秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

曼珠沙華

2012-09-30 | 四季折々・色とりどり
昨日、信貴山を歩いてたら、ときどき曼珠沙華を見かけました。
帰りは信貴山門からバスで奈良側の信貴山山下駅へでて生駒経由に。

往路は鶴橋から近鉄大阪線信貴山口駅より高安山までケーブル利用で830円、
帰路は信貴山山下駅より生駒から近鉄奈良線鶴橋まで480円でした。
少し時間はかかるかもしれないけれど、値段ずいぶん違うもんですね。


生駒までは単線で、車中より見える奈良側の景色はとてものどかなものでした。
頭を垂れだした稲穂が色づいた田んぼ、
そのあぜ道に曼珠沙華の赤が映えてとてもきれいでした。


子供の頃「彼岸花」とよんでました。
根に毒があるから触ったらダメと言われてました。
お彼岸に咲くから「彼岸花」なんですね。

まんじゅしゃげ、どんな漢字だったっけと検索したら、
いろいろ興味深いこと分かったのでお知らせしておきます。

曼珠沙華(まんじゅしゃげ)
サンスクリット語 manjusaka
天界に咲く花という意味
おめでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくる、という仏教の経典から。

花のある時期には葉がなく、葉のある時期には花がないという特徴から「葉見ず花見ず(はみずはなみず)」
花の様子から、「天蓋花」「狐の松明」「狐のかんざし」「剃刀花」など、
全国にはたくさんの呼び名があるそうです。

根にアルカロイドという毒があるため、「毒花(どくばな)」「痺れ花」などとも呼ばれています。

その毒でモグラや野ネズミなどから土葬を守る意味もあって
墓地などによく植えられているため、
「死人花(しびとばな)」「地獄花」「幽霊花」とも。

毒は水にさらすと抜けるため、
昔は飢餓に苦しい時に毒を抜いて食用にすることもあったそうです。
田んぼの畦道に彼岸花が多いのは、その毒でモグラや野ネズミを防除するためだけではなく、飢饉に備えて植えたという説も。



キバナコスモス? も今を盛りと咲いてました。


キウイがたわわに実ってました。

今日は台風で朝からずっと雨でした。
信貴山ウォーキング、昨日でよかったわ。

4 コメント

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Unknown (くるみのママ)
2012-10-02 08:56:07
テンプレートいいですね!

我家も今はキバナコスモスが満開です。
以前はピンクのコスモスばかりだったのに、いつの間にかキバナコスモスがとってかわりました。

近所も同じですから、この方が強いのでしょうか?

休日はあちこち行けて愉しそう。
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くるみのママさんへ (おざさ)
2012-10-03 08:49:10
月日の流れってあっという間でもう10月。
旅から帰られてすでに1ヶ月も過ぎたんですね。
旅の記録、どんどん忘れていきますでしょう。
そしてまたもう次の旅への期待膨らんできませんか。

それにしてもキバナコスモスの生命力、すごいです。
あちこちで席捲してきてますね。

土日は氏神様の祭りなので、しっかり町内練り歩いてきます。
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Unknown (りひと)
2019-03-14 20:58:24
彼岸花嫌いな人いるんですけど、毒で何かあったのかしら?

けど、ネズミ除けって知識あるしお墓の周りに植えたとしたら愛情も感じますね。

毒というのも利用の仕方次第ですよ。知識さえあれば自分の体は護れます。ただ騙されないように自分で知識は発見するなり理解しないといけませんね。
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りひとさんへ (ulala)
2019-03-16 10:20:19
りひとさんがコメント残してくださったおかげで久々に読み返すことができました。
彼岸花の球根に毒があると子供の頃から知ってた情報は今でもちゃんと残ってます。
でも年老いてから追加した情報、
>(根)の毒でモグラや野ネズミなどから土葬を守る意味もあって墓地などによく植えられているため、「死人花(しびとばな)」「地獄花」「幽霊花」とも。

これはすっかり忘れてました。

2012年のお彼岸過ぎてからの記事でしたが、今年ももうすぐ春の彼岸。
くるみのママさんへのコメント返しに、
>土日は氏神様の祭りなので、しっかり町内練り歩いてきます。

大枝のダンジリは、去年秋の曳行のあと修理に出されてたのが半年過ぎて出来上がり、明日入魂式です。
時節は巡り、修理とか重ねて月日をまた重ねてゆく・・・
なんかちょっと感慨深いものがあります。
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