秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

なんとも不思議!シーボルトもスケッチ残した石の宝殿★6/17海抜図を追加しました

2015-06-16 | 古代史のミステリー

昔のブラウン管テレビの後ろみたいな大きな岩です。




割拝殿になっていて、左側は大己貴命、右側は少彦名命
拝観料100円納めて中に入ると、大きな約6m四方の岩が鎮座してます。







水に浮かんでいるようにも見えるので天の浮石とも呼ばれます。
ホンとはこんな形↓ で、底はつながってるそうです。








場所が狭いのでなかなか伝わりやすい写真撮れません。
文化遺産オンラインより画像もらってきました↓



平成26年10月6日「石の宝殿及び竜山石採石遺跡」国の史跡に指定されました。


一枚岩をくりぬいたもので、左側から上に登ることができます。






やはりわかりにくいですよね。
広角レンズで撮影された画像もらってきました。




江戸時代にシーボルトがスケッチしたものがわかりやすい




文政9(1826)年にオランダ商館長に随行し江戸参府の旅の途中に参拝したときのスケッチらしいです。
この2年後文政11年9月 シーボルト事件
所持品の中に国外に持ち出すことが禁じられていた日本地図が見つかり、それを贈った十数名が処分されました。

兵庫県高砂市阿弥陀町生石にある生石(おうしこ)神社は、宝殿山の山腹にあります。



側の岩盤を削り出して製作された人工物「石宝殿」
日本三奇の一つです。



500トンほどあり、NASAのロケット移動用クレーンをもってしても吊り上げ無理らしい。

誰が、いつ、何の目的で作ったものであるかはわかっていない。


「万葉集」巻の三に記載された天平10年ごの歌

大汝 小彦名乃 将座 志都乃石室者 幾代将經
おおなむち すくなひこなの いましけむ 志都の岩屋は幾世経ぬらむ

   生石村主真人(おひしのすぐりのまひと)


播州石宝殿略縁起』によれば、
神代の昔、大己貴命天の岩船にのり此山にとどまり生石子大明神(大己貴命の化身)と号し、もう一神は、少彦名命高御位大明神と号す。
二神御心をあわせ、陰陽の御宇を現じ、五十余丈の岩を切りぬき、石屑は一里北たかみくらのみねに投置、一夜の間に、二丈六尺の石のほうでんをつくり、二神の尊鎮座ます



社伝によれば
大己貴命と少彦名命が一夜にして宝殿をつくろうとしたが、阿賀の神一行が反乱をおこし、それを鎮圧するために未完のままになったもの


播磨国風土記には、聖徳太子の時代に弓削大連(物部守屋)がつくったと記されている



★6/17追記
大阪府高槻市に今城塚古墳があり継体天皇陵のようです。
ここの歴史館を何度か見学しましたが、そこに石棺が展示されています。
阿蘇のピンク石だったり播磨の竜山石だったり。
以下のような実験実証もされたようでサイトで画像紹介されてます。



あの時代、大阪平野は河内の海でした。
海運、水運を利用して大阪まで運んだとなると、
播磨の高砂市あたりの Flood Maps+7m では




国土地理院の地図で確認しても





石の宝殿あたりは海抜50-60mぐらいで、青菱形で囲んだ竜山が標高92m

14 コメント

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Unknown (TM)
2015-06-16 21:59:34
磐座なんでしょうか。でも自然の岩ではなく人工物なんですね。
それにしても巨大ですね。日本三奇というのは初めて聞きました。どこも訪れたいです。
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TMさんへ (ulala)
2015-06-16 23:55:00
以前エジプトでオベリスクを掘り出すのを途中でやめた作業場を見ました。
オベリスクは高さがあるから横に彫るのは納得です。
あれと同様、この石の宝殿もブラウン管が上の屋根とな起こす予定だったって。
なんで上下そのままで掘り出さなかったのでしょうね。
わざわざ横にする必要ないのにって感じです。
実際見るとパワーありますよ~
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いつか行きたい (めねふね)
2015-06-17 00:22:21
これだけの巨石だし、そうとうなプロジェクトだったはずで、都にも近いのに、らしい記録が残ってないのは不思議ですよね。

失われた巨石文明ファンとしては、霊視でもなんでもいいから、納得できる答えがほしい!

