シャーリーテンプル

ケニーが学校でヘルス調査アンケートを受けてきた。

タバコを吸ったことがありますか？　お酒を飲んだことがありますか？、、、と続く質問の中に、お酒をサーブしたことがありますか？というのがあったそう。

父親からの修行のもと（笑）、ケニーのカクテル作りはますます板についてきた今日この頃。
我が家ではケニーがお酒をサーブするのは日常茶飯事なのであります。

未成年が仕事としてお酒をサーブするのは違反ですが、自宅で親の監視のもとであればＯＫのはず、でも事情を知らなかったケニーは学校でこのアンケートを受けたときあせったらしい。

名前は書かなくてよかったけど、人種と国名を書く欄があってバレないように中国人とごまかした（笑）。

写真はケニーがトニーに作ったシャーリーテンプル。

ＩＥＰ

IEP終了。

とってもＥａｓｙなミーティングでした。

ゴールもほぼ達成したし。
だって目標すごく低いから（笑）。

先月ＩＥＰを控えてこのままスペシャルクラス在籍を続行するためのアセスメントを受けて見事合格（笑）。

“スペシャルクラスに在籍することをどう思うか？”“どんな薬を飲んでいるか？”“毎日飲んでいる薬はあるか”“どうして飲んでいるのか”などトニー自身に障害があることを聞くような質問もありました。

思春期になると自分の障害にとても敏感になる子がいるのでそのサポートも必要になってきますね。

トニーは、
「スペシャルクラスはうるさくないし、勉強が簡単だから好き」
「いろんな薬飲んでる」
「concerta」「フォーカスするため」

と、あっけらかんと答えたらしい。

２年後にせまったポストセカンダリー（１８歳―２２歳）プログラムに向けてのゴールは“自己決定”。

自分で決められないんだよねえ。

ライフセラピー

今夜はスタンフォード大学病院のイベントでトニーがマリンバ演奏しました。

顔なじみのドクターやセラピスト、学校関係の専門家の方々を前に、
「僕はここに演奏するために来ました。血液検査のためではありません」ときっぱり言うと会場から笑いが。

帰り際、久しぶりに会ったドクターやセラピストと談笑。
今はいろんなセラピーがあるし、リサーチも大掛かりにやっているけど、結局のところ科学的に認められたマジックピルはないのが今日現在のニュース。

「たくさん情報があるから診断されたばかりのお子さんを持つ親はパニックだろうね」って私が言うと、

「そうね。それに情報が間違った方向にいっちゃってることもあるし」

と言われました。

すごいジレンマだよね。
親がストレスフルだと療育もうまくいかないもの。

もしかしたら一番セラピー必要なのは親や自閉症のまわりにいる大人のライフセラピーかもしれない。