トニママ ジャーナル

カリフォルニアより自閉症と音楽と私の日々

ホテル丸ごと障害者雇用

2014-03-14 | Weblog

インディアナ州に障がい者の職業トレーニングおよび雇用を目的とするホテルができるそうだ。

 

トレーニングの対象者は高校卒業後のポストセカンダリープログラムにいる学生たちで、雇用については管理職も含め、ホテル内に設けられるお店などのビジネスのチャンスも障害者に与えられるらしい。

 

ARCという障害者サポートNPOがスタートするこの試みは、おそらく全米初だと思う。

 

ポストセカンダリープログラムは会社や病院など雇用サイドと学区または就労支援団体がパートナーシップを結んで学生を実際の職場に派遣し、職業訓練を受けるのが一般的だと思うので、ホテル丸ごと障害者雇用のために作られるなんてすごい。

 

オープンは2015年の夏だそう。

 


障害者就労と医療保険

2014-03-05 | Weblog

日本には障害者雇用法というのがあるそうですね。

その詳細はよく知りませんが、なんかすごくよさそう。

 

アメリカはADA(アメリカ障害者法)で障害者にも平等に雇用の扉があることは約束されていますが、日本のような障害者雇用法っていうのはないと思います。

 

とはいえ、実情はいわゆる障害者枠で職を探したほうがLiabilityの問題が雇用サイドにはクリアなので窓口がひろい。

 

ここは何をするにもLiability。

 

ボランティアでもいいから仕事させてと言ってもLiabilityがつきまといます。

Liability、つまりお金がかかるのである。何かあったときに保証する医療費を含めてすべての責任は誰が持つ?って具合に。

 

次いで莫大な医療保険。医療費がとにかく高い。

一定の所得以下に受給されるSSI(低所得者補助金)の受給資格者には医療保険がついてくる。

その保険を失いたくないが故に所得を一定以下にセーブしている障害者もいるくらい。

医療保険システムにコントロールされちゃってるのです。

 

親知らずをいっぺんに4本抜いちゃうのも、いくつもの予防接種を一回で受けちゃうのも、保険システムが絡んでいるんじゃないかなあ。

 

息子の就労の将来を考えるとアメリカの医療保険システムは障害者雇用にも大きく影響していると思わずにいられない。


補導

2014-03-02 | Weblog

トニーが補導された。

 

ポリスカーが頭のライトをフラッシュさせてトニーの目前に急停止したとのこと。

 

「どこ行くの?学校は?」とポリスマンに聞かれて、

その日は午前中しか授業がなくてボランティアに行く途中だったトニーは戸惑ったらしい。

 

けどカレッジの学生だと学生証を見せたら大丈夫だったって。

 

多分、中学生か高校生に間違えられたんだと思う。

 

学校をサボると刑務所に行くなんて知らなかったと本人ぶったまげてた(笑)。