源氏物語歌集-悠山人編

『源氏物語』中の短歌(和歌)のすべてを、
原作の順序にしたがって、紹介する。→日本初!

05若紫02 初草の

2007年05月16日 | 05若紫~08花宴
源氏物語歌集 046
巻五 若紫 02 女房

    初草の おひ行く末も 知らぬ間に
    いかでか露の 消えむとすらむ

2007-0516-ysg046
Kad01-158

□・・・空なき」 また居たるおとな、「げに」とうち泣きて、「初草の・・・」と聞ゆる程に、
僧都あなたより来て、「こなたはあらはにや侍らむ。けふしも端におはしましけるかな。

この上の聖の方に、源氏の中将の、わらはやみまじなひにものし・・・、□(角文版)