キャンセル処理

月末で経理の計算が立て込んでるというのに、運悪くキャンセルが重なりました。

しばらく銀行振り込みいけないから取り置いて欲しいと依頼されていたのに、
2週間待った予定の期日7/20から早1週間過ぎてしまったシャネルNo5。
これは購入者の違反キャンセルです。

あと２点は出品側の事情によるペナルティを取られる不手際です。

グッチのミュールはサイズがぴったりだったそうですが、
甲ベルトの内側の黒革貼りが劣化していたそうで、履くと剥がれてきたと。

靴やバッグなどの革製品は使用せずに保管していて、
長い時間経過後、空気に触れるためか突然革の劣化が始まることがよくあります。
撮影してオークションに出品した時にはぜんぜん気がつきませんでした。

ベルサーチのエナメルハーフショルダーは、色の情報ミスでした。
ブラックチョコレート色なのに黒としてオークションにかけてしまいました。

ブラックネイビーやチャコールグレーも、
かなり黒に近い色ながらも漆黒のブラックとは微妙に異なります。

室内の電気の色によっては、うっかり黒に見えることも良くあり、
たいていは外へ持って出て、太陽光で確かめるようにしています。

ところが今回は取り込みごとが多くて疲れていたこともあり、
完全に黒と思い込んで商品情報を書いたことにスタッフも気づきませんでした。

不良品や当店のミスによるキャンセルは、そんなにあるものではありません。
こうした場合は丁重にお詫びし、送り返してもらいすでに頂戴した代金を返金します。

購入者のかたにご迷惑をおかけし、不愉快な思いをさせてしまうだけでなく、
余計な経費も発生しますから出来る限り100％に近い確率で避ける努力がいります。

しかし時には中古品に対する見解の相違や、
画像や商品情報から、実物を自分の欲しいものに近づけて想像しすぎていて予想外だった時、人は様々な反応をとります。
これはまたの機会に