今回のツアーは仙台空港から宮城県の観光バスで
ナンバープレート223
そして鳥海山は標高2,236メートル。
鳥海山五合目鉾立展望台より頂上を望み記念撮影
鳥海山は姿が美しく出羽富士とも呼ばれ日本百名山のひとつです。
東北一の独立峰で、山形と秋田の県境にあるため
秋田県では秋田富士、山形県では庄内富士。
山麓周辺の人々の守り神として古くから崇められてきたのは、その雄姿と度重なる火山活動にあります。
直近では1974年 水蒸気爆発、小規模な泥流は少なくとも6回。
鳥海山史によれば578年から717年の約140年間ほど活動期だったようです。
810年から939年にかけての9世紀も数々の噴火の記録が残っています。
大和朝廷の蝦夷征服による不安定な治安と重なって、古代から神階奉授が繰り返されました。
元来、鳥海山は山名が無く山そのものが「大物忌神」と呼ばれていました。
鳥海山の噴火は大物忌神の怒りであると考えられ、噴火のたびにより高い神階が授けられたのでした。
大物忌神(おおものいみのかみ)として崇拝されたのは、蝦夷の怨霊を鎮める意味の神名だそうです。
鳥海山大物忌神社の社伝では神宮外宮の豊受大神と同神だと。
なんでかなぁと検索してみました。
・大物忌神を祭る神社は全国でも10社もない極めて珍しい神である
・鳥海山の大物忌神社では、大物忌神は豊受大神・広瀬神などと同神とする考えがあると記しているが、その根拠は示していない
・いずれにしても大物忌神とは、巫女のような役目の女神である
・大物忌命は大津皇子と大来皇女事件が契機となって誕生したと推定される
・伊勢神宮の外宮と内宮の斎宮としての位置関係
・聖童女「大物忌」が御饌都神としての大物忌神の実体
詳しくは→
女神・大物忌命でご覧ください。