花鳥風月

生かされて行くもの達の美しさを見つめて,
ありのままの心で生きている日々の、
ふとした驚き、感動、希望、

鏡と話しているIT時代

2008-06-13 13:05:09 | Weblog
  IT革命のもたらした「心」

昭和10年代の私たちは言論の自由がありませんでした。
敗戦の前は、
ナイスボールも「良い球!」と言いました。

敗戦後、
日本の侵略軍事教育から解放され、
自由意思で発言し、
自分の価値観でそれぞれの目標に向かって再びがんばりました。

とりすぎたニシンは来なくなり、
石炭時代は石油革命で終わり時代という強敵を知りました。
本当の敵は、「時間だ!」と実感するスピード時代が来ました。

そして、情報は!!!!!
IT革命で
「個人のものになりつつあります。」

マスコミはギリシャ劇のように「市民」の発言を繰り返します。
オイデプスは宇宙服で登場し父を殺戮する。

ここで、一歩誤ると、
発言の自由は「エゴの発露となり真実を隠してしまいます。」

パソコンというビン。
携帯という小瓶に閉じ込められた世界が、
事故の内部に向かって自問自答のように拡がってゆきます。
視聴率に閉じ込められ、騒々しい番組がアピールする時代です。

つまり「キーボード」で話しかけ、
自分のお気に入りの答えに反応する世界が、小宇宙となって
あたかも外界とのふれあいのように回りだします。

その結果、自分の考え、価値観が
相手のすべてと一致していく条件の作り上げたコミュニケ―ションに向かって
「自分を見つけ出すのです。」

「エゴ」が増幅されてゆきます。

つまり、自分が、自分というキーボードの向こう側にいる鏡に
向かって泣き笑いをする、閉じ込められた世界に
引きずり込まれてゆきます。

これから脱出するのは、
自分自身を客観的に直視する厳しい自覚が必要です。

こうした鏡現象が
自己の中の
自己の持つ「超自我」のような「エゴ」を引き出してしまうことは
考えられることです。

子供にも、大人にも、携帯電話の「IT」のもたらす
「メビウスの輪のような世界」を

「危険ゾーン」として、指導する国の防衛機関を考えてみたいと思います。

国を守るとは!なんなのか!
女性は安心して育児を幸せに楽しめる知恵。
子供は自立した大人に育ち自分の役割を見つけ出せる学校。

サポートし、
暖かく見守る環境!

社会の節度ある商魂。
忘れてはならない「日本人という混じりけのない価値観」
世界とのコラボレーション。

宇宙という「希望」

自己に逃げ込む「甘え」があると、
短絡した行動に出てしまい
取り返しのつかない事態となります。

「俺、俺、、、万歳!俺ってね!」
こんな瓶から早く外に出ましょう。

ネットでは外の世界を見ましょう!

クリックして「削除」する
「画像の世界」と「現実が」渾沌とする小瓶の中の俺の世界!

統合できなくなる世界は、
IT革命はもたらしたのでは?なかろうか?