トニママ ジャーナル

カリフォルニアより自閉症と音楽と私の日々

日本行き

2009-03-30 | Weblog
Hurray!!!!
6月下旬から3週間ほど日本へ行きます。
4年ぶりです。
日本は行くたびに進化しているから、今回も戸惑うことたくさんあると予想しています

一番わからないのが、電車。

路線、切符の買い方、チンプンカンプンで、改札でモタモタして冷たくされたり、親切に教えていただいたり、、、、

どんな冒険になるのか楽しみです!!


Paid gig

2009-03-23 | Weblog
トニーがバンド仲間2人とダンスカンパニーのイベントショーで演奏しました。
5曲演奏して時間にすると15分ほどで75ドルの報酬。
Good dealだよね。

彼らはこうやって自分たちで稼いだお金を自分たちのバンドに寄付してバンドのイベント資金にしています。

今日は主催者からトニー達のバックグランドを特にアナウンスされていなかったため、見に来ていた人たちは彼らが障害児であることを知りませんでした。

とはいっても、彼らにはハプニングがつきもので、、、、

今日の笑いネタは、ショーの最後にトニー達にもう一度スポットライトをあててくれたとき、、、、真っ暗の会場から見えた彼らの姿でした。

ひとりは、死んだように寝ていました。
ひとりは、鼻水を袖で拭いていました。
最後のひとりは、思いっきり違う方向を見てひとりの世界に入っていました。

その瞬間はあせってオロオロした私も、帰宅してからは思い出して笑いがとまりませんでした。

Reverse Discrimination

2009-03-20 | Weblog
Reverse Discriminationとは逆差別のこと。
差別があれば逆差別だってあります。

マイノリティを優遇することによってマジョリティが逆差別だ!と訴訟をおこすことなどアメリカではよくあること。

先日スペシャルバンドの練習日に逆差別を疑うような出来事があったのです。

新しくメンバーになりたいという高校生の男の子が来ました。
態度や話しぶりからどうみてもこの男の子は障害児には見えなくて
「このバンドは障害のある人たちのバンドだよ」と念を押すと、
「わかってます」という答え。

「で、あなたは何の障害があるの?」とストレートに聞くと、
「障害はないけど、このバンドを知ってずっと入りたかったので来ました」

えっ!!障害児じゃないの?道理で私よりしっかりしてるわ。

「でもさあ、ご両親は知ってるの?本当にこのバンドでいいの?」
と悪気はないのにしつこく問い詰めると、

「両親は知らないけどあとで伝えるから」
とそっけなく答える彼を歓迎すべきなのかどうなのか戸惑ってしまいました。

一応スペシャルバンドと名乗っているので、スペシャルでない人は、、、と断ったところでこの男の子が訴えるわけないけど、障害児でないからという理由でバンドに入れなかったら、やっぱりこれはReverse Discrimination?!




日米交流会

2009-03-16 | Weblog
ケニーが日米音楽交流コンサートで演奏しました。

昨夜は日本から訪米した高校生と関係者の歓迎会、今夜はコンサートの後の打ち上げがあって、久しぶりにフォーマルな日本語を話す場に行き緊張しまくりでした

なんていうか、、、スムーズに丁寧な言葉が出てこないのね。
皆さんともっとたくさんお話したかったのにすっかり固まってしまいました。

それにひきかえケニーはできない日本語をフルに使ってエンジョイしていましたよ。
若いってすばらしい!

ここ数週間は日本からのゲストを迎えるにあたってのメールが親の間で毎日行きかい、唯一の日本人である私は戸惑うことばかり。

一番多かったのが“おみやげ“に関する質問。
“何をおみやげに買ったらいい?”
“おみやげってゲストが来たときに渡すの?帰るときに渡すの?”

とか、いろいろ質問されて、、、、、

日本人は礼儀正しくて、ちゃんとしているから自分たちもそう努めたいという一心で皆さん笑っちゃうくらいナーバスになっていました。

歓迎会で、ひとりの生徒がパスポートを間違えて飛行機に乗れず、1日遅れで到着することを聞かされて、

“うっ!うちの子みたいだ”“高校生ってどこでも同じなんだね“と、やっと緊張がほぐれて和やかになったのでした(笑)。


今月の作曲家

2009-03-13 | Weblog
私の学校では作曲家を紹介する授業があります。
作曲家のバックグランドや作品にちなんだエピソードなどを説明して、私がその曲を演奏して生徒達に聞かせます。

普段まともに練習などしていない身としては、情けないことにサラッとは弾けてもちゃんとは弾けない故、これが結構プレッシャーになっているのです

今月の作曲家はドビッシー。
生徒の年齢や興味に合わせて子供の領分の"ゴリウォークのケークウォーク"を弾いてみました。


“あやつり人形がダンスしているよ”
“ハッハッハッって笑ってるよ”
、、、、てな具合に前置きをして曲を聞かせると、生徒達はすっかりその気になってくれました(笑)。

「私の人形はピンクのドレスを着てこんな風に踊ってたよ」とひとりの子がダンスをしてみせると、私は、、、僕は、、、と次々に感想を述べてくれました。

こういう風に授業が私の思い通りにいった日の気分は最高!!なのであります


エンジェルズ オン ステージ

2009-03-09 | Weblog

Angels on stageという障害児のミュージカルグループのショーがありました。
トニーはミュージカルのオーケストラピットで演奏しました

本番前の1週間は毎晩10時までのリハーサルでみんながんばりました。

3日公演最後の今朝、出演者のお母さんからみんなに宛てたメールが今回のミュージカルに関わった全員を感動の渦に、、、、

スタッフの方はひとりひとりの子をスターに仕上げてくれました。
昨夜の娘の公演の成功は私たち家族、そして何よりも本人を目覚めさせてくれました。

昨年、娘が普通クラスで学んだことは、教室の隅っこで誰とも話さず静かにして小さくなっていればとりあえず大丈夫だということ。 
壁紙のような存在の学校でのわが子を見て、もしかしたら障害のせいではなく本当に恥ずかしがり屋の子だったのかなと思ったりもしました。
でも昨夜、ステージの真ん中に立つ彼女を見て、小さかった頃の彼女を見ました。
元気がよくて出たがり屋さんの2-3歳の頃の本当の娘を見ました。
これが本来の娘なのです。彼女自身もこうなりたかったのです。

皆さん本当にありがとう。


普段はなかなかスターの座が得られないスペシャルニーズの子供達ひとりひとりが全員輝いていました
センシティブな子供たちが本来の自分を出せる場所が少しでも多くなることを願います。




ビートルズ

2009-03-02 | Weblog
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ビートルズ posted by (C)トニママ

アレルギーがひどくて鼻水ズルズルで演奏しました。
フォト蔵にアップしたので見てください。