頌歌042_2008-1231 与謝野晶子
大空の日の光さへつくる世の
やうやく近きここちこそすれ
(晶子源氏 41幻)
【編者注】「幻」の巻と「匂宮」の巻の間の「雲隠」の巻は、巻名だけ残存するが、晶子はこれにも次の一首を捧げている。ここでは紹介だけに留める。
かきくらす涙か雲かしらねども
ひかり見せねばかかぬ一章
大空の日の光さへつくる世の
やうやく近きここちこそすれ
(晶子源氏 41幻)
【編者注】「幻」の巻と「匂宮」の巻の間の「雲隠」の巻は、巻名だけ残存するが、晶子はこれにも次の一首を捧げている。ここでは紹介だけに留める。
かきくらす涙か雲かしらねども
ひかり見せねばかかぬ一章
源氏物語歌集 600 藤侍従
巻四十四 竹河 06 藤侍従
竹河に 夜をふかさじと いそぎしも
いかなるふしを 思ひおかまし
2008-1230-ysg600
Kad08-063
□・・・、とがめ聞こゆめりし。
(藤侍従)竹河・・・まし」
げにこのふしを始めにて、・・・□
巻四十四 竹河 06 藤侍従
竹河に 夜をふかさじと いそぎしも
いかなるふしを 思ひおかまし
2008-1230-ysg600
Kad08-063
□・・・、とがめ聞こゆめりし。
(藤侍従)竹河・・・まし」
げにこのふしを始めにて、・・・□
源氏物語歌集 599
巻四十四 竹河 05 薫
竹河の はし打ち出でし 一ふしに
深き心の 底は知りきや
2008-1229-ysg599
Kad08-063
□・・・、端に、
(薫)「竹河・・・きや」
と書きたり。□
巻四十四 竹河 05 薫
竹河の はし打ち出でし 一ふしに
深き心の 底は知りきや
2008-1229-ysg599
Kad08-063
□・・・、端に、
(薫)「竹河・・・きや」
と書きたり。□
源氏物語歌集 598
巻四十四 竹河 04 内の人(女房)
をりからや あはれも知らむ 梅の花
ただかばかりに 移りしもせじ
2008-1228-ysg598
Kad08-063
□・・・、内の人の返し、
(内の人(女房))「をり・・・せじ」
あしたに、・・・□
巻四十四 竹河 04 内の人(女房)
をりからや あはれも知らむ 梅の花
ただかばかりに 移りしもせじ
2008-1228-ysg598
Kad08-063
□・・・、内の人の返し、
(内の人(女房))「をり・・・せじ」
あしたに、・・・□
源氏物語歌集 597
巻四十四 竹河 03 蔵人少将
人はみな 花に心を うつすらむ
ひとりぞまどふ 春の夜のやみ
2008-1227-ysg597
Kad08-062
□・・・、あぢきなうぞ恨むる。
(蔵人少将)「人は・・・やみ」
うち嘆きて立てば、・・・□
巻四十四 竹河 03 蔵人少将
人はみな 花に心を うつすらむ
ひとりぞまどふ 春の夜のやみ
2008-1227-ysg597
Kad08-062
□・・・、あぢきなうぞ恨むる。
(蔵人少将)「人は・・・やみ」
うち嘆きて立てば、・・・□
源氏物語歌集 596
巻四十四 竹河 02 薫
よそにては もぎ木なりとや 定むらむ
下に匂へる 梅の初花
2008-1226-ysg596
Kad08-059
□口はやしと聞きて、
(薫)「よそ・・・初花
さらば袖ふれて見給へ」など言ひすさぶに、・・・□
巻四十四 竹河 02 薫
よそにては もぎ木なりとや 定むらむ
下に匂へる 梅の初花
2008-1226-ysg596
Kad08-059
□口はやしと聞きて、
(薫)「よそ・・・初花
さらば袖ふれて見給へ」など言ひすさぶに、・・・□