源氏物語歌集-悠山人編

『源氏物語』中の短歌(和歌)のすべてを、
原作の順序にしたがって、紹介する。→日本初!

05若紫16 見ても又

2007年05月30日 | 05若紫~08花宴
源氏物語歌集 060
巻五 若紫 16 源氏

    見ても又 逢ふ夜まれなる 夢の中に
    やがて紛るる 我身ともがな

2007-0530-ysg060
Kad01-174

□・・・、なほ人に似させ給はぬを、などかなのめなる事だにうちまじり給はざりけむ、と、
つらうさへぞおぼさるる
。何事をかは聞え尽くし給はむ。くらぶの山に宿も取らまほしげなれど、
あやにくなる短か夜にて、あさましうなかなかなり。 (源氏)「見ても・・・
□(角文版)