源氏物語歌集 740
巻五十一 浮舟 07 浮舟
絶え間のみ 世にはあやふき 宇治橋を
朽ちせぬ物と なほ頼めとや
2009-0530-ysg740
Kad10-046
□いま見給ひてむ」と宣ふ。
(浮舟)「絶え・・・とや」
さきざきよりもいと見捨てがたく、・・・□
巻五十一 浮舟 07 浮舟
絶え間のみ 世にはあやふき 宇治橋を
朽ちせぬ物と なほ頼めとや
2009-0530-ysg740
Kad10-046
□いま見給ひてむ」と宣ふ。
(浮舟)「絶え・・・とや」
さきざきよりもいと見捨てがたく、・・・□
源氏物語歌集 739
巻五十一 浮舟 06 薫
宇治橋の 長き契は 朽ちせじを
あやぶむかたに 心騒ぐな
2009-0529-ysg739
Kad10-046
□・・・、慰めかね給ひつつ、
(薫)「宇治・・・ぐな
いま見給ひてむ」と宣ふ。□
巻五十一 浮舟 06 薫
宇治橋の 長き契は 朽ちせじを
あやぶむかたに 心騒ぐな
2009-0529-ysg739
Kad10-046
□・・・、慰めかね給ひつつ、
(薫)「宇治・・・ぐな
いま見給ひてむ」と宣ふ。□
源氏物語歌集 738
巻五十一 浮舟 05 浮舟
涙をも 程なき袖に せきかねて
いかに別れを とどむべき身ぞ
2009-0528-ysg738
Kad10-040
□女も、限りなくあはれと思ひけり。
(浮舟)「涙を・・・身ぞ」
風の音もいと荒らましく、・・・□
巻五十一 浮舟 05 浮舟
涙をも 程なき袖に せきかねて
いかに別れを とどむべき身ぞ
2009-0528-ysg738
Kad10-040
□女も、限りなくあはれと思ひけり。
(浮舟)「涙を・・・身ぞ」
風の音もいと荒らましく、・・・□
源氏物語歌集 737
巻五十一 浮舟 04 匂宮
世に知らず 惑ふべきかな さきに立つ
涙も道を かきくらしつつ
2009-0527-ysg737
Kad10-040
□・・・、え出で給はず。
(匂宮)「世に・・・つつ」
女も、限りなくあはれと思ひけり。□
巻五十一 浮舟 04 匂宮
世に知らず 惑ふべきかな さきに立つ
涙も道を かきくらしつつ
2009-0527-ysg737
Kad10-040
□・・・、え出で給はず。
(匂宮)「世に・・・つつ」
女も、限りなくあはれと思ひけり。□
源氏物語歌集 736
巻五十一 浮舟 03 浮舟
心をば 嘆かざらまし 命のみ
定めなき世と 思はましかば
2009-0526-ysg736
Kad10-038
□女、濡らし給へる筆を取りて、
(浮舟)「心を・・・かば」
とあるを、・・・□
巻五十一 浮舟 03 浮舟
心をば 嘆かざらまし 命のみ
定めなき世と 思はましかば
2009-0526-ysg736
Kad10-038
□女、濡らし給へる筆を取りて、
(浮舟)「心を・・・かば」
とあるを、・・・□
源氏物語歌集 735
巻五十一 浮舟 02 匂宮
長き世を たのめてもなほ 悲しきは
ただ明日知らぬ 命なりけり
2009-0525-ysg735
Kad10-037
□・・・、涙落ちぬ。
(匂宮)「長き・・・けり
いとかう思ふこそゆゆしけれ。□
巻五十一 浮舟 02 匂宮
長き世を たのめてもなほ 悲しきは
ただ明日知らぬ 命なりけり
2009-0525-ysg735
Kad10-037
□・・・、涙落ちぬ。
(匂宮)「長き・・・けり
いとかう思ふこそゆゆしけれ。□