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トニママ ジャーナル

カリフォルニアより自閉症と音楽と私の日々

ちょっと違うと思う

2009-10-27 | Weblog
仕事から帰宅すると玄関に紙が貼ってあった。
“家の前のハウスナンバーをボランティアでペイントさせていただきました。気持ちばかりの寄付金をいただければありがたいです”と書いてあった。

ハウスナンバーとは番地のことで、道路から家の住所がわかるように表示してある。そろそろ薄汚れてきたハウスナンバーを勝手に誰かがきれいにしてくれたわけだ。見ればうちだけでなくご近所全部きれいになっていた。

そんなことすっかり忘れていたら夜7時ごろ、学生風の青年が来て“ハウスナンバーをペイントしたんですけど、、、”とお金をもらうことが当然のように玄関前に立っていた。

「私、頼んでないよ」と言ったら、「ボランティアですから、、、」と言う。
「そういうお金はない」と言ったら、「現金でなくてもいいから、、、」と言う。
なんなのこの子!!私がムッとしたら、「学校に行くお金がない」と言った。

自分の授業料を自分で稼ぐのは当たり前のこと。
でもだからってこんなtrickyなことしていいの?

よく街で中高生が寄付金集めに洗車をしているのを見かけます。
私は“洗車、寄付金5ドル”とか書いてあるときは5ドルに少し上乗せして寄付します。でもそのサインが“洗車無料”とだけ書いてあるときは協力しません。
だって正直じゃないもん。

だからうちに来た青年にも言ってやりました。
「あのね、本当に勉強したいのならミリタリーに入隊してそこから奨学金もらったら?」

青年は嫌みなおばさんの態度に渋い顔をして去って行ったのでした。