秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

薩摩切子

2012-06-30 | シチの目
数年前、江戸切子のグラスセットが入荷したとき薩摩切子との違いを調べたけれど、
薩摩の実物は美術館とかでしか見たことなかった。
なんと実家を片付けてたら見つかりました。






箱裏に「剣而松笠文」と書かれてあったので
これで検索したら、いろんなことがわかったので記録に残しておきます。


グラデーションともいわれるやわらかな“ぼかし”が特徴の剣而松笠文

薩摩切子は江戸切子に比べ色層が厚いので高度なカット技術が必要となります
江戸切子が江戸下町の民間の硝子工場でつくられたのに対し、
薩摩切子は薩摩藩主島津斉彬のもと藩の事業

最高の研究開発の結果出来た美術工芸品で、色層の厚さと磨き工程に決定的な違いがあります
すべて手磨き仕上げをするため、ガラス特有の冷たさはなく温かみを感じさせます

1863年薩英戦争によってガラス工場は焼滅しその伝統を伝えるものはなくなりました



この盃は、昭和に入り当時日本最大の硝子商社カメイガラス(株)による復元商品です。

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (TM)
2012-06-30 22:25:47
素敵ですね。色合いも柔らかい。お宝ですね。大事にしてください。
返信する
TMさんへ (おざさ)
2012-07-01 08:30:14
やはり割れ物を普段使うのはちょっとドキドキもの。
かといってまた箱に入れてなおしてたら
実家での保存と一緒になってしまいますね。
返信する
すてきな切子 (mari)
2012-07-01 10:15:41
ちょっと使えないですネ。
箱に入れると見えないから、飾ったらどうかしら。
でも、冷茶もこれで飲んだら美味しそうです。
大事にしたい一品ですネ。
返信する
Unknown (マンデー)
2012-07-01 20:45:27
綺麗な形と色ですね。

私の実家にもないかしら?有る筈ないですね~。
返信する
mariさんへ (おざさ)
2012-07-01 22:41:54
先日高校時代の友人宅にお邪魔したら、
素敵なサイドボードというか、ガラスショーケースに
ルーマニアレースを敷いて高級食器飾られてて見惚れました。
うちの食器棚はぎゅうぎゅう詰めですわ。
返信する
マンデーさんへ (おざさ)
2012-07-01 22:44:31
実家の思いもよらない場所から、いろんなものでてきますよ~
父親が昔大阪府や通産省から賜った記念銀杯も桐箱入りが多数見つかりました。
もちろん地金業者に売り、妹と山分けしました!
返信する

コメントを投稿