トニママ ジャーナル

カリフォルニアより自閉症と音楽と私の日々

iPhone

2007-06-30 | Weblog
今日はiPhoneニュースがお盛んでした。

全然興味なかったのですが、っていうか何がそんなにスペシャルなのかよくわからないので眼中になかったのですが、お店で並んでいる人だかりを見て”ほぉ~そんなにすごいヤツなんだぁiPhoneって”と思い知らされたのでした。

なんでもiPot、インターネットブラウザー、携帯電話がひとつになっているそう。

でも私の携帯電話もウォークマンとインターネットがついてるよ。
画面が小さくてタッチスクリーンでもないけど。

大体平面のスクリーンを指でさわるのって気持ち悪い。
ニュースではブラウザーがコマーシャルで見せてるほど速くないと指摘していたし。
わたし程度の知識ではまだまだiPhoneのすごさがよくわかりません。

何しろケニーに「iPhoneはすごいよ!何でもできちゃうんだから。部分的に食べることもできるんだよ」と言われてマジで信じてしまった私ですから(笑)。

何はともあれ今iPhoneにケチつけるとアメリカ中の人を敵にまわすことにもなりかねないですね。
でもイーベイで定価4-5万円の今日発売されたばかりのiPhoneが20万円近くまで値上がっているのにはあきれました。


歯科検診

2007-06-22 | Weblog
子供達の歯科検診でした。
小さな頃からお世話になっているこの歯医者さんの歯科衛生士、受付の人、スタッフ一同とてもフレンドリーで私達のことを知り尽くしてくれています。

今日は久しぶりに私も診察室へ同行しました。

トニーは診察イスの下をのぞいたり、高さを変えたりと落ち着きがありません。
そこに新米の歯科衛生士が来て「どうしたの?イスの高さを変えたいの?私が変えてあげるから座っていいよ」とやさしく言いました。

すると横にいたもうひとりの衛生士が「違うよ。トニーは診察イスがどういう風に動くか観察してるんだよ」と新米さんにさりげなく伝えていました。

なるほど、、、さすがベテラン!トニーのことをよくわかっていらっしゃる

歯のクリーニングもいろんなフレーバー(味)コース??があって、トニーは決まって味のないRounge(研磨剤)とバブルガム味のフッ素ムースをリクエストします。

トニーはたくさんの中からひとつ選ぶことがとても苦手です。
「何味にする?バナナ?ストロベリー?オレンジ?ミント?、、、、」などと矢継ぎ早に聞かれると困惑します
それを皆さん理解してくれいて、トニーには”いつもの”で通じます。

ケニーは毎回違うフレーバーにリクエストして、今回はストロベリー味のRoungeとグレープ味のフッ素ムースでした。

小さな頃と違って、二人とも一緒に並んでそれぞれクリーニングしていただけるようになりましたが、トニーは相変わらず質問が多いので、毎回ケニーより時間がかかります。

今日は自分の歯のレントゲンを見て、歯が大きくなっていることに気づいたらしく、2004年のときは、、、、2005年のときは、、、、とロングストーリーが展開されていました。

不覚にも昔は、もしかしたら診察時間のかかるトニーには診察料が上乗せされているかもと疑ったものですが、そんな差別は一切なくいつも時間をかけてトニーにお付き合いしてくださり、感謝です

このドクターのおかげで歯医者嫌いになることもなく、診察イスの上ではヘッドフォーンをつけて天井のテレビを見るほどのリラックスぶりです

またしても、、、やられました

2007-06-21 | Weblog
ケニーに言われました。
「自分のひじを舐めることって100人中90人以上の人ができないんだって」

そう言われて即トライするのが私。

早速試みたが出来ない。

それを見て、「そう言われて即トライする人も100人中90人以上だって」

すっかり馬鹿にされた私は夫に同じことを言ってみた。

「自分のひじを舐めることって100人中90人以上できないんだって」

「だろうね、、、」
表情変えずにポツリ。

つまんなぁ~~~い!!

仕事パフォーマンス

2007-06-16 | Weblog
本年度のEvaluationでした。
Evaluationは仕事の評価システムで、私の仕事ぶりを校長が評価し、それをそのまた上のディレクターが査定します。来年度の給与や仕事内容に反映するので毎年の事ながら一喜一憂してます。

企業で働くことに比べれば、学校なんて非現実的な職場かもしれませんが、それでも学期中にクビになったりする現実は、教師本人だけでなく純粋な生徒たちの心を裏切るようでとても胸が痛みます。

まあ普通に真面目にやっていれば、生き残れる職場ではありますが、、、、

私は人の名前を覚えるのが苦手で、顔はわかっても名前が出てこない。
教師としてはかなりのハンデです
Evaluationのプロフェッショナル イメージという項目のひとつに”教室以外で生徒を見てもちゃんと名前が呼べる”というのがあります。
この評価がなかなかImproveしません(苦笑)。

というわけで今年もその1点以外はパーフェクトでした。

体育教師

2007-06-10 | Weblog
トニーのサマースクールは体育の先生が受け持ちだそうです。
最近はスペシャルの先生でも、自閉症のことを理解していない専門家が多いので、あまり肩書きにはこだわりたくありませんが”体育の先生ってあぶないぞ”とDaveが気にしています。

この先生、生徒たちの間ではMean(意地悪),Jerk(やな奴),Cruel(残酷),,,,と悪評だそうです。

それを聞いて夫は自分の高校の時の体育の先生の話を持ち出しました。

彼の高校の時の体育の先生は、大学でボクシングをやっていて、試合中に人を殺したことがあるそうです
ひぇ~~こわーい!!試合であったにしろ、そんな人が先生になっていいわけ?!

