トニママ ジャーナル

カリフォルニアより自閉症と音楽と私の日々

2010年 ラストライブ

2010-12-30 | Weblog
2010年もあと残すところ2日となりました。
毎年あっという間に時間がすぎて息切れしそうですが、健康で無事に年を越せることに感謝です。

昨夜はマジックメーカーズ今年最後のライブがNeto’sでありました。
何回も言ってるけど、ここのライブは6時半から閉店の10時までのお仕事。
3時間半のライブをこなせるようになった彼らの成長には感慨深いものがあります。

今や彼らは“うちのイベントで演奏してください”から“45分ー60分の演奏でいくらですか?“と言われるまでになって、音大出身の私より稼いでる。

Neto’sのライブはイベントなどの演奏に比べてかなりきつい仕事なのに、メンバーは一番好きな場所だと言います。

各月でお世話になっていてホームのように思ってるんだねきっと。

10時にライブが終わってからは忘年会ごときのスペシャルタイムがあり、メンバーはそれぞれパーティーグッズを手にマジックメーカーズからノイズメーカーズに。

ビービー♪ブーブー♪ノイズ音を出しまくっていました(笑)。






メリークリスマス

2010-12-25 | Weblog
穏やかなクリスマスを迎えました
子供たちが小さかったときは、サンタクロースの足取りをキャッチしては大騒ぎしていましたが、サンタさんが来なくなってからは静かなもんです。

それでもケニーは今朝早く起きてツリーの下をウロウロ。
グランマに「もしかしてサンタクロースからのプレゼント期待してるの?」とからかわれてました(笑)。

私達から子供たちへのプレゼントは、

ケニーにスタートレックのカフス。
これは本人が一番欲しがっていてwish list (欲しい物リスト)の一番にアップされてました。

トニーには中古のDS.
買っていただいては壊し、ついには失くし、、、、
“また、買って”と言われてもずっと無視して買ってあげませんでした

トニーのリストの1番は携帯電話、2番がDS。

携帯はまだ持たせたくないので中古のDSをプレゼントしました。

プレゼントをあけて中をみるなり、
「で、僕のiphoneはどこ?」

真のサンタクロースはトニーにiphoneを買ってあげるほど甘くはないのだ。

26小節

2010-12-21 | Weblog
トニーがパーカッションのクリスマス演奏会に参加しました。

1週間前にパート譜を渡されてリハーサルなしの当日参加でした。

マリンバの先生が教えている音大生たちに混じって見かけも態度も幼いトニーがひとり目立った目立った、、、、(汗)。

一番のハイライトは26小節のお休み。

この長い休みが数えられない。つまらない。間が持たない。

演奏前に「もうやだぁ~!長すぎるぅ~!数えられなぁ~い!!」と大きな声で言ったので私の緊張度はマックスでした。

なので本番では心の中で1,2、、、って真剣に数えました私。(笑)

結局、指揮をしていた先生がかなり大きなキューをくれたのでトニーはエントリーをミスることなく母は一安心。

ちなみに夫は学生時代トランペットでベートーベンのシンフォニーではあまりに長いお休みで本読んだりしてたそう。
べートーベンのシンフォニーに関してはブラスプレイヤーのためのジョーク本が出てるくらいトランペットの出番ないもんね。

Lost and Found

2010-12-20 | Weblog
学校最終日の先週金曜日、トニーは傘を学校に、クラスメイトからもらったクリスマスプレゼントをバスの中に、忘れてきました

帰宅したのが遅かった私がそれを聞いてバス会社に電話したときにはすでにオフィスには係りの人がいなくて、週末明けの月曜まで待つことに。

バスの中に置き忘れた物など多分もどってこないのが“ふ・つ・う”の我がコミュニティー, もう消えちゃったとあきらめていました

トニーには“もしかしたら誰かが間違えて持っていっちゃったかもしれない”と警告しつつも確認するまでははっきり言えず、、、、

冬休み初日の今日は遅起きしたかったのに早起きしてバス会社へ電話。

そしたらあった!
信じられない! 

一緒に下校したケニーによるとその日のバスは普段よりかなり混んでいたとのこと。
それでも誰かが届けてくれたんだ

その後急いでバス会社へ直行。

本人が受け取り用紙に記入してサインをしたら、ガードマンのお兄さんが忘れ物を持ってきてくれました。

クラスメイトからのプレゼントとしか聞いていなかったけど、中をみたら絶対誰かに持っていかれそうな有名ブランドのTシャツとか入っていて、、、、

以外に世間はまともなんだ!と感心したら「アジア人のTシャツだから世間の人にはサイズが小さすぎたんじゃないの!?」とケニーに言われた。

Workable プログラム と iPadアプリ「日本語ひらがな」お試し会 in LA

2010-12-11 | Weblog
昨日トニーがサンフランシスコにあるマリオットホテルに職場見学に行ってきました。
掃除、洗濯、ベッドメーキング、バスタオルをたたんだり、クッキングなど調理場での仕事からフロントの仕事まで全部見せていただいたそう。

高校生活最後の年となる来年度からworkableプログラムに向けて職業訓練(というより社会勉強に近い)に時間を費やすことをリクエストしたので これから職場見学の機会も増えると思います。

さっそくトニーにマリオットホテルはどうだった?と聞くと、

「通勤するにはちょっと遠いね」だと。

見学に行っただけなのに、すでに雇われたと思ってるらしい(笑)。

PS
先日なくしたギターツールバック、レッスンの帰りに寄ったレストランにありました。
心配メールありがとう。





お知らせ
海外で日本語を学ぶ子供向けのiPadアプリ「日本語ひらがな」のお試し会が開催されるそうです。

詳細はこちらまで。
ベネッセiPadアプリ「日本語ひらがな」お試し会参加募集

スポンジ脳

2010-12-04 | Weblog
昨日、学校でPatriotic Song(アメリカを歌った曲)を練習していたときのこと。
Patrioticを歌うときは国旗に向かって右手を左胸にあてて歌うように教えるんだけどひとりの生徒が「結局さ、どれが本当のアメリカの旗なの?」と聞いてきた。学校には校庭の国旗のほかにもそれぞれの教室に国旗があるからね。
「全部本物だよ」と答えたがこういう予期せぬ質問は固まった私の脳にはとっても刺激的なのだ。

思えば私はいつからこんなにステレオタイプになってしまったんだろう。

この前、テレビで「あなたは結婚していますか?」と街頭で歩いている人にインタビューしてて“イエス”と答えた人が「相手は男性ですか?女性ですか?」と聞かれるとほとんどの人が“えっ!?”っていう顔してました。

教えてもらわなくても普通は異性と結婚するのがあたり前だと思ってるから「なぜ異性と結婚したのですか?」と聞かれたら戸惑うわけだ。

“同姓婚もありとなった今、こんな質問で動揺しててどうする”とテレビを
見ていた私は言えるけど実際インタビューされたらきっと自分も同じように戸惑うと思う。

トニーが昔、12月31日に“来年も12ヶ月あるの?”って言ったことがあったけど、こういう質問をされてもぶったまげない大人でありたい。