源氏物語歌集 048
巻五 若紫 04 尼君
枕ゆふ 今宵ばかりの 露けさを
深山の苔に くらべざらなむ
2007-0518-ysg048
Kad01-163
□「あな、今めかし。この君や、世づいたる程におはするとぞ思すらむ。さるにては、
かの若草を、いかで聞い給へることぞ」と、さまざまあやしきに、心乱れて、
久しうなれば、なさけなし、とて、(尼君)「枕ゆふ・・・ざらなむ ・・・□(角文版)
巻五 若紫 04 尼君
枕ゆふ 今宵ばかりの 露けさを
深山の苔に くらべざらなむ
2007-0518-ysg048
Kad01-163
□「あな、今めかし。この君や、世づいたる程におはするとぞ思すらむ。さるにては、
かの若草を、いかで聞い給へることぞ」と、さまざまあやしきに、心乱れて、
久しうなれば、なさけなし、とて、(尼君)「枕ゆふ・・・ざらなむ ・・・□(角文版)