広島の葦嶽山の人工巨石もみごとですが、残骸です。
(官憲のアホどもが破壊した)

いまの技術では石の年代はわかっても、加工年代がわからないのがヒジョーに残念ですね。
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めねふねさんへ (ulala)
2015-06-17 10:39:08
山陽本線宝殿駅から一本道で約1.5km、歩けますよ。
今城塚で竜山石を見たり、播磨考古博物館でこの地方の分水界知ったりで興味しんしんでした。
あの謎の4世紀あたりに河内へ海運使って運ぶ予定だったのではないでしょうか。
今城塚でみた石棺よりは一回り大きかったですけど。
ノミの跡とか石の角度とかいい仕事してましたよ。
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播磨の竜山石 (りひと)
2017-01-30 14:11:28
継体さんところには情報いっぱいあるんですね。ますます行きたくなりました。
播磨も気になりますね。

守屋も関わってきそうですね。守る方だったのか?聖徳太子がやっつけたのか?聖徳太子を守っていたはずなのでそこに後の人間のトリックがあるのか?考古学者さんで解明してほしいですね。
守屋とミゾクイさんは同じイメージではあります。1008
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お相撲との関係ありそう (りひと)
2017-03-27 19:03:27
今やたら岡山から兵庫京都大阪の辺りばかりに気を取られます。石清水が拠点として。君が代と石清水もなんかイメージ似てるし、六甲山でもお水がいいんでしょうし、海神とか水神とかそれも力持ちでなおかつ信念を持つ。そんな方々が大阪がお水いっぱいの頃のいたんじゃないかと思いますね。石の加工も相当昔から日本でも出来た方がいたのでは?とも。ねねや清正もそこの関係の人々と接点がなかったのか?かなり気になります。
花崗岩で風の影響もありそうですけど、古墳を作る技術にも必要なはずですし。渡来全盛期よりは前なのは確かだとも思います。防人もやたら関東から連れてくる理由もなんだか理解出来そうにも思います。継体系でしょうね。多分継体天皇が登場する前にもその血筋と共存していたと思った方が理解しやすいです。妃が不明な部分とかに入ってくるのかなあ?とは妄想しています。
また今回相撲の件で思ったのですけど、天皇系もその筋は維持できているようにも思います。
土俵入りを明治神宮でやる意味もあるのでは?と。君が代の君とは天皇でもまた今生きている国民みんなでもあるように思います。天皇制も手が入れられるようですけど必ずなるようになると思いたいですし、そこに清々しさと前天皇と後天皇の間を同じようにバトンを繋げられる絆を一つずつ作ってもらいたいですね。国技の横綱のように。
明治天皇の後押しで、今歴史から消えてしまっている方々いれば評価してあげたいし、不完全燃焼で亡くなった方々を神として気持ちよく天国で見守ってくれるようになったら祟りはなくなりますね。
国技であり神事である相撲とこちらの遺跡も何らかの関係がないかと気になり出しましたね。
5547巨石の神事とはどんな物だったのか?相撲はしてはいないでしょうけどなにか共通点が出ると面白い発見になるのでは?と思いますね。
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りひとさんへ (ulala)
2017-03-28 23:05:05
ちょっと話がずれて申し訳ないですが、今夕のニュースで瀬戸内海の豊島(てしま)は産廃物が不法投棄されたゴミの島だったけど、長い年月かけてやっと全部撤去されたそうです。
いいニュースです。
なぜてしまと読んで豊島と書くのかわかりませんが理由ありそうに思います。
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追記 (ulala)
2017-03-28 23:13:25
りひとさんのコメント最後で触れておられる明治天皇と不完全燃焼で命落とされた方のことで思い出しました。
白峯神宮って確か明治天皇が崇徳院を祀られたと思うのですが、以前から気になってます。
まだ参拝したことないし京都のどこにあるのかも知りません。
四国お遍路の志度寺調べてた時に崇徳院に至り、記事にできなかったのでした。
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検索で (りひと)
2017-06-29 10:34:26
お返事がまた意味深ですよ。
豊島と書いててしまと読むんですね、不法投棄されてしまった島ですか。豊と手はまさに逆で青と赤が反転させたかったんでしょうね。本来赤関係者の聖地でしょうね。豊は変な龍が赤に乗っている所もあります。ベースは赤か白の水神さん。
そうこの前熱海でみたら伊豆山神社には赤の龍と白の龍ですね。ここもやっぱりと。政子関わると赤はありますね、源氏でも。

