ドタ日記

ドタの毎日の様子をエッセイで書き綴ります

岐阜弁講座

2005-05-11 23:08:47 | Weblog
夕方のニュースで、今、女子高校生の間で方言で話すことが流行っていることを特集していました。
岐阜弁で言わせていただくと、「とろくさいことやっとらんと、漢字の一つや英語の単語一つでも
覚えや-」と言う事になります。
発音は、とろくさいの、サ、は、サとセのあいまい母音、そう、フランス語の発音に似ているのです。
このあいまいなイントネーションは生まれ育った者しか出来ませんね。

私は大学時代、とても岐阜弁にコンプレックスを持っていました。
京都の友達の流暢な京都弁がうらやましく、真似して「そうエー」と私が言うと、男友達はみんな、気持ち悪がって逃げ出してしまいました。

エーの伸ばし方がやはり、京都の子ではないと出来ない女らしい素敵なニュアンスだったのです。

岐阜に帰省しては岐阜の友人と「われわれが色っぽくないのは、この岐阜弁のせいやわ」
と嘆いたものです。

でも最近になって正当な岐阜弁を世に残していこうという気持ちになりました。
方言も世代によって変わっていきます。
当然、岐阜弁もお年寄りの岐阜弁は又、ちがった独特の味わいがあります。
70歳以上の方がよく使う言葉は「ござった」です。
「お客さんがござった」と使います。来た。の尊敬語なのです。

そのうち、岐阜弁講座でもやりたいと思います。
岐阜の友達、協力してね。