、
何か感じたんじゃないのかな。
あれから、反応が違ったもんね。
ロッドだけじゃない。
みんな、見てるんだよね。
『DON’T BE CRUEL』が終わって、引っ込むとき、
クルーが握手を求めてきた。
「グレート!」って。
向こうの人間って、はっきりしてるからね、
反応が。クソならクソって、はっきり言うよね。
ステージでロッドに呼ばれて、
前に出たら、ロッドが俺の腰にバーンと手を回してきた。
その時、俺は熱いモノを感じたんだよ。
で、最後にみんなで歌う
『ヘイ・ジュード』までちょっと間があったから、
バックステージでロッドに挨拶した。
おもしろいもので、この2週間、
何度も会ってるのに、これが初めての挨拶。
ロッドのとこに行って、「グレート・トゥー・ミート・ユー」って。
「今回、一緒にやれて、光栄だった」って。
そしたら、彼の反応がすごかった。
「いや、俺の方こそ、会えてうれしい」って、
抱きしめてきた。
で、「ユー、グレート・シンガー」って言う。
社交辞令かもしれないけど、
「今度、一緒にやろうよ」とも言ってた。
一瞬にして、互いに理解し合えた気がした。
音楽の力は大きいなって実感したね。
この記事は先日の続きです・・・
この「ウエンブリー・スタイジアム」
凄く大きなイベントで・・・
ロッド・スチュワートは、総合司会というか・・・出ずっぱり・・
リハーサルの時から
かなりナーバスになっていたらしい・・という事です
後日、NHK・で、ドキュメンタリー番組が有りまして・・・
リハーサルの時、永ちゃんが中庭で一人待たされたり・・・
本番前日のゲネプロの時には・・
イアー・モニターがトンで聴こえない・・
マイクまで変になり・・
ボン・ジョビィにマイクを貸してもらったりして・・
なにしろ、さんざんでした
さすがの永ちゃんも、かなりイライラし
TVカメラに出て行ってくれって・・・
番組では、そんな永ちゃんの姿も、しっかり映し出していたのでした・・・
このステージを成功させる為
永ちゃんが、どんな思いで
世界のスター達の中で頑張ったか・・・
この時・・改めて、永ちゃんのロック魂に火が付いたのを
はっきりと感じたのでした・・・