更にもうひとりの体育の先生は、Daveの家のお向かいに住んでいた同級生のお母さんと不倫していたそう

それはクビでしょう?!

というわけで、夫が体育教師を軽蔑するのも無理ないかも。
若いときのそいういう記憶っていつまでも残っちゃうのよね。

私の知る限りでは、体育の先生は一般的にユーモアがあって、セラピスト要素のある人が多いので、まずはトニーの先生にもお手並み拝見させていただきましょう。

夏休み

2007-06-08 | Weblog
あと何日で夏休み?
8日!!と即答できるのは、子供ではなくむしろ教師です。

同僚なんてあと145日、144日、、、、とかなり前からカウントダウンしていました(笑)。

さてこの長い夏休みをどう過ごすか?
私は子供と一緒に夏休みを過ごせますが、働いている親たちにとっては12歳以下の子供を留守番させてはいけない法律上、夏休みの子供の行き場所探しは頭の痛い問題です。

すでに4月頃からサマーキャンプと題して紹介されているプログラムの締め切りがせまり、”子供のサマースケジュールの決定”ピークを迎えています。

我が家の夏休み、、、、
サマースクール必修のトニー。
この夏は大学で理科のクラスを取るとはりきっているケニー。
私はフルタイムの”主婦 & 母”をエンジョイしたいです。

Spelling Bee

2007-06-04 | Weblog
毎年恒例のNational Spelling Beeという英語のつづりを競う大会がありました。
地区予選を勝ち抜き、全国大会で優勝すると賞金額400-500万円とあって子供より親のほうがエキサイトするのも無理ないかも。

辞書になんて載ってないような単語をスペルアウトできちゃう子達を見るだけでなく、そこまでに至る経過やその家族、先生、まわりの環境を見ると、かなりドラマチックなのです。

ところが今年の大会の優勝者のEvan君はそんな感情的タッチがなく、なんとも淡々としていてユニークな男の子でした。

13歳だというのに落ち着きがなく、インタビューの答えも的を得ず、、、

優勝の感想を聞かれているのに、僕は数字やパターン、音楽が好きですを繰り返し、spellingはあまり好きではないような発言があり、でもこの優勝で好きになったのでは?と聞かれると、「好きにならなくちゃいけないの?ならイエス」と答えていました。

単語は暗記だと言っていたので言葉の意味はわかっていないのではと思います。

彼は翌日のモーニングショーでも、昨夜は眠れなかったでしょう?という質問に眠れたと答え、次の質問の答えの途中で”昨夜はあまりよく眠れなかった”と言っています。

Aha!!これを聞いて思わず納得してしまった私です。
Evan君、とにかくおめでとう!!

ちなみにファイナル ワードはSerrefine.

彼の勝ち抜いた単語のひとつにYosenabe(寄せ鍋)がありました。
うちの子供たちは「かんたん!!」
と興奮して、Y-0-S-O-N-A-B-E(よそなべ)と自信たっぷりにスペルアウトしていました。
あーあ、レベル低い!

ブルームーン

2007-06-03 | Weblog
2日前、Daveが帰宅するなり「今夜はブルームーンだよ」と言いました。
ブルームーンはひと月に2回満月があるときの2回目の満月のこと。
Once in a Blue Moon(滅多にない)という言い回しの如く、場所にもよりますが、大体2年から7年に一回しか見れないそうです。

何を隠そう私は19年前のブルームーンの夜にプロポーズされたのでした。
家計のことも、老後のことも、なーんにも考えていない夫が、あのときはちゃんと計算していたんですねえ(笑)。

今夜はすっかり忘れていたあのときのことを思い出して、コンピューターで1988年ブルームーンを検索し、家族で盛り上がりました。


チングリッシュ

2007-06-02 | Weblog
ニュースで”チングリッシュ、Chinglish"を見ました。
チングリッシュとは、中国が生んだ英語のことでチャイニーズ イングリッシュの略です。

来年オリンピックが開催される中国で見られる間違った英語、チングリッシュが話題になっていました。

空港のWELCOME GO HOMEという大きなサイン。
welcome歓迎GO HOME帰る、帰れ!?ですから、、、、???ですよね。

他にも街のサインやレストランのメニューの英語が間違いだらけ。
中国では観光客などに間違えの指摘を呼びかけているそう。

ニュースで大げさに報道していましたが、日本人の私としては漢字から意味が読めるし、WELCOME GO HOMEも健気な彼らの訳しが伝わってきます。

私は日本のジャパリッシュ(Japalish)の方が英語の乱用が多い気がします。
なんか無理やり英語を使っている風にも感じるし本当に意味不明な英語が多い。

このサイトに笑えるジャパリッシュがたくさんあります。
http://www.engrish.com

知念里奈という方のDo-Do For Meは受けました(笑)。
Do-Doってウ○コのことだから、ウ○コを私に!って、、、、、こんなにかわいい方が、、、マジ!?

斯く言う私も、はじめてアメリカの大学見学をしたときに通訳さんが学長室を指して「ここは大統領の部屋です」と言われたときはぶったまげました。
ここはホワイトハウスか!?

英語ではPresidentって大統領のことだけじゃなくて、大学長、社長、、、、みんなそう呼ばれるんですね。

今となっては、夫といい、子供たちといい、変な日本語にはすっかり慣れましたが(笑)。