秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

気になる木

2009-03-23 | 旅・ウズベキスタン
          これは樫の木

タシケントのウズベキスタン工芸博物館中庭に植わってて、
樹齢何百年と聞いたけど忘れました。

日本の神社のしめ縄まいたご神木のように、大木がたくさんみられましたが、まだ葉がでていないので幹の木肌を見ただけでは何の木がわからない。

「この木なんの木、気になる木」です。
その都度、現地のガイドさんに尋ねました。

 
桑の木、こんな大木にまで成長するのですね。
すでに芽がでていましたが芽を見ても桑の木とはわからなかった。

 
 
樹齢800年だったと聞いたようなプラタナスの大木。
下に看板がありましたが、キリル語なので読めない。

 
なんの木が聞きそびれた。
緑の葉が茂るようになるとさぞかしきれいだろうと思われました。

ウズベキスタンは100年あまりソ連の支配下にありました。
1991年に独立しましたが、共産圏でいてよかったこと、教育費と医療費の無料の制度は現在も引き継がれているそうです。

そのため義務教育のあとの大学も授業料無料、
そして4年間は専門課程に入らず、びっちり一般教養を学ばされる。
その後大学院で2年間専門課程をするらしい。

だから歴史も植物の名も知っていて当然だと。
簡単な医学治療も学び、自分の病気は自分で治すのが前提にあるそうです。

病院が満員で救急車だってたらいまわしの日本、
ただ単に木でしかない、植物に疎い普通の日本人、
ちょっと恥ずかしい思いがしました。

 
傑作なのは、列車のすべての扉ガラスの白い花、
なんと模造品がセロテープで貼り付けられていました。 

6 コメント

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Unknown (TM)
2009-03-24 19:57:22
旅先では、街角の草木にも目がいきますね。

あのモスクのかたわらに樫の大木があったな~と、旅の印象がいっそう強まるんじゃないかしら。

観光地だけでなく植物にも関心を持つと、いろんな地方のいろんな季節に旅行したくなります。うららさんのお話を読んで、ウズベキスタンに行くのなら杏の
花が咲く春先にしたいと思いました。
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TMさんへ (おざさ)
2009-03-25 16:15:51
今回あまりにたくさんの建築物とその中庭のモスクやメドレセをみたので、どれがどれだったか???
でも桑の木の大木などは珍しかったので印象に残っています。

今回の旅、1週間前なら雪が積もった時もあったそうです。
春の天気は移り変わりが激しくて微妙ですね。
日本でも桜前線を追いかけて旅行社は悪戦苦闘、たまたま見れてラッキーと思うしかないですね。
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なるほど (N)
2014-08-18 09:32:28
海外はもちろん、日本でも沖縄や北海道へ行くと、知らない木、草花、虫等々いっぱいあります。
一草一木すべて名があり、「牧野植物大図鑑」は私の座右の書でした。
最近ではすべてネット検索で解決、正続2冊の図鑑はほこりを被っています。
見るだけならどうでもいいけど、会話したり、文章にしたりで、ただの「花」、「草」、「木」では味気ないですよね。

ちなみに日立のCMの「この~木何の木・・・」は確か「ブビンガ」と言う木の筈です。カウンターの天板などによく使う木です。

面白いことに、家具屋や大工は削った木の名前は知っているけど、根が生えて茂っている木の名前は知りません。また、一時親しくしていた生物の先生方には、葉っぱで木の名が分かるけど、削った木はただの「木」のようですね。
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Nさんへ (ulala)
2014-08-18 14:28:50
過去記事にむりやり誘導してスミマセン。
「牧野植物大図鑑」
知りませんでした。
Nさんが物知りなのは昨日今日の話ではなくて若い頃からの蓄積ありきだったのですね。

以前読んだ本に、エスキモーは氷や雪に種類いっぱいあり白色も何種類も見分けると。
砂漠の民は、らくだを性別だけでなくいろんな状態で名前を変えて呼ぶらしいです。
その時代その風土、その生活に見合った識別眼が養われるということ。
現代の日本人が、ただの「花」「草」「木」とひとくくりで捉えがち、
というのは必要にかられないこともあるでしょう。
と同時に花鳥風月をめでる民ではなくなったということでしょうか。
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Unknown (N)
2014-08-18 15:13:22
米、稲、籾、ご飯、メシ。
すべて英語では "rice" 。
文化に根付いた日本の言葉は大切にしたいものです。
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Unknown (ulala)
2014-08-18 16:45:03
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