源氏物語歌集-悠山人編

『源氏物語』中の短歌(和歌)のすべてを、
原作の順序にしたがって、紹介する。→日本初!

05若紫10 夕まぐれ

2007年05月24日 | 05若紫~08花宴
源氏物語歌集 054
巻五 若紫 10 源氏

    夕まぐれ ほのかに花の 色を見て
    けさは霞の 立ちぞわづらふ

2007-0524-ysg054
Kad01-167

□・・・、(尼君)「ともかうも唯今は、聞えむかたなし。
もし御心ざしあらば、
いま四五年を過ぐしてこそは、ともかうも」と宣へば、さなむ、と、同じさまにのみあるを、
ほいなしとおぼす。御消息、僧都のもとなる小さき童して、 (源氏)「夕まぐれ・・・
□(角文版)