あともう一個ありましたね、白峯神社の件。
私は行かされるのが主人の方になるんで青か白が多いんでうららさまのフォーローになりそうですね。白峯の場所が藤原さんのお屋敷とか慰霊意外お何者でもないですね。蹴鞠の場所あるので蹴鞠の神(サッカーでいきました。)や源氏が祀られたりまた凄いのがお知らせ雨ではなく雪でした。綺麗でしたよ。絵馬書いてたときかな。確か豊玉姫さんもいました。白い姫だけど龍じゃなく蛇だと思ってます(ナマズや鳥でも)。崇徳さんは確か平家の安徳天皇一緒にいらっしゃるんでしたよね。赤の女系の息子で源氏の青の方々には嫌だったんでしょうか?結果両方とも消えてますけど。
白峯はとてもコンパクトですけど根源神がちゃんといるのでどなたでもオールマイティにも思いますね。ミナカヌシ(白)と高むすび(赤)と神むすび(青)がセットでいそうですね。

豊は女系なら信用するけど男系は難しいです。築地と豊洲も赤と青、役割分担するならば市場は築地で輸送は豊洲は理想的な感じしますね。飯豊青の方ならいいかな?理想を追求する形はいい流れだと思います。

費用で考えれば、東京都から発注した仕事が出来ていない業者に契約のお金を支払うっておかしいですよね?出来てないのですから、そこを財源に出来ないのかなあ?契約不履行でその分待たされている方への援助になるといいのに。

今偽の青が強くなってましてそれが実は真っ赤で、どちらも共存しているようにも。
なので本来の知恵のかみの赤い女神が復活すれば赤い女神は見極めが出来るんで本来の青と白を導き出せるはず。なので赤の姫が健在な大阪が鍵でしょう。後は東北関東と連鎖してくるはずです。
そうそう、地震は縄文以前のかみの地っぽいですよね。で神奈川の地震が鶴見区と川崎市でしたけど多摩川の河口でこの辺りも赤い姫関わりそうに思います、その後品川へと行くのかな?
もちろん諏訪も赤い女神の地ですよね。

個人的体験のみの妄想ですけど同じ経験してたりかすっている方にピンときたらいいなあ。
うららさまのセンサー凄すぎですね。豊島とかいててしま調べてみます。豊島氏ってのも手嶋氏だと千葉にも繋がりそうです。5817
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追記の実証実験 (りひと)
2018-11-08 10:40:01
うわー、いい事ですね。実際に試すって。現代にもいい知恵が生まれる可能性を感じます。

あとこの時期個人的にもコメントの地に行ってらたり、文字数とか偶然にしてはびっくりです。スクナヒコナさん、若干ミスってかもしれませんがありがとうございました。と伝えておきます。

あと、巨石の遺跡の中でも試作して途中でやめたとかある程度出来た技術者がそのまま残していった物もありそうですよ。この前聞いてきたのはヒビが入ったのでそのままにしたのか?という可能性もありそうですって。くり抜きや方法などは民族によっては違うし時代や技術の進化もあるのかもしれませんね。種類別で位置等も統計が取れたらどういう民族が関わっているか?分かりそうには思いますね。

結構地元の人しかしらないそんな目立たずひっそりしている物も日本にはいっぱいありそうですね。

やってみる事はとっても素敵な事ですね。5598
古代の凄さも感じるでしょうね。6453
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