源氏物語歌集 053
巻五 若紫 09 聖
奥山の 松のとぼそを まれに開けて
まだ見ぬ花の 顔を見るかな
2007-0523-ysg053
Kad01-166
□・・・顔を見るかな」 と、うち泣きて見奉る。ひじり、御まもりに独鈷奉る。見、給ひて、
僧都、聖徳太子の百済より得給ひける金剛子の数珠の、玉の装束したる、
やがてその国より入れたる箱の唐めいたるを、透きたる袋に入れて、・・・□(角文版)
巻五 若紫 09 聖
奥山の 松のとぼそを まれに開けて
まだ見ぬ花の 顔を見るかな
2007-0523-ysg053
Kad01-166
□・・・顔を見るかな」 と、うち泣きて見奉る。ひじり、御まもりに独鈷奉る。見、給ひて、
僧都、聖徳太子の百済より得給ひける金剛子の数珠の、玉の装束したる、
やがてその国より入れたる箱の唐めいたるを、透きたる袋に入れて、・・・□(角文版)