ドタ日記

ドタの毎日の様子をエッセイで書き綴ります

お話会復帰

2005-05-21 21:33:44 | Weblog
何年ぶりかに小学校の市民図書で開いているお話会に復帰しました。
この会は今から16年ほど前に長男ヒロが小学校2年の時、作られた会です。
発足と同時にお話会のメンバーになり、以後10年近く子供の成長と同時に絵本を読んだり、
素話したり、活躍してきました。
音楽活動が忙しくなり、中断していましたが何年ぶりかに復帰しました。
小学校の門をくぐる時、なんだか、古巣に戻ったような気持ちになります。
小学校も新しい校舎になりましたが、それでも小学校の校舎は私をあたたかく、なつかしく歓迎してくれる気がします。

今日は「さっちゃんの手は魔法の手」を読みました。
先天性肢体不自由で指がないさっちゃんが一時的に幼稚園でいじめられ傷つきますが
〇新しい命の誕生(弟ができたこと)
〇おとうさんのやさしい一言「さちこと手をつなぐと大きな力がわいてくる、さちの手は魔法の手だよ」、
〇幼稚園の友達がみんなで心配してさっちゃんを訪ねたことで
明るさを取り戻し、みんなと深いやさしい絆ができていくお話です。
子供達には少し生々しいお話かもしれませんが、みんな真剣に聞いていました、

幼児の心は真っ白なキャンパスです。
その純真な心をやさいい色に染めていくのも暗い色に染めていくのも私達大人ではないでしょうか?
絵本を通して子供達が豊かな創造力のある本当のやさしさ、思いやり、のある人になってほしいものです。