秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

世界一周する巨大雲

2008-06-20 | 世情雑感
四川地震の記憶が覚めやらぬうちに、この日本であんなに大きな地震が起こるとは思いもよりませんでした。
岩手・宮城地震で被害にあわれた方々にお見舞い申し上げます。
これから梅雨の雨が続くと地震でできた堰止湖からの土石流が心配されています。
避難されている方々のご心痛、肉体疲労、今後の生活への不安、お察しします。

おりしも今、九州でも大雨続きで所によっては崖崩れなどの被害でているようです。
そして中国・広東省でも雨が続いての洪水ニュースをみました。
アメリカのミシシッピ川も氾濫して大変なようです。

雨が一滴も降らず乾燥化が続くところもあるというのに、
もう少し満遍なく降ってくれないものかと思いますよね。

こうした大規模な降水活動を伴った、地球規模で、
数十日スケールの大気波動をマッデン・ジュリアン振動(MJO)というそうです。

30年ほど前に、マッデンとジュリアンは、
熱帯の各地点において地表面気圧の変動を解析し、
インド洋から太平洋における赤道域で顕著な40~50日周期の変動が東進することを明らかにした、
これがマッデン・ジュリアン振動。

やさしい言葉に置き換えると、
インド洋上で発生した積乱雲が次々に集まり、数千km規模になって地球を一周する現象。
自転車ほどの速度で東へ進み、1~2カ月で地球を1周して消える。
年に5つほど発生し、2つ同時には存在しないなどの特徴があるそうです。

モンスーンの開始や活発期、不活発期などにも密接に関わっています。
先だってのミャンマー・サイクロンの被害も大きかったですが、
この先、台風シーズンがやってくるので、日本も心配です。

8 コメント

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天災なんて起きなければいいのに… (ぴあの♪)
2008-06-20 13:19:39
今回の地震、震源地から少し離れた仙台の友人宅も、棚から本が飛び出したりテレビが倒れたり食器が割れたりしたそうです。回線トラブルや、時差発信などがあり混乱し、なかなか連絡つきませんでしたが、無事でいてくれてホッとしました。でも亡くなられたり行方不明の方、甚大な被害に遭われた方々の事を思うと胸が痛みます。募金参加くらいしか出来なくて申し訳なく思いますが、一日も早く皆さんが元の生活に戻れますよう心からお祈りしています。
ところでニュースをみていて不思議に思ったのですが、地上派デジタル放送って、アナログ放送より緊急地震速報のテロップが出るの遅いんですね。
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Unknown (マンデー)
2008-06-20 23:32:51
連日ニュースに映る栗駒山は毎年≪体育の日≫に紅葉を見に行きます。
登った後は土砂で押し流されたあの「駒の湯温泉」のお風呂に入って疲れをほぐしてきたものです。
栗駒山はそれはそれは紅葉の奇麗な山で、「駒の湯温泉」小さいけれど、加温も加水もない源泉の本当に良い温泉でした。
今更ながら天災は怖いですね、残念です。
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マンデーさんへ (おざさ)
2008-06-22 11:12:42
マンデーさんちは被害なかったですか?
ずっと気にかかっていました。
去年ちょうど同じ頃に、仙台へいって、平泉から一関、気仙沼へと周りました。
一度でも訪れたことがある地は、余計に気になります。
栗駒山、毎年行かれてたのならなおさらですね。
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ぴあの♪さんへ (おざさ)
2008-06-22 19:16:56
夕方になって今朝の朝刊見たら、ぴあの♪さんの疑問の答見つかりました。
地デジはアナログ放送に比べ、システム上2秒遅れるのだそうです。
映像と音声情報を圧縮し電波に乗せるのに、受像機(テレビ)内で復元処理に約2秒かかるのでやむをえないと。

ぴあのさん、発見すごいですね。
このお返事書くまでずっと調べてたのにわからなかったんです。
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ご心配をおかけしました。 (マンデー)
2008-06-23 20:26:50
被災された方を思うと辛いのですが、幸いな事に我が家は何の被害もありませんでした。お心遣いありがとうございました。
ぴあの♪さんの話に共通しますが地震の朝、私はテレビ朝日の「旅サラダ」を見ている時に地震を感じました。
揺れている最中に緊急地震速報が出ましたが、NHKは揺れる10秒前頃に地震速報が出たと友人は話してました。
初めての事で10秒前では何もできなかったがこれからは気持の準備は出来そうだ、と友人は話してました。
私が大好きだったイギリスの英会話の先生は2003年の宮城県内陸部地震を経験して、こんな所にはいられない、と言って国に帰りましたが私達はここにしかいられないから、しょうがないし・・・。

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放送の利権の陰で… (ぴあの♪)
2008-06-23 22:17:39
地デジ放送では緊急地震速報がアナログ放送より2秒遅れるという話、私は知らなかったのですが、前から指摘されていたそうで、22日付の毎日新聞に詳しく載っていました。アナログ放送は2011年に終了し、地デジへ全面移行するため、速報を出す気象庁は「2秒の差は大きい」と思わぬデメリットに困惑しているそうです。
タイム・ラグの仕組みはおざささんが書いて下さった通りですが、呆れたのは地デジ移行を進める法務省放送技術課の無責任なコメント…「時間差はデジタル技術の宿命。速報はラジオや自治体の防災無線でも流している。他のメディアも活用してほしい」
多くの人が視聴しているメディアで緊急速報するから意味があるのに、いつ起こるか分からない地震のために、普段からテレビを見ながらラジオやネットをつけっ放しにする人がいるでしょうか?
NHK広報部は「技術開発で時間差短縮も期待できる」と言っていますが、文字データを圧縮せずに特定の周波数で流して、テレビ側で強制的にテロップを流す仕組みぐらい作れそうなのに。
今回の地震の時、果樹園で働いていた時『ラジオから流れた』速報を聞いて作業用の脚立から降り被災を免れた方がみえたそうですが、確かに2秒あれば、例えば調理中、咄嗟に火を消せますよね。
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マンデーさんへ (おざさ)
2008-06-24 09:35:11
被害なくて何よりでした。
阪神大震災のときは、我が家でも花瓶が飛んで床板が凹んだり、もちろん花瓶割れてましたよ。
ピアノすら少し動いていたし、食器棚の中の食器が少し割れました。
今や日本国内どこで地震あるかわかりませんね。

ところで緊急地震速報ってNHKしか流れないのでしょうか?
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ぴあの♪さんへ (おざさ)
2008-06-24 09:40:32
私も毎日新聞でその記事みました。
2秒あればほんとにガスの火消すことができますね。

しかし一日中TVみてるわけでもないし、
インターネットだって、そのサイトにアクセスしてないとわかりませんよね。

何よりも未知の断層なのだから、地震予想されていないところで起きるのだから、あまり予想に期待してもいけませんね。

こうした大きな災害があるたびに、助かるも助からないも運かなって思ったりします。
でも死ぬも地獄、生きるも地獄。
命は助かっても、再生するのは大変な試練でしょうね。
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