ドタ日記

ドタの毎日の様子をエッセイで書き綴ります

動物の死について(アケリンの家のフェレットの死を聞いて)

2005-05-13 12:05:43 | Weblog
サークルIでピアノを担当してくれているアケリンさんhttp://homepage2.nifty.com/fere-maple/の家で飼われていたフェレットのシロップが昨日、天国に召されました。
HPでシロップとご家族の温かなふれあいを見てきたので、残念に思います。
でも2人の息子さんはシロップからかけがえのない思い出をたくさんもらったでしょう。


動物を飼うということは、必ず死、別れと直面しなければなりません。
その悲しみを経験するのが嫌で動物を飼うのはいや。という方もいらっしゃいます。
私も3年前、愛猫ショパンを事故で失い、1週間何も食べられない時期がありました。
レッスンの子供にかわいがられていたショパン猫でしたので、生徒が集まって、音楽葬でショパン猫のお葬式をしました。
ペット葬儀やさんもウルウルで「こんな幸せな猫ちゃんは今まで見たことがない」と言っていました。
どん底までおちた私の精神状態も子供達のショパンを思うやさしい気持ちで立ち直ることが出来ました。
ショパンの死でみんなの気持ちが一丸となって、2ヶ月後 音楽劇「愛猫ショパン物語り」を上演しました。

生きるものをいたわり、愛し、やさしい気持ちを持った人は、傷つきやすいけれど、傷ついて悲しみを経験した後は目に見えないすごい力、パワーが備わると私は思います。

シロップはアケリンママの腕の中で、2人の子供さんに見守られて天国に召されたそうです。
カズクンもタン君もシロップのたくさんの思い出を通して、きっと思いやりのあるやさしいそして心の豊かな少年 青年になっていくでしょう。
死とは肉体はなくなるけれど、人の心の中で生きていくことだと思うのです。