源氏物語歌集-悠山人編

『源氏物語』中の短歌(和歌)のすべてを、
原作の順序にしたがって、紹介する。→日本初!

05若紫11 まことにや

2007年05月25日 | 05若紫~08花宴
源氏物語歌集 055
巻五 若紫 11 尼君

    まことにや 花のあたりは 立ち憂きと
    霞むる空の 気色をも見む

2007-0525-ysg055
Kad01-167

□・・・わづらふ」 御返し (尼君)「まことにや・・・をも見む」 と、
よしある手のいとあてなるを、うち捨て書い給へり。 御車に奉る程、大殿より、
(人人)「いづちともなくておはしおはしましにける事」とて、御迎への人人、・・・
□(角文版)