人にはみんな、、、忘れられない映画や歌や部舞台があるものですよね。
私にも、こどものころ観たいくつかの映画が、ミュージックにのって思い出されます。
ねえ!覚えているかい、、兄弟姉と観に行った「モーゼの十戒」や「ヘラクレス」
君は幼かったから、、、忘れているかもしれないが、
クワイ川マーチとともに、忘れられない映画があったんだよ!
早川セッシュウ、、、誰も英語が話せない時代から
外国映画に出演していた。、、、母がファンだったけど、
今日のTVで「戦場にかける橋」を観た。
日露戦争に勝利した日本の軍隊の教育が、
外国からは、どのように映ったのだろうか?
その後のイギリスとの戦いで、
日本側がイギリスの海軍の兵隊を捕虜にするところから
口笛のマーチは流れる。
兵隊の誇りと、人間としての捨てきれないギリギリの自己愛と
国につくす、、、?というよりは、
イギリス国民の独特の 自立した大人の自己流と、、、
世に言う支配階級の考えと、この世のたい焼き君らの
支配される側の気持ちと、戸惑い、、そして、生きる力の元!
戦場で捕虜となって働かされる状況では、、、橋は完成しない。
しかし、英兵の誇りは粘り勝ちです。
日本の捕虜を支配する私物化から、強制労働させる早川さん。
状況下に於いての立場の違いはあれど、
人として扱う事を要求する英国指揮官
イギリス兵の指揮官らは、国際的に約束された捕虜の扱いを要求する
日本流を貫き、私物として命令する早川さんの所長!
究極の体罰と闘いながら、英国の指揮官は
人は犬のように、思いどうりには動かせないことを知らせる。
日本軍の汽車の通る橋を造るという、、、それだけの事ではあるが、
人間の立場や国籍や、仲間意識がベースになって
生きる力が産まれてくるのは、自国の指揮官のもとで、兵として動く誇りだ。
「自分でやる気になる、指揮官のもとで、誇りが守られるという状況下において」
捕虜の兵隊は、、、見事に隊を組み 見事な仕事をする。
日本の遅れた技術を前に、
英国兵の橋を造る技術の優秀さをそうという目的意識のある労働の誇り。
見事にできた橋に、早川さんはうなだれる。
戦場での、、、勝ち負け、、、虚しく権力にしがみついていた所長。
やがて日本の列車が走ってくる。
かって、ここで捕虜になって、命がけで
脱走して九死に一生を得た英兵が、
再び、子の橋を、日本の列車が通るとき橋もろとも爆破の命に従って
現地を知る兵として、再び戦場に戻ってゆく。
日本人の心なら、このように割り切って、再び戦場に戻れるだろうか?
一度、脱走成功した時の、開放感が、再び奪われるのだから。
生死の境目をさまよったトラウマがあるだろう!
精神をムシバムはずであろう。
戦場に、戻る気力は、果してあるだろうか?
戦争は、命がある兵隊は、
傷病兵であろうとも、兵隊であるようだ。
生と死の境目で、英兵の捕虜は、日本軍の労力としてではなく、
祖国の指揮官の命令に従って、英兵としての誇りのある労働をする。
そして、600年持つという楡だったかね?
楡のような強い木材を切り出して、橋の支えの、橋げたをつくる。
戦場の、空に瞬く星のような、見事な橋ができた。
英兵の指揮官は、出来上がった見事な橋を観ながら、
自己愛の世界に浸っているようだ。
今が戦争中の戦場であるという現実から、
橋の完成の感動が、これまでの自分の実績や英兵の実力に酔う。
味方の英兵が仕掛けた橋の爆破の導火線に気が付くが
戦争中の指揮官の役目を忘れて、自分の指揮した橋を守ろうとする。
本末転倒になる一瞬を、この映画は鋭くえぐる様に描いている。
人間の陥りやすい自己愛が、完成の陶酔が、、一瞬の判断を誤らせる。
この、本末転倒の「はしを守ろうとする行動」が、
部下の英兵に多くの犠牲者を出す。
しかし、できたb橋を爆破しようとする英兵は
味方であるはずが、
「日本側の橋を守ろうとする指揮官」に向かって撃つ!
指揮官の体が倒れて、意識のないままに、装置のピストンを押し、橋を爆破に導く。
意識のない、「体が、」橋の爆破装置のピストンの上に倒れたから。
英兵捕虜と、指揮官の、生死の境で造った「プライド」の橋は
戦争という「無慈悲」な、時の流れの中に散って行った。
橋が吹っ飛んだことで、
束の間の日本兵と英兵捕虜の合作の橋は
虚しい時間二代えてしまった。
捕虜になっていた不名誉も、橋を造ったプライドも
捕虜の立場でありながらも、
捕虜になっていてもを兵として扱い
指揮官の労働は断固反対した国際間の取り決めは
インターナショナルになれない日本軍の
未熟なこころが
物語を面白く進めてゆく。
日本の捕虜収容所の所長の早川を
心から、人として敗北させた事も、
戦場の露となって消えるのか?
人間の愚かさが、橋とtともに吹っ飛び
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国破れて山河あり、、、、、、、、、、
人間の抵抗は
こうして、、、後世まで映画になって語り継がれてゆく。
戦争と、人間、
意思に反して、、、
体が国を愛して、国の為に、仲間の兵隊の為に
死んだことになるだろう指揮官であった事を!
この、作品は救いがある。
こどものころ、同じように、、、胸に来た作品でした。
しかし、、、72歳になった今、、、
人生は必ず終わる。
人は、、、生きてるときに、、、何をやったか?
形は残らなくても、、、愚かさが残ってゆく。
もう繰り返すのは辞めにしてほしい、、、
地球という悠久の☆は
人間が人間に与えた栄誉の★を
黙って包み込んで、無言の涙が
クワイ川マーチになって、、、記憶に残ってゆく。
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このほかにも、
眼下の敵、、、青い瞳のクルトユルゲンス
人間味あふれた、、、ロバートミッチャムが、、、、
忘れられない、、、子供のころ観に行った映画です。
NHKのプレミアム映画を観れたから、、、
早朝5時から雪かきをした筋肉痛が、治りました!
ありがとう